契約結婚ってよく聞くけど一体何?メリットやデメリットもチェック!
2018.04.22 01:20
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結婚の形は人それぞれですが、最近密かに注目されているのが「契約結婚」です。結婚しない人、したくても何らかの理由で出来ない人が増える中、契約結婚は新しい結婚の形として今後根付いていくかもしれません。今回は、そんな契約結婚がどんなものなのか、メリットやデメリットなどをご紹介します。
契約結婚とは…?
契約結婚というのはそもそもどういうものなのかを、まずはご紹介します。お互いに結婚する意思があり、結婚についてあらゆる取り決めをした上で婚姻届を提出することが一般的に契約結婚と言われています。
分かりやすく言い変えると、結婚に関してお互いにメリットがあるがゆえに契約結婚を結んで、わだかまりのない結婚生活をスタートさせるということ。
結婚は口約束の部分が多いものですが、それをきちんと文書や取り決めとして設定して結婚します。
愛し合っているカップルでもそうでない関係でも、契約結婚は可能ということになります。
偽装結婚や事実婚との違い
契約結婚と聞くと「偽装結婚」とどう違うの?と思ったり「事実婚」で良いのでは?と思ったりする人もいるはず。しかし、この二つと契約結婚とは意味も内容も大きく異なってきます。
まず偽装結婚はお互いに結婚する意思がなく、結婚している実体がないのに結婚していると見せかけていることです。
結婚によって得られる何らかの利益などを目的としている場合、犯罪として扱われてしまうケースもあるのだとか…。
そして事実婚というのは、結婚しているにもかかわらず婚姻届を提出していない状態を指します。
この場合、戸籍上は未婚ということになりますが、実際には結婚生活があり婚姻届を提出している夫婦と同じように生活しているのです。
事実婚では結婚によって得られる保証などが受けられないというデメリットがあり、別れてもバツが付かないというメリットがあります。
契約結婚をする時に決める事
契約結婚の時に決める事はカップルにより異なりますが、よく決められる事として挙げられることをご紹介します。まず、結婚生活においての家事や金銭の分担は基本的に決めるカップルがほとんどと言われています。
そして、決め事を破った時にどうするのかも併せて決めるのです。
中には恋人を作っても良いかどうかなど、恋愛についての取り決めをする事もあります。
何を目的とした契約結婚なのかによって決め事は異なりますが、後で揉め事にならないために何が必要なのか考えておきましょう。
尚、これらを文書としてまとめ契約書を作るカップルも少なくありません。
契約結婚のメリットとデメリット
契約結婚をすることによりメリットやデメリットがもちろんあるので、この項でご紹介します。まず、メリットとしては約束事が契約になるので、破れば契約違反となり定めた罰を受ける必要があります。
そのため約束をお互いに守る努力をするので、イライラしたり喧嘩をしたりということが少ないでしょう。
反対にデメリットとしては恋愛ムードになりにくい、周囲に理解されにくいという点が挙げられます。
契約という言葉で縛られていると、恋愛というよりは取引関係だと感じやすく気持ちにセーブが掛かってしまうことが…。
そして、今はまだ世の中に浸透していない結婚の方法であることから、理解してくれない人は少ない傾向があります。
こういったメリットやデメリットを踏まえた上で、契約結婚を考えた方が良さそうです。
契約結婚の終わらせ方
契約結婚を終わらせる場合にはどうすれば良いのでしょうか。これは一般的な結婚と同じく離婚届を提出し離婚するだけなので、難しいことはありません。
ただし、結婚時に何年間の契約結婚と決めている、離婚時に対する取り決めをしている場合はこれに則る必要があります。
もちろん婚姻期間中に2人の意思が変われば、その都度お互いの合意の下内容を変えて良いものなので臨機応変に考えましょう。
いかがでしたか?
契約結婚と聞くと何やら色々難しい…と思う人もいるかもしれませんが、2人で決めたルールを守り結婚をすると考えれば良いのです。
もちろんお互いに過ごしていく中で気持ちや考え方が変わる場合もあるので、常に話し合いやコミュニケーションは大切にしましょう。
お互いが納得していれば契約結婚はメリットばかりですし、結婚への気持ちは前向きになるはずです。(modelpress編集部)
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