高橋一生(C)モデルプレス

高橋一生「いずれ弟子入りしたいと思っていた」憧れの人との対面に興奮【脛擦りの森】

2026.04.10 22:04

俳優の高橋一生が10日、都内で行われた映画「脛擦りの森」公開初日舞台挨拶に、共演の蒼戸虹子、黒崎煌代、メガホンをとった渡辺一貴監督とともに登壇。憧れの人との対面に喜んだ。


高橋一生「脛擦りの森」脚本読んだ感想

黒崎煌代、高橋一生、蒼戸虹子、渡辺一貴監督(C)モデルプレス
黒崎煌代、高橋一生、蒼戸虹子、渡辺一貴監督(C)モデルプレス
本作は、荒木飛呂彦氏の人気コミックを実写化した『岸辺露伴は動かない』シリーズをヒットに導いた渡辺一貴監督、主演・高橋によるオリジナル映画。岡山の妖怪伝承「脛擦り(すねこすり)」に着想を得て、人里離れた森で起こる、神秘的で美しくも残酷な愛の物語を描く。

高橋一生(C)モデルプレス
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脚本を初めて読んだ際の感想を求められると、森の奥深くで暮らす“謎の男”を演じる高橋は「非常に叙情的といいますか、風景とか、セリフも少なめで淡々と物語が進んでいくように見えるんですが、やはりそこは実際に現場に入って、ロケ地で撮影させていただいて経験していくと、台本の世界がなぜ端的だったのかというのが、僕らで膨らますための台本だったり、現場の世界観だったりを吸収してさらに膨らんでいくような台本だったかなということは、初めから感じていた本ではありました」と語った。

高橋一生のオファー理由

渡辺一貴監督(C)モデルプレス
渡辺一貴監督(C)モデルプレス
また、NHKに勤めていた際に、4年ほど岡山に赴任をし、そこで妖怪“すねこすり”の話と出会ったという渡辺監督は、なぜ高橋にオファーをしたのか尋ねられると「一生さんがNHKの番組でゲストに出られた時に、僕はテレビで見ていて、番組の最後で『すねこすりが好きです』と言って終わったという番組があって(笑)、それを覚えていたんですけど、“すねこすり”を題材に脚本を書いている時はそれを忘れていて、でも“すねこすりってどこかで聞いたことあるな”ということだけが残っていたんです。それで脚本が終わったあとにみんなで話をしている時に、“そういえばあの時、一生さんが言っていたのは『すねこすり』だ”と一致して、この老人を一生さんにやっていただいたら、さらに深みのある話になるんじゃないかということで、お声がけさせていただきました」と経緯を告白。同番組のことをよく覚えているという高橋は、なぜ“すねこすり”に興味を持ったのか聞かれ「通行人の邪魔をして人を転ばせる存在ってどういう存在意義なのか謎だったんですね。やっぱりそこには何か理由があったりとか、そういうことを想像するだけの余白がある妖怪だったんですね。“あかなめ”なんて言っちゃいますと、あかをなめるだろうっていう話ですよね。そうなると“すねこすり”はなぜ“すね”なのか、なぜ“こする”のか、色々考え始めたら僕の脳みそはいつもそういうところに引っかかるもんで、なんだか気になってしょうがなかったっていうのが、子どもの頃からずっとありましたね」と打ち明けた。

高橋一生「いずれ弟子入りしたいと思っていた」憧れの人に対面

高橋一生(C)モデルプレス
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2加えて、高橋は「ちょっといいですか」と話を続け、「番組で紹介させていただいた『怪異集成(怪異妖怪記事資料集成)』という、通称“湯本鈍器本”と呼ばれている、5kgぐらいある本があるんです。大正時代からの新聞とか伝記で語り継がれてきたことを、集めたものにしていらっしゃる湯本(豪一)さんが、(この日)お越しくださいまして、『お会いしてお話ししたい』と仰ってくださって、これまでの人生で5本の指に入るぐらい緊張しました。普段あまり緊張しないんですけど」と目を輝かせ、「20年もその集成にかけられて、怪異というものを追っていらっしゃる湯本さん。いずれ弟子入りしたいと思っていた湯本さんにお会いできるなんて思っていなかったんので…ごめんなさい、興奮して何の話だかわかんなくなっちゃった(笑)」と饒舌に話して会場の笑いを誘った。

さらに、話が止まらない高橋は「“すねこすり”についてのお話を湯本さんとできるなんて思ってもみなかったので、何十年か越しに子どもの頃から好きだった“すねこすり”の話を湯本さんとまさかしているなんて…。今日、ちょっと眠れなくなるだろうなと思っております」と興奮冷めやらぬ様子だった。

高橋一生、朝2時起きで4時間メイク

高橋一生(C)モデルプレス
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そして、特殊メイクをして撮影もしたという高橋は「朝の2時に起きて、4時間メイクをさせていただいて、6時出発ぐらいの形で毎日やっていましたね」と苦労を明かし、特殊メイクをした姿だけでは高橋だとはわからない見た目だったそうで、高橋は「冗談だったのか本気だったのかよくわからないんですけど、最初は僕であることを隠すみたいな話を伺っていて、『それはすごく面白い試みですね』って言っていたら、それは冗談だったみたいで、普通にポスターに“高橋一生”って載っていること自体を避けたかったんですけど、どうも大々的にこんな大きな劇場で扱っていただけるような作品になってしまって、本当だったら15分だったんですよ皆さん、この映画は。なんですけど61分になっちゃいまして。なんて映画って自由なんだっていう気持ちで今ここに立っております」とコメントした。(modelpress編集部)
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