「時には懺悔を」メインビジュアル(C)2026 映画「時には懺悔を」製作委員会

中島哲也監督新作「時には懺悔を」8月28日公開決定 特報映像・メインビジュアルも解禁

2026.03.18 07:00

公開延期となっていた、中島哲也監督の新作映画「時には懺悔を」の公開日が8月28日に決定。あわせて、特報映像とメインビジュアルが解禁された。


「時には懺悔を」特報映像・メインビジュアル解禁

今回初解禁となる特報映像は、心電図モニターのビープ音が鳴る中、懸命に生きようとする小さな命から始まる。一転、憔悴しきった主人公、佐竹(西島秀俊)に向かって「お前、神様っていると思うか?」と問いかける投げやりな声。追い詰められ、疲れ果て、敵意をむき出しにした大人たちの「ぶっ殺されてえか」「なんでそんなに悪い子なの!」という怒声が重なる。「分かってんのか!お前は今自分が何をしているのか!」と聡子(満島ひかり)に詰め寄る佐竹に対し、「あの子、生きてちゃいけないわけ?」と聡子が佐竹に逆らうように感情を露わにしている。

「産んだ責任取れって?」と突きつける民恵(黒木華)。「俺が殺したんだ」と告白するようにつぶやく佐竹。大人たちの表情がわずかに和らぎ、誰かの声に耳を傾けるような眼差しも見える。やわらかい光に満ちた川岸の道を、大きめのベビーカーを押して歩く男の姿に載る「生きていく。たとえ神様なんていなくても―」というコピーが胸の奥に染みわたる。そして画面は再び小さな手を映し出す。映像冒頭にはなかった大きな手を握るその手は、これから生きていく、と覚悟とも取れる力強さを感じさせている。

あわせて公開されたメインビジュアルは、「生きていく。たとえ神様なんていなくても―」と覚悟の表れとも取れる力強いコピーが目に飛び込んでくる。苦悩なのか、後悔なのか、涙を浮かべ呆然と何かを見つめる佐竹。追われているのか、それとも追っているのか、懸命に走る聡子。冷たい感情を静かに滲ませる民恵、自制できずにわめく明野(宮藤官九郎)、諦めにも似た感情で視線を送る由紀(柴咲コウ)。さらに塚本晋也、佐藤二朗、片岡鶴太郎、そして役所広司らベテラン俳優たちの姿も。そんな大人たちの中心で、喜びの表情を見せている新の笑顔がとても愛らしく、まるで翳りを見せる大人たちを照らす太陽のようである。

中島哲也監督新作「時には懺悔を」

原作は打海文三氏の同名小説で、重度の障がいを抱える子どもを通して描く、親子の絆の物語。「下妻物語」「告白」など、圧倒的な映像美や先鋭的な演出で、新作を発表する度に日本映画界に衝撃を与えてきた中島監督が、傑作ミステリー小説の映画化に挑む。

中島監督は「見る人の気持ちを動かす映画ができるのでは」という想いをずっと抱き続けてきたという。脚本を書き始めた当初はなかなか賛同者を得られなかったが、構想18年という時を経て、まさに新境地と呼べる感動作が完成。「過去に大きな傷を負った大人たちが、今を必死に生きる“たったひとつの小さな命”と出会い、人生の活路を見出す物語」を独自の視点と緻密な演出で描き出している。

主演を務めるのは、中島監督と初タッグとなる西島。家族との不和を抱えながら生きる男・佐竹を演じる。さらには本作で同じく中島組に初めて参加し、西島と初共演を飾る満島、そして黒木、宮藤、柴咲、塚本、片岡、佐藤、役所など日本映画界の至宝たちが、“奇跡の物語”を届けるために集結した。(modelpress編集部)

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