板垣李光人、実写映画初主演 SNSで話題の“小さすぎて怖い”小説「口に関するアンケート」映画化決定
2025.11.25 07:00
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背筋氏による小説「口に関するアンケート」(著者・背筋/ポプラ社刊)が2026年に映画化決定。俳優の板垣李光人が、同作で実写映画初主演を務める。
SNSで話題の小説「口に関するアンケート」映画化決定
女性の口元が大きく写された不気味な表紙、奇妙なタイトル、そしてスマートフォンよりも小さい異様なサイズ感。書店に並ぶ数多の小説と一線を画す強烈な存在感を放つ書影。一度見たら忘れられない手のひらサイズの装丁とたった60ページという短い物語の中でしっかりと恐怖を味わえる“新感覚な読書体験”として、SNSを中心に「小さすぎて逆に怖い」「怖すぎて人に薦めたくても薦められない」「読んだ感想を何一つ言えない」と話題が拡散し、累計32万部を突破した同作。心霊スポットとして知られる墓地に肝だめしに向かった大学生たち。しかし翌日、1人の女子大生が忽然と姿を消した。残されたのは墓地を訪れた5人の大学生たちが語る“不可解な証言”だけ。あの夜、いったい何が起きていたのか?証言から導かれるその“真相”を知った者には、何が起きるのか。デビュー作の「近畿地方のある場所について」が「このホラーがすごい!2024年版」1位を獲得し、モキュメンタリーホラーブームの旗手となった背筋が手掛けた本作は、2024年9月に刊行されると印象的なサイズでの出版や予測不可能な展開、“アンケート”で明かされるあまりにも衝撃的な結末が話題を呼び、瞬く間にベストセラーとなった。発売から1年が経った現在でも、「2025年 上半期ベストセラー」や、今年6月に発表された「このホラーがすごい!2025年版」では第4位になるなど、注目を集め続けている。
そんな本作が、今夏映画化され興行収入が15.5億を突破するヒット作となった「近畿地方のある場所について」に続いて、実写映画化決定。製作を務める田口生己プロデューサーは「途切れることのない緊張感、想像しただけで身の毛もよだつ恐怖、あっと言わせる展開、小説という枠を超えた“背筋さん”というエンタメにどっぷりと引きずり込まれました」と原作小説に魅了され映画化を熱望。本作の監督を、日本ホラー映画界の第一人者・清水崇氏にオファー。
「呪怨」シリーズで日本人監督として初めて全米No.1を達成し、「犬鳴村」「あのコはだぁれ?」など数々のヒット作を連発してきた清水監督は、背筋の原作の映像化のオファーを受けて「こんな小さな薄い本で!?って…でも背筋さんの世界に触れてみたかったし、板垣くんとも組んでみたかったので、引き受けました。…今思えば、あれがいけなかったのかもしれません…映画を最後までお楽しみいただけたら幸いです。では、もぅいきますね」と不可解なコメントを残している。また、原作者の背筋は大ファンだと公言する清水監督が自身の著作を映像化することについて、「私には想像もつかないほど、新しくて怖くて面白い映画に仕立てられるのでしょう」と語っている。
板垣李光人、実写映画初主演
主演を務めるのは、今活躍が注目される俳優・板垣。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」で雨清水三之丞役を務め、報道番組「news zero」にも出演するなど、多方面で才能を発揮し続ける板垣が、本作で実写映画単独初主演を飾る。板垣は墓地への肝試しに行こうと言い出した大学生グループの1人である主人公・村井翔太役を演じ「原作から感じた、あの衝撃的な感覚を映画を観た方々にも味わっていただきたい。その想いをもとに映画だからこその体験をしていただくべく、監督をはじめとしたスタッフ、キャスト全員で創り上げました」と原作の衝撃的体験を映画館でも味わってほしいと意気込みを語っている。(modelpress編集部)板垣李光人(主演)コメント
背筋さんの原作を拝読した際、自分が抱くホラー小説の概念が覆されました。この全く新しい読書体験を映像化するという挑戦に、自らが参加できることを光栄に思います。世界中に恐怖の風を吹かせてきた清水監督指揮のもと、村井翔太として生きた時間は苦しくも貴重で、楽しいものでした。自身が原作から感じた、あの衝撃的な感覚を映画を観た方々にも味わっていただきたい。その想いをもとに映画だからこその体験をしていただくべく、監督をはじめとしたスタッフ、キャスト全員で創り上げました。大学生たちが語る証言は何を意味するのか、果たしてどんな"災い"をもたらすのか。それはあなた自身で、お確かめください。きっと誰かに話したくなるはずです。背筋氏(原作)コメント
清水崇監督によるホラーと聞いてなにを思い浮かべるでしょうか。「呪怨」シリーズ、「◯◯村」シリーズ、「ミンナのウタ」、「あのコはだぁれ?」…。世代や嗜好性によって清水作品の印象は変わるのかもしれません。裏を返せばそれは、長きにわたってホラーというフィールドで多くの挑戦を重ねてきたことの証左とも言えます。根底に流れる哲学は同じながらも、色々な描き方で恐怖を表現する監督。その手にかかったとき、『口に関するアンケート』はどのような映画になるのか。ファンとして、原作者として想像が止まりません。しかし、同時にそれが無駄なことだともわかっています。きっと私には想像もつかないような、新しくて怖くて面白い映画に仕立てられるのでしょうから。この映画が世のホラー好きにとっての、そして私にとっての新たな「清水崇監督によるホラー」になることを楽しみにしています。清水崇氏(監督)コメント
映画監督の清水崇といいます。まず背筋さんの原作を映画化って依頼を受けて、思いました。何故、僕なんだろう?こんな小さな薄い本で!?って……でも背筋さんの世界に触れてみたかったし、板垣くんとも組んでみたかったので、引き受けました。…今思えば、あれがいけなかったのかもしれません…。シンプルで短く“読み物でこそ!”の原作を、長編映画として見応えあるものに仕立て直したくて、原作を読んだ方にも読んでない方にも楽しんで欲しくて、脚本家の山浦さんやプロデューサー陣と打合せを重ねました。背筋さんにも意見を聴きながら…それはもぅ…楽しくて楽しくて…。撮影は、思いのほか順調で、有意義な体験でした。…あっやっぱり、全部お話しなくちゃいけませんよね?…でもそれは映画を観ていただく方の楽しみを奪いかねないので、僕はこの辺で…映画を最後までお楽しみいただけたら幸いです。では、もぅいきますね。田口生己氏(企画・プロデューサー)コメント
その得体のしれない恐怖は、原作本を手に取った時からもう始まっていました。途切れることのない緊張感、想像しただけで身の毛もよだつ恐怖、あっと言わせる展開、小説という枠を超えた“背筋さん”というエンタメにどっぷりと引きずり込まれました。そんな「口に関するアンケート」を劇場体験としてさらに面白く描いてみたい、その機会が得られたことにとても興奮しています。脚本制作は楽しくも、とても困難なものでしたが、背筋さんとも沢山会話を重ね、ワーナー・ブラザースの作品として自信をもって皆様にお届けできる脚本が出来上がりました。主人公は、板垣李光人さんです。「はたらく細胞」という映画でもご一緒していますが、どんな役にもすっと入り込めるその抜群の感性が大好きな俳優さんです。今作では、見えない恐怖や複雑な心の揺らぎを繊細に演じ切ってもらいました。皆さんに楽しんでもらえる映画にするべく、清水監督と共に制作に励んでおります。でもこの映画の結末を話すべきかは、ご覧になった皆さんでご判断ください。では、失礼します。あらすじ
心霊スポットとして有名な墓地に肝だめしに行った大学生たち。しかし翌日、その中の1人の女子大生が姿を消した。残された手掛かりは、墓地を訪れた5人の大学生たちが語る“不可解な証言”だけ。あの夜、いったい何が起きていたのか?証言から明らかになる “真相”は口にするのも恐ろしい衝撃的な結末だった。
【Not Sponsored 記事】
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