高石あかり、松田元太、水上恒司(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会

トラジャ松田元太・水上恒司・高石あかり、互いの声の印象とは? 映画「たべっ子どうぶつ」3ショットインタビュー

2025.05.09 17:00

Travis Japan松田元太水上恒司高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)らが声優を務める映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」(5月1日公開)より、3人が本作の魅力や、好きなキャラクターなどについて明かした。


松田元太・水上恒司・高石あかり「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」

「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」ポスター(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」ポスター(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
1978年の発売から47年もの間、長らく愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」。さまざまな動物をかたどったビスケットにその動物のアルファベットが記され、「おいしく、楽しく、食べて学ぶ」をテーマに、日本はもとより世界20カ国以上で販売されるギンビス社のロングセラー商品である。近年、キャラクター商品なども幅広く展開され、若者を中心に爆発的な人気を誇っている。

高石あかり、松田元太、水上恒司(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
高石あかり、松田元太、水上恒司(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
本作の公開直後から反響がSNS上などで続出し、今話題を呼んでいる。そんな本作で、世界的人気を誇るスーパーアイドルグループ「たべっ子どうぶつ」のリーダー・らいおんくんの声を務めた松田、ぞうくん役・水上、映画オリジナルキャラクターとなる、ぺがさすちゃんの声優・高石が本作の魅力や、好きなキャラクターなどについて明かした。

松田元太・水上恒司・高石あかり、互いの声の印象は?

高石あかり、松田元太、水上恒司(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
高石あかり、松田元太、水上恒司(C)ギンビス(C)劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
― 本作で演じられた、らいおんくん、ぞうくん、ぺがさすちゃんそれぞれの魅力について教えてください。

松田「らいおんくんの熱さと仲間想いな部分、その可愛らしさも含めて、本当にアイドルだなというのを感じました。自分もアイドルとして色々活動をさせていただいている中で、勉強になる部分もありました。らいおんくんがもし人間だったとしたら、もう本当に可愛くて、元気を与えてくれるんだろうなと、そういう妄想もしてしまいました」

高石「ぺがさすちゃんはすごく見た目はカワイイんですけど、かっこいいところがすごくあるキャラクターだなと思っています。正義感が強くて、仲間想いでみんなを1番最初に助けようとする瞬間もあったりして、そういう部分は憧れます。私も家族とか友人に対して似たような感情を持つことが多いので、そこは似てるのかなと思います」

水上「ぞうくんは、気になる部分を全部指摘するのではなく、放置する時は放置して、見守るときは見守って、でもここは言わないといけないっていう時に、必ず相手がハッとさせるような言葉を投げかけられるようなキャラクターです。どんな人でも近くにいてほしいなって思うと思うんですよね。そういうところにすごく魅力を感じましたし、そこをうまく演じる嬉しさと難しさとやりがいを感じましたね。自分は、相手が欲しいであろう言葉を投げかけることはできないんですけども、周りを見てるっていう意味でいくと、僕はキャッチャーもやってましたし、そういったところは似てるのかなと思います」

― お互いの声の印象はいかがでしたか?

松田「まず、ぞうくんに関しては、おじさまが演じられたような安心感があるなと感じました。さっき水上さんも仰ってたように、放置されているらいおんくんの寂しさを感じる部分もあったんですが、的確なアドバイスをいいタイミングでぞうくんからポロっと言われた時の声は、やっぱり心に刺さりました。ぺがさすちゃんは、意外と鋭い部分っていうのがよかったですね。歌も透き通っていて綺麗でしたし、いろんなギャップのあるキャラクターだなと感じました。らいおんくんとしてはやっぱり嫉妬もありましたし、僕としても、いや、『歌うまっ!!』ていう嫉妬もありましたね」

高石「嬉しい。ありがとうございます。私は、収録の時にお2人の声聞いていて、あまりにも凄くって『どうしよう』って思っていました。声優のお仕事を何回もされたんだろうなって勝手に思ってました」

水上「(松田さんへ)らいおん2回目ですもんね」

松田「らいおんだけなんです」

一同「(笑)」

水上「すごいですよね。松田さんの声が、すごく愛おしかったですね。らいおんくんのキャラクターもあるかもしれませんが、今日、いろんな取材をご一緒しましたけど、8割・9割は、松田さんそのものなんですよ、らいおんくんって。世の中の人たち、Travis Japanのファンの方々が、松田さんを愛したくなるっていうか、追いたくなっちゃうっていう気持ちもわかりました。もしかしたら、ファンの皆さんはぞうくんみたいな人たちばっかりなのかなっていうイメージもしてしまいますね」

水上「あと、高石さんが演じるぺがさすちゃんがひよこちゃんに、『ごめん、何言ってるかわかんない』っていうシーンがあるんですが、そこで言葉をただ投げるんではなくて、ひよこちゃんのことを傷つけないように、でも、『わからない。ごめんね』っていうことを言わないといけないシーンなんです。そのセリフを聞いて、やっぱり慈悲深いっていうか。そこがすごい僕は引き込まれました」

松田「傷つけないし、なんか成長させてくれるような投げかけでしたね」

水上「でも、ちゃんと“自分にはわからない”っていうニュアンスがあるんですよ、高石あかりには!」

高石「ありがとうございます(笑)」

松田元太・水上恒司・高石あかり、お気に入りのキャラクター明かす

― ご自身のキャラクター以外で、お気に入りのキャラクターを教えてください。

高石「私は、立木さんのお声もあって、この映画のキャラクターの中ではわにくんが一番好きです。映画の最初の方に、泡風呂で歌ってるシーンがあるんですけど、『泡、泡~♪』って、ニュアンスも素晴らしくて」

水上「映像とリップが合ってないのに、OKって納得させちゃうのがすごいですね!」

高石「たしかに!めちゃくちゃ素敵でした」

松田「僕は、ペロが好きですね。ペロの可愛さにはもうキュンキュンしましたし、声聞くだけでも癒されました。映像でも、ちょっと動いただけでも愛おしさがあって、本当に存在してほしいなと思いますね」

一同「(笑)」

水上「(ペロ役の大野りりあなさん)8歳ですって、、」

松田「若いですね」

高石「めちゃくちゃ上手ですよね。別の作品とかでも、本当にとんでもないですもん」

松田「化け物ですね(笑)」

水上「自分は、わたあめ軍団から追われた先で出会う、2人組の人間のキャラクター、あごひげとアフロがいるんですけど、あのキャラクターが好きですね。めちゃくちゃうまいなって思いながら聞いてました」

― この作品の中で、特に注目してほしいポイントを教えてください!

高石「物語性ですね。きっと『たべっ子どうぶつ』の映画化と聞いて、小さな子供向けというイメージを持たれる方が結構多いと思うんですけど、ぜひ大人の方に見ていただきたいと思う作品になっているんです。この作品の物語の最後、どんでん返しもあって、ぜひ、そういうところにも注目していただきたいですし、とても面白い作品になってると思います」

松田「今回、大スターの声優さんがたくさんいらっしゃいますし、やっぱり耳の楽しさというか、『これ、あの人の声だ!』みたいになってしまって、すごくウキウキして、なんかどんどん楽しくなります。あと、物語もそうですし、声もやっぱり面白さもあって、映像のスケールも大きいです。たべっ子どうぶつたちもモフモフで可愛らしさがちゃんと詰まってて、その可愛らしさもおもしろくて。とにかく面白いが詰まってるので、楽しんでほしいなって思います」

水上「たくさんありますけどね。たべっ子どうぶつたちの奮闘と、内輪もめに注目いただきたいですね。コンプライアンス重視のご時世ですから、みんな“こうしないといけない”みたいな、正解はわかっていると思うんです。だけど、いろんな要因があったりして、なかなかそういったものを守れないところもあって。是非、この映画の世界観を体現した世の中になってほしいなと思いますね。そんなこの映画の世界感を見てほしいです」

― まだ映画を見ていない方へのメッセージをお願いします!

高石「さっきもお話した『物語性』の部分を大人の方に楽しんでほしいということと、本当に映像がすごく素敵で、出てくるキャラクターたちのモフモフ感がすごく直に感じられる作品となっているので、ぜひ映画館で見ていただきたいなと思います!」

水上「例えば、白石和彌監督の作品のようなバイオレンス系が好きな大人の方はちょっと物足りなく感じるかもわかりませんけれども。でも是非、お子さんを引率される大人の方は、子供がどんな顔で観ているのかなって気にしながら一緒に観てほしいですね。その時に『何を感じた?』っていう会話で。また、たべっ子どうぶつをきっかけに、その大人と子供の中でのドラマが生まれたらいいなと思います」

松田「皆さんが思ってる以上にこの映画にはピンチがたくさんあって、そのピンチを『たべっ子どうぶつ』たちがどう乗り越えるかっていう部分が見どころですね。その立ち向かっていく姿とか、その瞬間に『なるほどね』って思ってもらえると思います。それに、クスっと笑っちゃうような部分と、ウルっとくるような、いろんなギャップが、本当に詰まってて、大人の方の方が深く色々考えられて面白い作品になってると思うので。映画館で見てほしいです」

(modelpress編集部)
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