堺雅人「マクドナルド」新CM出演 ヒゲ伸ばし撮影挑む

マクドナルド、GWに「トクニナルド」キャンペーン実施

「マクドナルド」では、2025年年間を通して人気の商品を次々おトクにする「トクニナルド」を展開。今回はサイドメニュー「チキンマックナゲット15ピース（ソース3個付き）」を、4月23日から5月20日までの4週間限定で「490円（通常価格740円～）」で販売する。

堺雅人、ヒゲ伸ばし撮影挑む

3月放送の「トクニナルドキャンペーン」テレビCMに続く第2弾でも“Mr.トクニナルド”に扮する堺は、前作同様、金の装飾をあしらった真っ赤なコスチュームにシルクハット、そして足元も真っ赤なシューズでコーディネート。さらに新アイテム、ナゲットのオブジェを乗せたステッキを右手に持ち、バージョンアップを果たしてスタジオに登場した。「“Mr.トクニナルド”の衣装がとても似合っている」と声をかけられた堺は、「複雑な気持ちですね（笑）」と笑いながらも「この赤い衣装で10年後の還暦を迎えたい」と気に入っていることを明かし「頑張ってヒゲも伸ばしてきました（笑）」と周囲の笑いを誘った。

第2弾の舞台は前作と同じくサーカスを彷彿とさせる移動式遊園地“トクニナルドランド”で、大きなゴールデンアーチをデザインしたミラーハウスやバルーンショップ、おトクな商品を決めるルーレットなど賑やかなテントがズラリ。さらに今作では広場の中央に「チキンマックナゲット15ピース」のパッケージを模した巨大な箱が用意され、上にのぼった堺は少し高めのテンションで足元の感触を確かめるようにステップを踏んだ。少し高い位置から広いスタジオ全体を眺めた堺は「美術セットがとても素晴らしいから、“Mr.トクニナルド”としてこの世界で生きられるのがとても楽しい」と喜びを語った。

堺雅人、演技で周囲のスタッフを圧倒

新テレビCMはカメラを長回しにして1カットで撮影するスタイルが採用されたが、演技の練習を繰り返し、完璧に仕上がっていた堺は、1テイク目から演技で周囲のスタッフを圧倒。細かな動きやセリフの“間”など、監督が新しい演出を追加すると、堺はすぐにアレンジを加えた演技の練習を行い、準備が整うとすぐに撮影をスタート。完成度の高さを追求するためのディスカッションはその後も繰り返され、1シーンに多くの時間を費やす撮影となったが、無事にOKテイクを獲得した堺が「いいね～。今夜はぐっすり眠れそうだ！」と笑顔で話すと、周囲から大きな拍手が贈られた。

演技を強調するセリフやオーバー気味のアクションを取り入れ、個性派キャラクターの“Mr.トクニナルド”になりきった堺。少しでも空き時間があるとセリフの確認や細かな動作を繰り返し演技の稽古に励むなど、プロとしての意識の高さに周囲の関係者も脱帽していたが、そんな堺がピタリと動きを止め、じっと考え込んでしまうひと幕も。堺が「だんだん歌舞伎みたいになってきたな…。やったことないのに（笑）」とつぶやきながら、歌舞伎の“見得”のようにさらに力強いアクションを披露するとスタジオに笑いが。これで気分が切り替わったのか、堺は次のシーンでも順調にOKテイクを獲得していた。

“トクニナルドランド”のアシスタントと並んで腰かけ、ナゲットを食べるシーンの撮影では、ニッコリ笑いながら足をブラブラさせるなど、ほのぼのとした雰囲気に「子どものピクニックみたいでかわいい（笑）」と周囲のスタッフから声が聞かれる場面も。堺は両隣のアシスタントとナゲットを分けあいながら「ん～～！」と満面の笑顔でパクリ。撮影を終えた後、あらためて新しいソースを試食した堺は「どちらも素晴らしくて甲乙つけがたい。ナゲットとの相性もバッチリです！」とソースのおいしさに感激していた。（modelpress編集部）

堺雅人インタビュー（※一部抜粋）

ー 撮影を終えた感想をお聞かせください。

堺「美術セットがすごく素晴らしいので、あの世界の中で生きられるのがとても楽しいですね。第2弾はビックリ箱みたいな仕掛けもあったので、ドキドキとワクワクと…いろんな感情がそこにあるのが素晴らしいと思いました」

ー 堺さんが今、叶えたいと思っている願いごとを教えてください。

堺「“分かちあう”っていうのは素晴らしい発想ですよね。みんなと一緒に食べるとか、何かをみんなと一緒にやるっていうのは本当に価値があることだと思うので、願いごととしては“みんなで何かをやる”っていうことがすごく素晴らしいと思います。顔を合わせずにやるリモート会議ももちろんいいんだけど…みんなと一緒にそこにいる、ご飯を食べるっていうだけですごく贅沢な気分になれるのはとても素晴らしいと思うので、みんなでご飯会とかできたらなと思います」

ー ゴールデンウイークのような大型連休に休みをとることができたら、堺さんはどんなことを楽しみたいですか？

堺「仕事柄…基本、大型連休ですよ。仕事がダーッとあって大型連休があって、仕事がガーッとあって大型連休…なのでゼロか百か、大型連休か仕事か。1週間とかで分けているわけじゃないので、わりと大型連休っていう言葉は日常ですね。だから大型連休はあんまり嬉しくない、ボクは。そのぶん失業しているってことですから（笑）。でも大型連休は、そういう時こそ日々の生活を大事にというか、早起きするっていうのがすごく贅沢じゃないですか。朝の光を浴びるとか。仕事とはまた別に、朝の光を浴びるっていう休日があってもいいと思うし、あえて規則正しく過ごしています」

ー 堺さんが大好きな人と分かちあいたいものを教えてください。

堺「この年になって季節の行事…みんなと何かやるっていう、お花見とかイベントをみんなとやるっていうのが楽しいんじゃないですかね。そんな特別なことじゃなくても、みんなでご飯作ったり、みんなでピクニックに行ったり。季節もいいですし、お散歩に行くっていうだけでもすごく贅沢だと思うので、“時間”を分かちあいたいと思います」