(左から)大島葉子、モトーラ世理奈(C)映画「恋恋豆花」製作委員会

話題のモデル・モトーラ世理奈、主演映画のエピソード明かす<恋恋豆花>

2018.10.31 14:31

独特な雰囲気とそばかすを隠さないインパクトのあるルックスで話題のモデル・モトーラ世理奈(もとーら・せりな)が主演を務める映画「恋恋豆花」(レンレン・ドウファ)(2019年公開予定)が、台湾・台北市でクランクインし、ロケ終了後東京に移りクランクアップ。モトーラほか、共演する大島葉子と今関あきよし監督からクランクイン時のコメントが到着した。


モトーラ世理奈「まだまだ緊張感でいっぱい」

モトーラは、撮影について「楽しいけれど、まだまだ緊張感でいっぱいです」と心境を吐露。その上で、大島の印象を「カメラが回っていない時にも話しかけてくださって、私の緊張を解きほぐしてくれる、ほんとのお母さんみたいな人」と紹介した。

一方、「モトーラちゃんとの撮影は、最初はどうなるのかな…って思っていたんですけど」と明かした大島は「始まってみると、おとなしいけどとてもいい子で、楽しく撮影しています」と述懐。撮影中のモトーラとの関係性に関して、「空き時間にもおしゃべりしたり、しなかったり。お互いに気をつかわない関係というか、そういう空気感が、最初から自然と出来ている気がします」と話した。

(左から)モトーラ世理奈、大島葉子(C)映画「恋恋豆花」製作委員会
(左から)モトーラ世理奈、大島葉子(C)映画「恋恋豆花」製作委員会

今関あきよし監督、モトーラ世理奈に注文したこととは

そして、今関監督は撮影を「モトーラのいい表情や、大島のいいリアクションが撮れたんで、ほっとしました」と回想。ひとつだけモトーラに演技の注文をしたといい、「劇中、シニカルなモノローグがインサートされるシーンがあるんですが、その時はなるべく明るい感じで演じてほしいと。彼女は黙っているとアンニュイな感じなんで、あえて明るくしてもらって、ギャップを楽しめるような演出をしたいと思っています」と語った。(modelpress編集部)

(左から)モトーラ世理奈、大島葉子(C)映画「恋恋豆花」製作委員会
(左から)モトーラ世理奈、大島葉子(C)映画「恋恋豆花」製作委員会

映画「恋恋豆花」ストーリー

恋愛も人間関係も含め大学生活がつまらなくなり、中退を考えている奈央(モトーラ世理奈)。そんな中、父・博一の提案で、彼の3度目の結婚相手となる綾(大島葉子)と台湾旅行をすることに。父の再婚相手というだけでよく知らない女性となぜ旅行をしなければならないのか、納得がいかないが、せっかくだから思い切り楽しんでやろうと思う奈央の台湾旅行には思いがけない出会いが待っていた。

モトーラ世理奈(もとーら・せりな)プロフィール

生年月日:1998年10月9日
出身地:東京都
趣味:ダンス(高校でダンス部)・ショッピング
特技:変顔

モトーラ世理奈コメント

2日目が終わったのですが、楽しいけれど、まだまだ緊張感でいっぱいです。今回の撮影では、ごはんやスイーツをとにかく1日中食べていて、蔥油餅とか愛玉子とか、もちろん豆花も。それがとっても美味しくて。なんだか食べもので台湾を実感している感じです(笑)。

共演の大島さんは、カメラが回っていない時にも話しかけてくださって、私の緊張を解きほぐしてくれる、ほんとのお母さんみたいな人。今関監督は、人手が足りない時には自分から率先して照明を持たれるような、チーム感を大事にされる方で、私もそのチームの一員になれたかと思うと、すごく嬉しいです。

大島葉子コメント

台湾にはマーティン・スコセッシ監督の「沈黙 ーサイレンスー」の撮影で長く滞在していたし、旅行でも何度か来た、大好きな場所なので、再び、この土地で「恋恋豆花」の撮影が出来ることがとても嬉しいです。

モトーラちゃんとの撮影は、最初はどうなるのかな…って思っていたんですけど、始まってみると、おとなしいけどとてもいい子で、楽しく撮影しています。空き時間にもおしゃべりしたり、しなかったり。お互いに気をつかわない関係というか、そういう空気感が、最初から自然と出来ている気がします。

今関監督の作品に出演するのは今回が初めてですが、監督は俳優の自由な演技を尊重されるので、そこがとてもやりやすいですね。「恋恋豆花」はドキュメンタリー風の撮影もあるので、今関監督ならではの、型にハマらない演出に応えるように頑張ります。

今関あきよし監督コメント

何本も映画撮っていますけど、初日はいつも心配で緊張するんですよ。役者だけじゃなく、実は監督も。今回、初日は雨が降ったり止んだりで。その不安定な天気をかいくぐって撮影をしたんですが、モトーラのいい表情や、大島のいいリアクションが撮れたんで、ほっとしました。「あぁ、これでこの映画は大丈夫だ」と。点数をつけるとしたら85点くらいかな。なかなかの高得点。

ひとつだけモトーラに注文したのは、劇中、シニカルなモノローグがインサートされるシーンがあるんですが、その時はなるべく明るい感じで演じてほしいと。彼女は黙っているとアンニュイな感じなんで、あえて明るくしてもらって、ギャップを楽しめるような演出をしたいと思っています。
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