荒牧慶彦「僕以外が某大手事務所の方々…」 アウェー状態に緊張<シュウカツ3>
2018.10.28 12:43
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映画『シュウカツ3』の完成披露試写会が28日、都内で行われ、主演をつとめる渡部秀、荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎、正木郁と千葉誠治監督が登壇。この日、自分以外全員がアミューズ所属俳優というアウェー状態となったトキエンタテインメント所属の荒牧は、冒頭で「本日はちょっと僕以外が某大手事務所の方々なので緊張していますがよろしくお願いします」と挨拶し、笑いを誘った。
ブラック企業に振り回される若者たちの内定を巡る心理戦を描いた“インテリジェント・サスペンス”の第三弾。全三話のオムニバスとなり、一次面接(第一話)「就職という名のゲーム」で溝口、富田、正木、二次面接(第二話)「遺産」で荒牧、最終面接(第三話)「面接後」で渡部がそれぞれ主演をつとめる。
映画『シュウカツ3』はユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(12月7日~)、大阪シネ・リーブル梅田(12月8日~)ほかにて公開。(modelpress編集部)
荒牧慶彦、アミューズ陣と「はじめまして」の挨拶
荒牧の挨拶を受けて、溝口が「改めまして某大手事務所の溝口琢矢です」とのっかり、ドッと笑いを起こす。オムニバス作品ということもあり荒牧はこの日が初対面のキャスト陣と「はじめまして」と舞台上で丁寧に一礼する一幕も。和やかなトークを終え、最後に感想を求められると「僕も某大手事務所の気分で話させていただきました」とすっかり馴染んでいた。渡部秀、嫌味な役で「ストレス発散」
三作通じて出演した渡部は「1は就活生同士の戦い、2は面接官と就活生、それで今回僕は(会社の)先輩として就活生と戦いました。ちょっとイジワルな先輩社員ということで、1、2と差別化をはかるすごく面白い役どころになったと思います」と紹介。「嫌味な役をやると役者としての幅も広がりますし、普段はなかなか人に嫌がらせなんかできたもんじゃないので、役を通していい意味でストレス発散というか、芝居に魂を込めてしっかりと成立させることができたと思う」と手応えを語り、監督から「(嫌味な役をやって)ファンに嫌われるとか思ったりしないの?」と聞かれると「役柄によっては怖いって言われますが、それは役者冥利につきる」と前向きに捉えていると明かした。正木郁、映画初出演
同作で映画初出演を飾る正木は「僕自身、映画のお仕事が初めてだったのですが、普段も一緒にいるメンバーとの撮影は楽しかったです。圧が強い役で、『初対面でそんなにいく!?』というくらいだったんですけど、面白い感じにできました」と振り返る。「就職という名のゲーム」には同じくアミューズ所属の浦上晟周も出演しており、富田は「朝から夜まで結構(撮影が)長かったんですけど、(18歳の)晟周は年下でちっちゃいから眠くなってきちゃったりして。めちゃくちゃかわいい」と裏話を披露。そんな浦上を敵視する役どころの正木は、監督から「小さい子をいたぶって面白かった?」といじわるな質問を投げかけられると「(演技以外では)いたぶってませんけど!」と慌てて否定しつつ「晟周とはアミューズに入って演技のレッスンを一緒にすることが多かったので、共演自体は初めてでしたが、初めての感じがしませんでした。本人がいい味を出すので、それも面白かったし影響されるシーンもありました」と絆をのぞかせていた。映画『シュウカツ3』はユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(12月7日~)、大阪シネ・リーブル梅田(12月8日~)ほかにて公開。(modelpress編集部)
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