綱啓永「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」場面写真(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会

“本日誕生日”綱啓永「WIND BREAKER」での熱演が話題 アクションのこだわり・作品への深い愛情明かす【独占】

2025.12.24 16:00

映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」が12月5日より公開され、豪華キャストによる絆の物語と圧巻のアクションが話題に。今回は、頭脳明晰かつカンフーや合気道を彷彿とさせる独特のケンカスタイルで、右目の眼帯がトレードマークの蘇枋隼飛(すおう・はやと)役を熱演した綱啓永にフォーカスし、魅力を深堀りする。

  

綱啓永演じる“蘇枋隼飛”が話題

綱啓永「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」場面写真(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
豪華キャストによるアツい絆の物語と、圧巻のアクションに注目が集まる本作。絶賛公開中の本作だが、公開されるやいなや、「誰もが綱くんが蘇枋でよかったと思えるような期待以上の蘇枋が生きていて、すごく感動しました」「きれいなお兄さんの雰囲気が蘇枋さんと合ってたな 親しみやすい明るさもミステリアスさも持ち合わせててどんな俳優さんになるのか読めなくて魅力的」「スマートなアクションかっこよかった アニメとは違った魅力が沢山詰まってて映画の完成度も高くて見てて楽しかった!」など、そのハマり役に絶賛の声が相次いでいる。

クリスマスイブの12月24日に27歳の誕生日を迎える綱。第30回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてグランプリを獲得し芸能界デビュー。その後も多くの映画やドラマ作品で活躍を見せ、今年は本作『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』を含め、『女神降臨Before/After』、『ネムルバカ』、『#真相をお話しします』など多数の映画作品に出演。来年2026年公開予定の『教場 Reunion/Requiem』や『東京逃避行』、『口に関するアンケート』などの注目作品にも出演を控えるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで絶賛活躍を続ける俳優の1人だ。

綱啓永、表現へのこだわり明かす

綱啓永「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」場面写真(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
端正でスタイリッシュな佇まい、涼しげな眼差しが印象的な綱だが、その魅力はクールさだけにとどまらない。品格を湛えたキャラクターから、観る者の感情を強く揺さぶる人情味あふれる役柄までを自在に行き来し、静と動を併せ持つ演技で作品に確かな奥行きをもたらしてきた。本作で綱が演じた蘇枋隼飛は、まさにそんな綱の二面性が立ち上がる存在。右目の黒い眼帯にタッセルピアスというミステリアスな外見の奥に、街を守る正義の不良集団【防風鈴】の一員として秘めた熱を宿す、原作ファンからも非常に人気の高いキャラクターだ。

“街を守る正義の不良”という、新たな不良像に挑んだキャラクター作りも、本作の注目ポイントの1つ。仲間想いでありながら謎めいた蘇枋を演じた綱は、「この作品の魅力はアクションにもあると思う。ただの殺陣ではなく拳ひとつひとつに感情を乗せることを意識しました」と告白しており、表現へのこだわりを明かしている。

綱啓永「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」場面写真(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
一方で、作品への深い愛情を感じさせるエピソードも。自身が演じる蘇枋が名乗る場面で「レオナルド・ディカプリオだ」とボケるセリフを“いちばん好きなセリフ”として挙げ、「あのシーンはクランクインの日に撮影したんです。数ヶ月前からプロデューサー陣に『あのセリフ、追加したから』『原作ファンにも人気のセリフだから頼むぞ!』とプレッシャーをかけられていて(笑)。それだけに、思い入れの強い一言ですね」と振り返る。原作に対するリスペクトを込めつつも、実写映画化することでより鮮明に浮かび上がる、綱演じる蘇枋の“感情の揺らぎ”も見どころだ。

綱啓永、アニメ版声優からは太鼓判も

さらに、蘇枋を象徴する名ゼリフのひとつである「さあ…オレと一緒に、大人の階段上ろうか」のシーンは、観客をはじめ多くの絶賛コメントで話題に。本作のイベントで、アニメ版「WIND BREAKER」で蘇枋役を演じた声優・島崎信長(※「崎」は正式には「たつさき」)と夢の登壇を果たした綱。蘇枋はもともと自身が大好きなキャラクターだったこともあり、並々ならぬ思いで作品に臨んだことを明かしている。

その熱演に対して島崎は、「実写で蘇枋をやるのは本当に大変だと思います。アニメだと二次元の力を借りてカッコよく描けますが、実写は余裕で演じなきゃいけないし、バトル中も自然体でなければならない。そんな難しい条件の中でも、綱さんの蘇枋隼飛はちゃんとそこにいました。表面的なものだけでなく、内面まで真摯に取り組んでいるのが伝わる蘇枋でした!」と述べ、“蘇枋役の先輩”として太鼓判を押す一幕も。憧れだった島崎からお墨付きを得た綱の熱演を劇場で観ることができる。

さらに、先日開催された完成御礼舞台挨拶では、「原作のファンとして期待していた以上の作品になりました。三次元でしか表現できない心情もしっかり込められています。素直な感想を広めていただけると嬉しいです」とコメントを寄せた綱。実写版の蘇枋を演じるにあたって、綱がいかに覚悟をもって作品と向き合ったのか。

綱を始めとする、いま最も勢いに満ちた若手俳優たちが、情熱と覚悟をぶつけ合い、生み出した渾身の結晶。 圧倒的熱量が交錯する青春ドラマとアクションの融合が、これまでの常識を打ち破り、新時代の不良映画が、ここに誕生する。

実写映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」

本作は、不良が街を守る、ヒーローになる。破壊ではなく、守るために拳を振るうワルたちの闘いを描くヒット漫画「WIND BREAKER」の実写映画化。主人公の孤独な高校生、桜遥を演じるのは水上。桜と共に闘う【防風鈴】のメンバーに木戸、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、上杉柊平、【防風鈴】を見守る紅一点として八木莉可子が加わり、青春と激情が交錯するキャスト陣が集結した。(modelpress編集部)

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