「終点のあの子」ジャパンプレミアに出席した當真あみ(C)モデルプレス

當真あみ、憧れの存在語る「現在進行形でどんどん増えていっている」【終点のあの子】

2025.12.01 21:58

女優の當真あみ、中島セナ、平澤宏々路、南琴奈、深川麻衣、石田ひかり、吉田浩太監督が12月1日、都内で開催された映画『終点のあの子』(2026年1月23日公開)ジャパンプレミアに出席。憧れの存在を語った。

  

當真あみ、“普通の女の子”の演技を回想

深川麻衣、南琴奈、中島セナ、當真あみ、平澤宏々路(C)モデルプレス
本作は、狭い世界に固執する私立女子校を舞台に、痛くて切ない青春時代を描く。主人公の希代子を演じた當真は「撮影から1年半ほど経っていて、いよいよこうして皆様にお届けできる日を迎えることができたと、すごく嬉しく思っています」と笑顔。役については「私が演じた希代子は、本当に普通の女の子だなという風に、脚本・原作を読んで思いました。というのも、学生生活の中で発言する方かというと、どちらかと言えば周りに合わせて生活をしている、周りを伺いながら自分もその中に溶け込むように生活をしている女の子で」とし「クラスの中でもすごく目立つというよりは、大人しくしているっていう性格で。お話が進んでいくにつれて、感情のグラデーションがあって、そこで出てくる感情も誰しもが一度は経験したことがある、持ったことがある感情だなという風に思うので。そこをしっかりと表せるように意識しながら演じました」と振り返った。

當真あみ(C)モデルプレス
そして「ベースの性格というか、周りに合わせて生活するとか、そこまで自分から積極的に発言をしないとか、そういう部分が小中学校の時の私にすごく似ているなと思っていたので、役作りに関しては、役を作り込むっていうよりも、自分自身にすごく似ている部分が多かったので、できるだけナチュラルに、自分のまま、自然体に演じられるように意識していました」と明かしていた。

當真あみ、憧れの存在語る

當真あみ(C)モデルプレス
物語にちなんで、かつて憧れていた存在やモノを聞かれた當真は「かつてっていうよりは、現在進行形でどんどん増えていっているんですけど、作品で共演させていただいた俳優の皆さん。皆さんとご一緒することで、今まで画面で見てきた方の素晴らしいお芝居が、この人のこういう性格の部分から成り立っているんだとか、そういうのが撮影の合間とかに垣間見えて。そういうところを見ると、私も現場での振る舞いだったり、お芝居への向き合い方だったり、本を読んだりする姿を見て、自分もこういう風にしっかり勉強していきたいなっていう風に、憧れというか、尊敬っていう気持ちを込めて思いますね」と返答。続けて「特定の方っていうよりも、現場で出会う俳優の皆さん、本当に素晴らしくて。お芝居も一緒にやっていて『あ、今のこういうところも自分もできるようになりたいな』とか、日々勉強というか、学びが続いていますね。だから憧れの方って言うと、先を行く俳優の皆さんかなという風に思います」と明かした。

深川麻衣(C)モデルプレス
希代子の先輩で美大生の瑠璃子を演じた深川は「思いついた答えが、ちょっと場違いかと思うんですけど、髪質。猫っ毛な髪質の方にすごく憧れていて。自分はすごく髪がしっかりしていて、丈夫で直毛なんですよ。猫っ毛な方って、どんな髪型をしててもすごく雰囲気が柔らかくて、海外の女の子みたいに見えて、羨ましいなって思ってない物ねだりをしていたんですけど、そういうのって、性格とか自分にないものも含めて、いざその人に話してみると、猫っ毛の方は猫っ毛の方で『雨の日とかこうだよ』とか、そういう悩みがあって。自分そのままを受け入れようって思えるようになったっていう話でした」と笑顔で明かしていた。

中島セナ、當真あみ(C)モデルプレス
最後に改めてマイクを持った當真は「原作と脚本を見たときに、すごく気持ちが共感できるというか、自分も経験したなという気持ちとともに、すごく痛いところを突かれているような気持ちになって。それは後ろめたく思っていたことだったり、過去の自分に後悔していることがあったり、そういうのも含めて感じるものなんだろうなという風に思ったんです」と回想。「でも振り返ってみて、いつかそれを笑って話せるような大人になりたいと思っていて。この作品は、多分観てくださった大人の方は過去の自分を思い出すでしょうし、学生の方は今自分も同じ状況にいるなとか、それで苦しい思いをしていたりする方もいるかもしれなくて。そういう方はこの作品を観て、自分だけじゃないっていう風にちょっと安心してほしいなという気持ちもあります」と語った。そして「みんなそれぞれが、学生・思春期のこの時代に通ってくるものをこの作品では描いているので。実際に観て、何か自分の中にも同じものがあるなって感じた方は、自分1人だけじゃないっていうのも感じてほしいですし、作品の中ではいろんな人たちがいて、それぞれがすごく葛藤しながらも自分を探していく作品なので。みんな同じように悩んでいるっていうのを感じて、自分自身の在り方、自分の進む道っていうのを、この作品を観て、ゆっくりとしっかりと見つけていただけたらなと思います」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 當真あみ「予想以上に美味しく出来上がった」手作り芋けんぴ公開「真似したい」「おやつに最高」と反響

    モデルプレス

  2. 當真あみ、舞台挨拶で2度涙 3つのサプライズに感激「むちゃくちゃ嬉しい」【ストロベリームーン 余命半年の恋】

    モデルプレス

  3. 【當真あみ&齋藤潤の10問15答】映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」立て続けに共演

    モデルプレス

  4. 齋藤潤「ZIP!」での當真あみの佇まい絶賛「僕が逆にオドオドしていた」【ストロベリームーン 余命半年の恋】

    モデルプレス

  5. 當真あみ&齋藤潤ら「TGC」登場 初々しいランウェイにMC悶絶「可愛らしい」【ストロベリームーン 余命半年の恋】

    モデルプレス

  6. 「TGC北九州2025」當真あみ主演「ストロベリームーン」SPステージ決定 ゲストモデル・メインアーティストも追加発表

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 業界初! 全プラットフォーム横断の大規模読者参加型アワード

    特集

  2. モデルプレス読者モデル エントリー受付中

    特集

  3. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  4. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!

    特集

  7. 日本テレビ系日曜ドラマ「ぼくたちん家」の情報をたっぷり紹介

    特集

  8. FODでは放送中の最新作はもちろん、オリジナルの独占作品も見放題配信中!

    特集

  9. SM ENTERTAINMENT JAPANが手がける『GPP』の情報をお届け!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    竹内涼真&町田啓太W主演、Netflix映画「10DANCE」躍動感溢れる新規場面写真12点解禁

    モデルプレス

  2. 02

    ミセス、10周年ライブ映画化の背景 大森元貴がメンバーに感謝「愛情に満ちたチーム」

    モデルプレス

  3. 03

    ミセス大森元貴“メンバーにも見せたことない姿”公開に踏み切った理由とは

    モデルプレス

  4. 04

    timelesz原嘉孝、自身にとってのヒーローは?「身に沁みて感じた瞬間」も明かす【初恋芸人】

    モデルプレス

  5. 05

    岸井ゆきの&宮沢氷魚、今年中にやっておきたいこと紹介「ありですよね」【佐藤さんと佐藤さん】

    モデルプレス