古川琴音、北村匠海(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会(C)長月天音/小学館

古川琴音&北村匠海、4度目の共演で初夫婦役 浜辺美波&Snow Man目黒蓮W主演「ほどなく、お別れです」出演決定

2025.10.07 05:00

女優の浜辺美波とSnow Manの目黒蓮がW主演を務める映画『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)より、新キャストが解禁。女優の古川琴音と俳優の北村匠海が出演することがわかった。

  

古川琴音、目黒蓮との再共演に「のびのびと演じることができました」

古川琴音(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会(C)長月天音/小学館
今回解禁となったのは、出産を目前に控え、我が子の誕生を夫婦で待ちわびていた矢先、歩道橋からの転落事故で、ある日突然、妻とお腹の子を亡くしてしまう柳沢家。明るく朗らかな妻・柳沢玲子を演じるのは『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022)以来の三木孝浩監督作品への出演となる古川。「またご一緒できることを楽しみにしておりましたが、蓋をあけてみると、起承転結の“起”にあたる本作の導入部分の大切なお話を任せてもらえたので、これは一筋縄ではいかないぞと気合を入れて挑ませていただきました」とオファーがあった時の心境を明かした。

夫を残し若くして亡くなるという難しい役どころに関しては「若くして亡くなった玲子は、端から見ると『もったいない』『かわいそう』『残念』という気持ちになることが多いと思うけど、私は、玲子は最愛の旦那さんに出会い、子どもを授かることもできて、未来に希望を抱いていた幸せな人だったと思っています。だからこそ、『私は幸せだよ、だから安心して自分たちの人生を歩んでね』というメッセージが伝わるといいなと思いながら演じました」と大切な人を残していく側の気持ちに寄り添い、残される遺族への希望を込めながら演じたと語った。

また、夫役の北村とは初の夫婦役ながらも4度目の共演となる本作では、遺族と故人という役柄から会話を交わすシーンは少ないものの、「亮太のことを話すときは自然と北村さんの顔を想像しながら演じることができました」とこれまでの共演経験から、相手を想いながら演じられたとコメント。他にも、目黒とは『海のはじまり』(フジテレビ/2024)で以前に共演があったことからも「濃い役柄でご一緒してきたこともあり、信頼関係はできていたので、楽しくのびのびと演じることができました」と複雑なシーンに向き合いながらも、心地よい現場だったと印象を語った。

北村匠海、出演決めた想い明かす「最初は自信がありませんでした」

北村匠海(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会(C)長月天音/小学館
先日最終回を迎えた連続テレビ小説『あんぱん』(NHK/2025)では、夢を追い続ける夫婦を演じ切った北村が、本作では妻と子どもを一度に失い、たった1人取り残され、現実を受け止められないまま葬儀を迎える夫・柳沢亮太を演じる。

これまでにも『君の膵臓をたべたい』(2017)、『君は月夜に光り輝く』(2019)で春名プロデューサーと、『思い、思われ、ふり、ふられ』(2020)で三木監督と作品を共にしてきた北村は、今回のオファーに関して「正直、最初は自信がありませんでしたが、三木監督と春名プロデューサーから『北村匠海にしかできない』と言っていただき、20代前半に自分の血となり肉となったものをお2人が求めていると感じたので、やらせていただこうと思いました」と出演を決めた想いを吐露。

これまでの2人の作品でも大事な人を失う役が多かったという北村は「カメラの前で自分の大切な人を想い、感情的になるという経験を久しぶりに味わいましたし、現場の空気感もどこか懐かしく感じられました」とこれまでに自分が演じてきた作品を思い起こしながら演じたことを語った。

また、本作で初共演となる目黒については「声が魅力的で、『ほどなく、お別れです』という言葉を聞いたときは、心に残る、感じるものがあり、この作品を作り上げるうえで欠かせない存在だなと思いました」と葬儀の区切りとなる漆原のセリフについて絶賛のコメントを寄せた。

浜辺美波&目黒蓮W主演「ほどなく、お別れです」

「ほどなく、お別れです」ティザービジュアル(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会(C)長月天音/小学館
『小学館文庫小説賞』の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破している長月天音氏の『ほどなく、お別れです』シリーズ(小学館文庫刊)。就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す物語を、日本最高峰のスタッフ・キャストが集結し、実写映画化する。

メガホンをとるのは『アオハライド』(2014)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022)など、青春映画を中心にヒットを連発する三木氏。脚本は『いま、会いにいきます』(2004)、『余命10年』(2022)などの原作ものから、連続ドラマ小説『ひよっこ』(2017)、ドラマ『最後から二番目の恋』シリーズ(2012~)などのオリジナルまで幅広いジャンルの作品を多数生み出してきた岡田惠和氏監修のもと、連続ドラマ『ライオンのおやつ』(2021)など、数々のドラマを手掛けてきた本田隆朗氏。さらに、これまでにGLAY、椎名林檎、スピッツ、平井堅、いきものがかりをはじめとする数多くのアーティストのプロデュースやアレンジを手掛け、ヒット曲を生み出し続けてきた亀田誠治氏が音楽を担当する。

新人葬祭プランナー・清水美空には浜辺、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二を演じるのは目黒。いま最も注目を集める2人が、初共演を果たす本作で“葬祭プランナー”という新たな職業に挑み、感動のヒューマンドラマを届ける。(modelpress編集部)

古川琴音(柳沢玲子役)コメント

三木監督とは、『今夜、世界からこの恋が消えても』以来でしたので、またご一緒できることを楽しみにしておりましたが、蓋をあけてみると、起承転結の“起”にあたる本作の導入部分の大切なお話を任せてもらえたので、これは一筋縄ではいかないぞと気合を入れて挑ませていただきました。脚本を読んだ時は、まだ遠い未来だと思っているけれど、自分が明日死んでも、大切な家族が急になくなってもおかしくない…。あまり考えたくないけれど、そのことについて優しい気持ちで向き合わせてくれるような物語だなと思いました。お腹に赤ちゃんがいて、まだまだ若くて、たくさんの未来があった中で亡くなった玲子は、端から見ると「もったいない」「かわいそう」「残念」という気持ちになることが多いと思うけど、玲子はそうではなかったのではないかと思っています。最愛の旦那さんに出会い、子どもを授かることもできて、未来に希望を抱いていた幸せな人だったと思います。だからこそ、「私は幸せだよ、だから安心して自分たちの人生を歩んでね」というメッセージが伝わるといいなと思いながら演じました。目黒さん、北村さんとは、これまで濃い役柄でご一緒してきたこともあり、信頼関係はできていたので、楽しくのびのびと演じることができました。北村さんは一つ一つの役に愛情を持っている方なので、芝居のやりとりがなくても、お葬式のシーンを陰で見た時は胸がいっぱいになって、亮太のことを話すときは自然と北村さんの顔を想像しながら演じることができました。遠い未来のようで、実はすごく近いテーマの話。その向き合い方を教えてくれるような、本当にあたたかくて優しい物語になっていると思います。ぜひ大切な方と一緒に観ていただけたら嬉しいです。

北村匠海(柳沢亮太役)コメント

最初にお話を伺った時は、「すごく無理難題を投げかけられたな」と感じましたし、メッセージ性の強い作品なので、引き受けるからには100%で向き合わなければと思いました。ただ、別作品の撮影中だったので、正直なところ最初は自信がありませんでした。三木監督と春名プロデューサーから「北村匠海にしかできない」と言っていただき、『君の膵臓をたべたい』や『君は月夜に光り輝く』、『思い、思われ、ふり、ふられ』など、20代前半に自分の血となり肉となったものを、お2人が求めていると感じたので、やらせていただこうと思いました。思い返せば、今までもこのチームの作品では大切な人を失う役が続いていて、今回も妻とお腹の中の子どもを亡くす役どころ。カメラの前で自分の大切な人を想い、感情的になるという経験を久しぶりに味わいましたし、現場の空気感もどこか懐かしく感じられました。目黒さんとは初共演でしたが、実直な方だなと思いました。現場から離れずに取り組む姿からは、座長としての信頼感が伝わり、皆さんが目黒さんを信頼していることがよくわかりました。また、目黒さんの声が魅力的で、「ほどなく、お別れです」という言葉を聞いたときは心に残るものがあり、この作品を作り上げるうえで欠かせない存在だなと思いました。映画は、観る人自身がどのような人生を歩んできたかによって感じ方が変わると思っていて、それはおもしろい部分でもありますし、ある意味、残酷なことかもしれません。この作品は観てくださる方の感受性みたいなものが顕著に現れると思っています。泣ける方もいるだろうし、笑みがこぼれてしまう方もいるかもしれません。皆さんが持っている優しさをより大事にできる映画ではないかと思います。
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