道枝駿佑、生見愛瑠(C)2026「君が最後に遺した歌」製作委員会

なにわ男子・道枝駿佑、映画単独初主演 生見愛瑠ヒロイン&“セカコイ”スタッフ再集結で「君が最後に遺した歌」映画化決定

2025.09.11 05:00

一条岬氏の小説『君が最後に遺した歌』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊/通称:君歌)が映画化され、2026年3月20日に公開決定。なにわ男子道枝駿佑が初の単独映画主演、生見愛瑠がヒロインを務めることが発表された。

  

「セカコイ」チーム再集結「君が最後に遺した歌」映画化決定

「君が最後に遺した歌」(C)一条岬『君が最後に遺した歌』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
第26回電撃小説大賞を受賞した一条氏のデビュー作で、国内興行収入15.3億円、観客動員数120万人を記録し、韓国では邦画実写映画の歴代2位となる観客動員数121万人を記録した、道枝と福本莉子のW主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)。通称「セカコイ」の熱狂から4年、監督:三木孝浩氏×音楽:亀田誠治氏×原作:一条氏、そして主演に道枝を迎え、“「セカコイ」チーム”が再集結。ヒロインには道枝と初共演となる生見が出演。“歌をつくる2人”を通して愛を描く感涙の新作映画『君が最後に遺した歌』の公開が決定した。

今作は、詩作が密かな趣味の主人公・水嶋春人(みずしま・はると)が、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音(とおさか・あやね)と出逢ったことで、彼の平凡な人生計画は大きく変わりはじめる。“歌をつくる”時間を共にしながら、恋心を抱くも才能に翻弄され、それでも互いを愛おしむ2人の、およそ10年にわたるラブストーリーとなっている。

メガホンをとるのは、『アオハライド』(2014年)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)など、数々の恋愛映画を作り上げ、2026年には、『ほどなく、お別れです』の公開も控える三木氏。音楽には、東京事変のメンバーであり、映画『糸』(2020年)で第44回日本アカデミー賞・優秀音楽賞にノミネート、日本を代表する音楽プロデューサー・亀田氏。そして原作は、デビュー作『今夜、世界からこの恋が消えても』で第26回電撃小説大賞を受賞した一条氏。『君が最後に遺した歌』は2020年に発売された一条氏の2作目の小説となる。

「君が最後に遺した歌」ロゴ(C)2026「君が最後に遺した歌」製作委員会
日本国内外で旋風を巻き起こした「セカコイ」チームに加え、脚本には『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)や『君の膵臓をたべたい』(2017年)などを手掛けた、ラブストーリーの名匠・吉田智子氏。三木監督とは『僕等がいた 前篇・後篇』(2012年)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)、『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(2024年)などを共に手掛けている。そんな、感動と共感を呼ぶラブストーリーを生み出し続ける、最高峰のクリエイターたちが集結し、今作の制作に挑む。

道枝駿佑、初の単独主演映画出演

今作で主演を務める道枝は、テレビドラマ『母になる』(2017年)でドラマデビューを果たし、『461個のおべんとう』(2020年)、『消えた初恋』(2021年)、『金田一少年の事件簿』(2022年)、『キャスター』(2025年)など、数々のドラマや映画で活躍。『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)で映画初主演。韓国では、狂おしいほどに美しい=ミチゲッタという言葉と道枝の名前を掛け合わせた造語、「ミチゲッタシュンスケ旋風」という熱狂的な社会現象を巻き起こした。

道枝の代表作といっても過言ではない「セカコイ」に次ぐ主演映画を待ち望む声が上がるなか、満を持して4年ぶり2度目の主演映画出演が決定。さらに、今作で初の単独主演を飾り、詩作の才能を持つも、親代わりとなって育ててくれた祖父母と平凡に暮らす主人公を演じる。

今作への出演について道枝は「『セカコイ』チームと一緒に再び作品を作ることができるのは、率直に嬉しかったし、すごく光栄です」と、三木監督作品で再び主演を務めることへの喜びを示した上で、「音楽のように、詩のように、この美しい物語を、熱意をもって紡いでいくことができたらいいなと思います」とコメントを寄せた。

生見愛瑠、道枝駿佑と初共演

ヒロインを演じる生見は、『モエカレはオレンジ色』(2022年)で、映画初出演にして第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後、『くるり〜誰が私と恋をした』(2024年)主演、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』(2024年)ゲスト声優、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(2025年)などに出演。モデルだけでなく、俳優としての活躍もめざましい。今作では、生まれながらに文字の認識が難しい「発達性ディスレクシア」という実在する症状を抱えながらも、聴く人を惹きつける歌唱力を持つヒロイン、という難しい役どころを演じる。

これまでは明るく天真爛漫な役柄が多かった生見が、今作ではクールな孤高の存在を演じ、令和のニューヒロインに挑戦。音楽の才能をもつ綾音を演じるために、音楽プロデューサー・亀田氏バックアップのもと、およそ1年にも渡るボイストレーニングとギターレッスンに取り組み、今作で歌唱とギターを初披露する。

生見は、「新しいことに挑戦するとワクワクするタイプなので、全力で挑んでいます」と、楽しんで向き合っていることを明かし、「約1年間、スペシャルな先生たちのもとで歌やギターの練習をし、すでに思い入れがとても強い作品です。私自身、とても気合いが入っていますし、本作を大切に思っているこの熱意や想いがスクリーンを通して、みなさんに伝わるといいなと思っています」と今作への想いを語った。

道枝駿佑&生見愛瑠「君歌」ティザームービーも解禁

あわせて、撮りおろしたての本編映像を使用した、ティザームービーも解禁。高校の校舎内に響き渡る、綾音の透き通ったハミング。その歌声に惹き寄せられた春人に、綾音が一言語りかける。それは、彼女の切なる願い。春人が詞を紡ぎ、綾音が曲を奏でる。歌を通して繋がっていく2人の運命を暗示させる世界観が凝縮されている。(modelpress編集部)

道枝駿佑コメント

「セカコイ」チームの皆さんと一緒に再び作品を作ることができるのは、率直に嬉しかったですし、すごく光栄です。久しぶりの三木組で、「セカコイ」の時よりも成長した姿を見せられるのかという不安と緊張はありましたが、撮影前に、三木監督から「楽しんで演じてください」という温かいお手紙をいただき、少し落ち着いて現場に臨めるようになりました。セカコイが10代に演じた最初で最後の主演映画で、君歌が20代最初の主演映画になりました。同じチームでその節目を迎えられることに熱が入っています。この作品は僕自身にとって新しい挑戦がたくさん詰まった作品です。そして、本作を彩る“音楽”も僕自身触れる機会がすごく多く、人生に無くてはならないものだとも思っています。音楽のように、詩のように、この美しい物語を、熱意をもって紡いでいくことができたらいいなと思います。

生見愛瑠コメント

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など、大好きな作品を多く手掛けられている三木監督の作品に参加できると伺った際は、本当に嬉しかったです。歌やギターなど音楽に関する部分は、ほぼ初めての挑戦だったのでドキドキする気持ちもありましたが、新しいことに挑戦するとワクワクするタイプなので、約1年間、スペシャルな先生たちのもとで歌やギターの練習をし、すでに思い入れがとても強い作品です。私は準備期間がすごく長く、ずっとこの作品のことを考えて生活していて、早く綾音になりたいと思っていました。また、演じる綾音は私と何か少し似ている部分を持っている女の子だと思っています。監督からは「あまり作り込まず、音楽のような芝居をして欲しい」と言われて、今その感覚を肌で感じています。私自身、とても気合いが入っていますし、本作を大切に思っているこの熱意や想いがスクリーンを通して、みなさんに伝わるといいなと思っています。

三木孝浩氏コメント

『今夜、世界からこの恋が消えても』に続き一条岬さんの素敵な原作小説を映画化できることを本当に嬉しく思います。しかも主演は道枝駿佑くん、音楽も亀田誠治さんとの再タッグ!それだけでも胸躍るのですが、今回はヒロインとして参加する生見愛瑠さんとのケミストリーにもワクワクしています。二人が演じる春人と綾音の、互いに想い合い補い合う姿がとっても愛おしくて、物語を作るというより二人の想いの変遷をドキュメンタリーで綴るような気持ちで撮影に挑んでいます。 原作を読んだ時に感じた眩しさ、切なさ、誰かを思い続けるひたむきさ。その全部を道枝くん生見さんがてらいのない真っ直ぐな心で演じてくれています。そんな、現場で心響いた感動をできるかぎりカタチを崩さず、そのまま紡いで映画にしてみなさんにお届けできたらと思っています。ぜひお楽しみに!

亀田誠治氏コメント

『君が最後に遺した歌』は、音楽アーティストの人生が真ん中にある作品です。劇中の音楽は、時に台詞の代わりになってストーリーを誘っていきます。主演の春人を演じる道枝駿佑さんの安定の存在感はもちろん、歌と初挑戦のギターに真っ正面から取り組み、どんどん自分のものにする生見愛瑠さんは天性の表現者で、劇中の綾音そのものでした。『今夜、世界からこの恋が消えても』と同じ、道枝駿佑主演×一条岬原作×三木孝浩監督という黄金のトライアングルに、生見愛瑠という新しい輝きが加わって、この映画を観る人の心に、やさしくあたたかい光が降り注ぎますように。

吉田智子氏コメント

何かが欠け落ちた者同士が、“歌”を頼りに互いを手繰り寄せ、生まれた恋を、10年という時を駆け、けなげに育んでいく――これは、その静かで深い愛の残像が、みなさんの網膜、そして鼓膜に、切なくも温かく刻まれる、そんな作品です。脚本は原作のピュアな煌めきを大切にしつつ、「君の膵臓をたべたい」などでもご一緒したプロデューサー陣と、阿吽の呼吸で、愛情込め、編み上げていきました。演出の三木監督とは「僕等がいた」以来幾度もご一緒し、音楽プロデューサーの亀田誠治さんは「カノジョは嘘を愛しすぎてる」から3作品目…抗いがたい宿命の中、闇に浮かび上がる仄かな光を必死に掴もうとする主人公たちの姿を、優しさを纏った演出と、心沁みる音楽で、一層輝かせてくれると確信しています。道枝さん、生見さんが演じる恋のハーモニーも、作中で何層にも変調するので、おふたりがどんな奥行きを見せてくれるのか、私自身、完成が楽しみでなりません。どうぞ、メロディのように奏でられる美しい2人の恋に、耳を澄ませて下さい。

一条岬氏コメント

この原作を執筆していた時、私たちは生きる中で何を残せるだろうかと考えていました。歌や詩、命や想い。ほかにも、そこには映画も含まれていると今さらながらに気付きました。2022年に公開された『今夜、世界からこの恋が消えても』は、映画の持つ力を再確認させてくれた、私の人生を変えた映画です。そのチームが再集結し、初めてお会いした時は19歳で今は俳優として更に成長された道枝さんが主演を、愛知県という同郷で2023年には新人俳優賞も受賞された生見さんが共演となり、夢のように豪華なチームとなりました。実は私は、映画の最終脚本をあえて読んでいません。最終稿に至るまでの脚本が素晴らしく、読んでしまったら勿体無いと考えて、映画での感動を一観客として味わいたかったからです。私たちは様々なものを抱えて日常を生きています。我慢し、苦悩し、時に溜め込んでしまうこともあります。だからこそ、映画の力を借りて流すべき涙が、きっと沢山あります。原作者だからではなく、一人の映画ファンとして、この映画の公開を楽しみにしています。

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