グイ・ルンメイ、西島秀俊(C)Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.

西島秀俊、日×台×米合作映画で主演 台湾女優グイ・ルンメイと夫婦役で初共演【Dear Stranger】

2025.04.23 07:00

日本×台湾×アメリカによる合作映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月に日本公開されることが決定。西島秀俊が主演を務め、台湾の女優グイ・ルンメイが出演することがわかった。

  

西島秀俊、日×台×米合作映画で主演

「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」ティザービジュアル(C)Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
本作は、ニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦が、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦が抱える秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく家族を描いたヒューマンサスペンス。誘拐事件を発端に破綻していく家族を通して、NYという大都会の片隅で生きる上での、見えない人種の壁、孤独、人と人が分かり合うことの困難さなど、全世界に向けて各々の文化圏の人々に届くテーマを描く。

主演は、米アカデミー賞で最優秀国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』や、A24製作のシリーズ『Sunny』など国際的な活躍の場を拡げる俳優・西島。その妻役は、ベルリン国際映画祭の最優秀作品賞を受賞した『薄氷の殺人』や『鵞鳥湖の夜』に出演するなど、人気と実力を兼ね備えた、台湾を代表する国民的女優のグイ・ルンメイが務める。

監督は、日本映画界において熱狂的なファンを獲得し、独自の道を行く映画作家・真利子哲也氏。2016年に『ディストラクション・ベイビーズ』 でロカルノ国際映画祭の最優秀新進監督賞を受賞。同作は2022年、『宮本から君へ』 とともにフランスで劇場公開され、好評を博した。

撮影は、多国籍のスタッフが集結し、2024年11月~12月末までオールNYロケを敢行。ブルックリンを中心に、チャイナタウンやハーレム等、リアルなNYの日常を映している。(modelpress編集部)

西島秀俊(賢治役)コメント

真利子監督の『ディストラクション・ベイビーズ』を観た時から、一緒に仕事をしたいと思っていました。全編ニューヨークロケ、セリフの9割が英語という新たな挑戦には緊張感もありましたが、共演のグイ・ルンメイさんの自然で真摯な演技と素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんのお陰で、良い雰囲気の中で集中して作品に取り組めました。当たり前のように続く日常が突然崩れゆく中、どうやって日常を、人生を取り戻していくのか。ブルックリンやクイーンズを背景に、真利子監督にしか描けない世界観を味わっていただければと思います。

グイ・ルンメイ(ジェーン役)コメント

はじめて脚本をよんで、独特の気品があり、さまざまな象徴や哲学的な要素を通して、人間の在り方を静かに暗示しているように感じました。その表層的には「語られない何か」こそが、人間にとって、最も魅力的で、最も真実に近いものだと感じました。また、監督の過去作品を拝見しても、心の奥深くにある、言葉では表現できない感情や痛みが、かすかに解放される─そんな印象を受けました。そんな監督の導きのもとで、圧倒的にプロフェッショナルでジェントルマンな西島さんとご一緒できたことは本当に光栄でした。今作は、俳優人生において忘れられない大切な一歩になりました。

真利子哲也氏(監督・脚本)コメント

数人の仲間たちと何のあてもなく、アメリカで準備をはじめて数年が経ち、ようやく映画を完成させることができました。この間に世界で色んなことがあって、企画は何度か座礁しながらも、この過程がまた、儚くも逞しい、悍ましくも美しい、ニューヨークで懸命に生きる家族を描いた映画に相応しく、日米のスタッフが手を取り合って切磋琢磨に準備して、英語、中国語、日本語、スペイン語から手話まで飛び交う脚本を、西島さんとルンメイさんを中心とした俳優陣が粘り強く、見事に演じきってくれました。この凄い映画を楽しみにしてください。
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 西島秀俊、変装なしで映画館出没「会いたかった」「羨ましすぎ」と反響

    モデルプレス

  2. 山崎賢人、西島秀俊の意外な一面明かす「分かる~と思って」

    モデルプレス

  3. 西島秀俊、山崎賢人は「まっすぐな人」初共演で相思相愛

    モデルプレス

  4. 西島秀俊&満島ひかりが初共演 中島哲也監督7年ぶり新作「時には懺悔を」公開決定

    モデルプレス

  5. 西島秀俊、中山美穂さん追悼 悲しみつづる「もう会えないと思うと悲しくてなりません」

    モデルプレス

  6. 西島秀俊「ケンジに会いたいなあ」内野聖陽の生放送出演中に「何食べ」密着オフショット公開「尊すぎる」「シロさんもリアタイ?」とファン悶絶

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 7月のカバーモデルはLE SSERAFIM

    特集

  2. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  3. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  4. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  7. 国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    FANTASTICS中島颯太「双子みたい」と言われた俳優とは「似ているなと思いました」【仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者】

    モデルプレス

  2. 02

    吉沢亮、1番練習したシーンが大幅カット 十数分踊った場面で「17秒くらいしか使われてなかった」【国宝】

    モデルプレス

  3. 03

    吉沢亮、背中の刺青は4時間かけて完成「朝の2時くらいに入って」【国宝】

    モデルプレス

  4. 04

    山田孝之、ムロツヨシ×佐藤二朗W主演「新解釈・幕末伝」桂小五郎役で出演決定 総勢13人の顔が隠されたビジュアルも解禁

    モデルプレス

  5. 05

    山下美月、夫&旧知の男の間で揺さぶられるヒロイン体現 “振り幅の広い演技力”がオファーの決め手に【火喰鳥を、喰う】

    モデルプレス