有村架純、鈴木亮平のおちゃめな一面告白「人間味を感じて」【花まんま】

有村架純、鈴木亮平のおちゃめな一面告白

お互いの魅力を話す場面で、鈴木は有村について「すごく自然体なところが本当に魅力的だと思いました」と告白。テレビに出ている有村の印象と、普段の有村の印象がほとんど変わらなかったと言い「本当に一輪の花じゃないですけど、凛としている存在感が普段からあって。でも親しみやすくて自然体。なかなか出会えない人だと思います。柔らかいんだけどブレない信念を持っているところがフミ子にぴったりでしたし、演技においても無理におもしろくとか、無理に関西の妹ということではなく、本当に自然な『いるんだよな、こういう妹』ということを感じさせてくれたので、本当に素晴らしかったと思います」と絶賛した。

一方、有村は鈴木について「現場に入る前は、授賞式とかでごあいさつさせていただく機会しかなかった」と口にし「現場でいざ会ってみると、良い意味で普通のお兄さんでいてくださった」としみじみ。「もともとはとても実直でストイックで職人気質という印象があったんですけど、そういう印象をひっくり返してくれるような方でした。おちゃめな一面もあるし（笑）、すごく懐も深くて」と笑顔を見せた。

鈴木に感じた“おちゃめさ”を有村は「お箸を落としたりとか、コップに入ってる飲み物をこぼしたりとか（笑）」と暴露。前田監督が「意外とおっちょこちょいですよ」と話すと、鈴木は「僕の中では毎日のことなので、言われても何も恥ずかしくない」と反応した。

続けて有村は「人間味を感じて、とってもうれしくなったんです」と笑い、鈴木は「なんか落とすんだよね、いろんなものを…」と告白。有村が「手の力が弱い？」と尋ねると、鈴木は「強すぎるんだと思ってて。よくお弁当に木の箸入ってるじゃん？結構折るよね」と打ち明けた。有村は「えぇ〜！？」と驚き、鈴木が「みんな折ってるのかな？と思ってたら、ボキボキ折ってるの僕だけらしくて」と話すと、有村は「力が入りすぎちゃってるのか」と納得し、「ちょっと鍛えすぎなんじゃないですか？体を（笑）」とツッコミ。鈴木も「そうかもしれない」と頷いていた。

鈴木亮平＆有村架純「花まんま」

2005年、第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』（文春文庫）は、記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人氏の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語。花まんまとは子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテム。初版からおよそ20年を経て公開される。

早くに亡くした両親との約束を守るため、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を鈴木、まもなく結婚を控えながら、実はある【秘密】を抱えている妹・フミ子を有村が演じる。鈴木・有村の2人が兄妹役として初共演を果たし、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などコメディから感動作まで幅広い表現力を併せ持つヒットメーカー・前田監督がメガホンを取った。（modelpress編集部）