岡田将生は「美しいのに違和感がある」満島ひかりが明かす“14年ぶり”再会の日に起きた不思議な巡り合わせ【第48回日本アカデミー賞】
2025.03.14 21:30
俳優の岡田将生が14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第48回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。「ラストマイル」で優秀助演男優賞を受賞した。
岡田将生、満島ひかりと14年ぶり共演で感謝
TBS系ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画作品として大きな話題を呼んだ「ラストマイル」。事件の舞台となるショッピングサイト・関東センターのチームマネージャー梨本孔を演じた岡田は、「毎日が答えのない、出口のないような撮影を満島(ひかり)さんと共に歩みながら撮影をしていた時間はとても豊かで、僕自身、役と共に満島さんを見続けることがこの役の正解なのではないかということを思いながらやっていたので、本当に一緒にやれて良かったです」と主演の満島に感謝を伝えた。司会の安藤サクラから「お二人のバディ感が最高だなと思って。私は2人のファンなので『悪人』(2010年)ぶりに共演している姿を見て激アツだった」と熱い言葉を掛けられると「14年ぶりなんですよね。『悪人』の時もこの舞台に立たせていただいたんですけど、またこうやって、しかも違う作品で、共に歩んだこの作品で、ここにいさせていただくことが本当に嬉しく思っています」と話す岡田。満島も「すごく感慨深い」といい「ちょうど14年ぶりの再会である本読みの日に、東宝スタジオのご飯を食べる場所にいたら、『悪人』の時の李(相日)監督がたまたまいらっしゃって、『今から岡田さんと再共演なんです』っていう話をして、バトンを渡されたように始まったんです」と不思議な縁を感じる、14年ぶりの再会の日を振り返った。続けて「岡田さんは、もう立ってるだけで絵になるというか、彼から出てくるなんとも言えない、“美しいのに違和感がある感じ”。目の前にいるだけで、私も自然にお芝居ができるというか、本当に大好きな俳優さんです」と岡田の魅力を語った。
一方で、共演が決まった時について「前に共演した時は、岡田さんに車から蹴り落とされる役だったので」と満島が切り出すと、岡田は慌てるように「ちょっと待ってください!」とすかさずツッコミ。満島は笑いながらも「今回は蹴れるような役で嬉しかったです」と締めくくり、会場を和やかな雰囲気に包んだ。
ほかにも助演男優賞には、「キングダム 大将軍の帰還」から大沢たかお、「八犬伝」から内野聖陽、「あんのこと」から佐藤二朗、「正体」から山田孝之が登場し、大沢が最優秀助演男優賞に輝いた。
第48回日本アカデミー賞
同賞は2024年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、6年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「怪物」で第47回最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラが務める。(modelpress編集部)
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