大沢たかお「キングダム」で初の最優秀助演男優賞 王騎将軍として過ごした7年間回顧・山崎賢人らに感謝「みんなが執念を持っていた現場」【第48回日本アカデミー賞】
2025.03.14 21:27
俳優の大沢たかおが14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第48回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。「キングダム 大将軍の帰還」で最優秀助演男優賞を受賞した。
大沢たかお「日アカ」最優秀助演男優賞受賞
本作は、紀元前・中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢亮)の姿を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」の実写化第4弾。大沢は、“天下の大将軍”こと王騎を演じた。約7年という月日をかけ王騎将軍を全うした大沢は「コロナに巻き込まれて、結局7年という時間が経ってしまったので。ただ、そういう意味では、なかなか映画でそれほどの時間をかけることがなかったので、特別な作品になったなと改めて思います」とコメント。司会の安藤サクラからは「もう最強すぎて。俳優界最強だと私は思って」と絶賛の言葉を贈られる中、一番苦労したことを聞かれると「山崎くん(山崎賢人※「崎」は正式には「たつさき」)が本当にものすごい高いレベルでアクションをやるんで、それをさらに我々は上をいかなきゃいけないっていう、逆にプレッシャーが…(笑)。そういうアクションシーンを作らせてもらったなって。アクション監督含めてスタッフみんなが執念を持っていた現場だったので、僕は今も感謝しかないです」と周囲に感謝を寄せた。
本作で主演を務めた山崎は「7年間ご一緒させていただいて、見ていただいた方なら分かると思うんですけど、圧倒的な王騎将軍のキャラクターのオーラとか力強さみたいなのを、大沢さんが演じてくださって『キングダム』全体のレベルが、大沢さんのお陰で本当に何段階も上がったなと思ってます」と言葉に。これを受け、大沢は「いや、僕は彼はじめスタッフについていくのが精一杯だったんで、逆に僕は本当感謝しかないです。なんとなく気づいたら上がっていたという感じ」と山崎をはじめチーム全体に引っ張ってもらったと明かし、改めて感謝を伝えた。
ほかにも助演男優賞には、「八犬伝」から内野聖陽、「ラストマイル」から岡田将生、「あんのこと」から佐藤二朗、「正体」から山田孝之が登場した。
第48回日本アカデミー賞
同賞は2024年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、6年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「怪物」で第47回最優秀主演女優賞を受賞した安藤が務める。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】