山崎賢人(提供写真)

山崎賢人、ニューヨーク・アジアン映画祭で日本人初の快挙「The Best from the East Award」受賞【キングダム 大将軍の帰還】

2024.06.06 18:00

俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演を務め、人気漫画を実写化した映画『キングダム』の第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)がニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)出品され、山崎が日本人初となる「The Best from the East Award」を受賞した。

  

山崎賢人、ニューヨーク・アジアン映画祭で日本人初の快挙

「キングダム 大将軍の帰還」(C)原泰久/集英社(C)2024映画「キングダム」製作委員会
今年23回目を迎える北米でもっとも由緒あるアジア系映画祭であるニューヨーク・アジアン映画祭。今年も韓国・中国・タイ・フィリピンなど、アジアからの約60か国以上から作品が出品されている。その中でも、「The Best from the East Award」は、素晴らしい演技を披露した俳優に与えられる賞として『キングダム』シリーズを牽引してきた山崎が、日本人初の受賞に輝いた。

本映画祭の開催に先駆けて、受賞の発表となった本作だが、受賞理由をニューヨーク・アジアン映画祭ディレクターのサミュエル・ジャミエ氏は「多くの映画やドラマを通じて日本だけでなくアジア全体、そして世界中に数多くのファンを持っていて愛されています。特に『キングダム大将軍の帰還』は、これまでのシリーズ3作でヒットを続け、多くの優れた俳優たちの演技が胸躍る興奮と感動を提供しています。山崎さんは、このシリーズの主役として魅力的な熱演と感動的な演技を披露し、爽快なアクションシーンでも見事なパフォーマンスを見せてくれました」とコメントを寄せた。

そして、日本人初の栄誉なる賞を受賞した山崎は「今回このような賞をいただけることは大変光栄に思います。キングダムという作品は自分にとって特別な作品の1つです。信とともに成長してきたと言っても過言ではありません。この様な評価をしていただいてさらに多くの人に作品が届くことは大変嬉しいです」と歓喜の様子で語り、7月に開催される映画祭への登壇に胸を弾ませている。今年のNYAFFは、7月12日から28日にニューヨークのリンカーン・センターにて開催され、山崎とシリーズを重ねて共に歩んできた松橋真三プロデューサーが登壇予定である。

山崎賢人主演「キングダム 大将軍の帰還」

「キングダム 大将軍の帰還」(C)原泰久/集英社(C)2024映画「キングダム」製作委員会
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く漫画『キングダム』(原泰久/集英社)。2006年1月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載を開始し、現在までに単行本は72巻まで刊行され累計発行部数が、集英社青年マンガ史上初となる1億部(2023年11月時点)を突破した。

その人気はとどまるところを知らず、2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』と公開すると、2000年以降シリーズ化された邦画実写作品で、1作目から3作連続で50億超えという史上初の偉業を達成。シリーズ累計動員数1,000万人を超え数々の映画賞にも輝くなど、名実を兼ね揃えた夏休み興行の主役へとなった。

最新作では、前作『運命の炎』から続く隣国・趙との国の存亡をかけた総力戦『馬陽の戦い』のクライマックスが描かれる。前作に引き続き、天下の将軍を目指す主人公・信役の山崎、中華統一に挑む若き秦国王・嬴政役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌瘣役の清野菜名、秦国・総将として戦地に舞い戻った将軍・王騎役の大沢たかおら『キングダム』シリーズに欠かせない豪華キャスト陣が続投、佐藤信介が引き続き監督を務める。

敵国・趙のキャスト陣には、過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた自らを<武神>と呼ぶ趙国の真の総将・龐煖(吉川)、決して戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧(小栗旬)、さらに趙荘(山本耕史)や万極(山田裕貴)などの秦国を極限まで追い詰める趙軍の猛者たちが今作でも登場する。【秦国vs趙国】互いの存亡をかけた一世一代の戦いが繰り広げられる。

そして、今作から出演となった王騎と龐煖の“過去の因縁”に深く関わる、謎多き武将・摎役の新木優子と、かつて王騎が仕えた秦国王・昭王役の草刈正雄ら新キャストも解禁された。(modelpress編集部)

山崎賢人(信役)コメント

今回このような賞をいただけることは大変光栄に思います。キングダムという作品は自分にとって特別な作品の1つです。信とともに成長してきたと言っても過言ではありません。

この賞をいただくことができたのは、多くの人の支えがあってだと思っています。キングダムチームを代表して頂きたいと思います!この様な評価をしていただいてさらに多くの人に作品が届くことは大変嬉しいです。これからも俳優としても人としても大きくなっていきたいと思います。

ストーリー

秦と趙の全てを懸けた『馬陽の戦い』で、敵将を討った信(山崎賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。自らを『武神』と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。

「俺たちで、信を守り抜くんだ――」。一方で戦局を見守っていた王騎(大沢たかお)は、趙に潜むもう1人の化け物の存在を感じ取っていた。龐煖の背後で静かにそびえる軍師・李牧(小栗旬)の正体とは?王騎と龐煖はなぜ馬陽の地に導かれたのか?? 今、因縁が絡み合う馬陽の地で忘れられない戦いが始まる。
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