新垣結衣、夏帆と10代ぶり再会も「距離がない」 芝居初共演で信頼寄せる【違国日記】
2024.05.29 20:04
views
女優の新垣結衣が29日、映画『違国日記』(6月7日より全国ロードショー)公開直前イベントに、共演の夏帆、瀬田なつき監督と出席。芝居では初共演となった夏帆の印象を語った。
新垣結衣、夏帆と10代ぶり再会
原作は、ヤマシタトモコ氏の同名漫画。人見知りな小説家の高代槙生(新垣)と、その姪・田汲朝(早瀬憩)の対照的なふたりの同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なったかけがえのない関係になっていく、優しさの形を提示するヒューマンドラマである。槙生の親友・醍醐を演じた夏帆とは、10代の時に一緒に仕事したものの、芝居では初共演だという。「10年以上共演することはなかったんですけど、“昔から知ってる人”っていう意識があって。本読みの時にが初顔合わせだったんですけど、その時から『うわぁ〜久しぶり〜!』みたいな、もう距離がない感じでした」と再会時を振り返り、「醍醐と槙生の歴史というか、一緒に過ごしてきた時間みたいなのを表現するときに、すごく安心感があるなっていうのを感じた」と信頼を寄せていた。
一方の夏帆も「まさに同じことをすごく思っていて」と共感。「2人の空気感をスクリーンの中でどうやって表現できるのかなっていうのは、リハーサルの前にすごく色々考えていて。でも、実際に結衣ちゃんに会ったら、すごく久しぶりに会ったはずなのに、その時間を感じなくて、スッと友達同士になれた気がして、特別何かこちらからアプローチして関係性を作るとか、話し合ってとか、そういうことをしなくても大丈夫だって撮影前に思えた」と笑顔を見せた。
新垣結衣、作品に手応え
また、新垣は本作について「出演が決まる前から原作を読ませていただいていて、ファンだった」とコメント。「普段は完成したものを観た時、1回目は反省点を見てしまうので、なかなか客観的にはなれなかったんですけど、今回は洗われた気持ちになった」と作品の魅力に引き込まれた様子だった。最後には「優しい物語だなと思っていて。それはすごく原作を読んでいても感じていたことなんですけど、その空気が映画の中にも表現できたかなと思うので、今とても嬉しいです」と手応えを語り、「公開されてからも観ていただけたらなと思いますし、誰かを誘っていただいたりとかして、それで優しい気持ちになってもらえると嬉しいなと思います」と呼びかけていた。(modelpress編集)
【Not Sponsored 記事】