「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会ポスタービジュアル(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会

櫻坂46藤吉夏鈴、主演映画の映像初公開 主題歌・ポスタービジュアルも解禁<新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!>

2024.04.24 08:00

櫻坂46藤吉夏鈴が映画初出演にして初主演を務める映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(8月9日公開)の予告映像や主題歌が解禁された。

  

櫻坂46藤吉夏鈴主演「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」

中井友望、高石あかり、藤吉夏鈴(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
本作は、日本大学藝術学部・映画学科に在籍中の原案の宮川彰太郎が授業の課題で制作した1つの企画書からスタート。彼が高校3年生の時に着想したのは当時悪質タックル問題が世間を賑わせていた頃。母校の不祥事を目の当たりにし、子どもが大人に対抗するヒヤヒヤ感や何かを成し遂げようとする熱量を詰め込んだその企画書が原案となり、プロデューサーたちの心を動かし、気鋭のキャスト・スタッフを迎えて製作され、劇場公開を迎えることとなった。

藤吉夏鈴、久間田琳加(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
綱啓永(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役に櫻坂46のメンバーとして活躍しながら『あざとくて何が悪いの?』の『あざと連ドラ』(22/テレビ朝日)第5弾、第6弾、『アオハライド』(24/WOWOW)、NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』シーズン2(24/NHK)などに出演し女優としても注目を集めている藤吉が映画初出演にして初主演に抜擢。共演には、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ(21・23/阪元裕吾監督)の高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)、主演作が立て続けに公開され、勢いに乗っている俳優・久間田琳加、映画・ドラマで活躍している中井友望、綱啓永など新世代を担う新星が集結した。さらに、高嶋政宏(※「高」は正式には「はしごだか」)らベテラン陣も脇を固め本作を盛り上げる。

メガホンをとったのは長編デビュー作『ももいろそらを』(12)で高い評価を受け、『殺さない彼と死なない彼女』(19)『恋は光』(22)など特に若者の心情と情景を繊細かつ大胆に描くことに定評のある小林啓一。脚本は『辻占恋慕』(22)や『さよならエリュマントス』(23)などが話題の大野大輔が務める。高校の新聞部を舞台に、部員たちが社会のはしっこから大人たちの闇に迫る、“正義”や“善悪”を考えさせる痛快な社会派エンターテインメントが誕生した。

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」初映像公開

中井友望、ゆうたろう、高石あかり(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
今回、初の映像公開となる予告映像では、「新聞部はこちらでしょうか?」と主人公・所結衣が学園のスクープを狙う新聞部を訪ねるシーンから始まる。新聞部部長の杉原かさね(高石)から勢いよく「合格!」と言い放たれ戸惑う結衣だったが、次々とシャッターをきり、記事を書き、教師たちの不祥事に切り込むかさねに圧倒されながら新米記者“トロッ子”として奮闘する日々。

そんな中、“忍び寄る学園の闇”の文字と共に意味深な表情を浮かべる西園寺茉莉(久間田)と松山秋(綱)。「まさか私たちのスクープを揉み消す為に…?」新聞部を快く思わない学園の理事長・沼原栄作(高嶋)から「私と手を組むか?この学園から君が去るか?」と圧力をかけられ不穏な空気が流れ始めるが…?

最後にはクレナズムの「リベリオン」の爽快な曲をバックに、自分の頬をパンと叩き気合いを注入するかさねに続いて、清々しい表情を見せる生徒たち。「覚悟はいい?トロッ子ちゃん」学園の闇と生徒たちの戦いがここに始まる!ヘルメット姿で水をかけ、新聞をばらまくなど学園の戦いに挑む生徒たちの様子が切り取られる。キリっと睨みつける表情から、「私は真実の為に戦い続ける!」と堂々とスピーチする姿、全速力で駆け抜ける結衣にグッとくる疾走感溢れる予告映像が完成した。活き活きとした表情を見せる生徒たちの姿が眩しいくらいの青春を感じさせる爽快な予告映像となっている。

また、解禁となったポスタービジュアルは、「飽くなき探求心が、世界を変える。」という強い決意ともとれる前向きなキャッチコピーとともに、澄んだ青空の下、所結衣が右手を高く上げ、新聞を空高くばらまく様子が映し出されている。その下には、それぞれ意味深な表情を浮かべるかさね、茉莉、春菜、秋、栄作の表情も切り取られている。堂々と立つ結衣の周りには、空高くひらひらと風に舞う新聞紙、そしてドローンも映っており、生徒たちが学園の闇に挑もうとしている様子がうかがえる爽快なポスタービジュアルが完成した。

クレナズム、映画主題歌決定

クレナズム(提供写真)
そしてこの度、作品を一層盛り上げる主題歌にはクレナズムの「リベリオン」に決定。予告編でお披露目されている。「リベリオン」は爽快なポップサウンドとエモーショナルな歌詞で、学園の闇に立ち向かい走り続ける生徒たちの背中を押すような疾走感あふれる前向きな楽曲となっている。

また劇中の音楽も担当しており、作品の世界観に彩を与えるクレナズム。「『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』の主題歌と劇中音楽をやらせていただきました。主題歌は、大人への反抗心やどうしようもない感情、子どもでも大人でもない10代の葛藤を描いた楽曲です。劇中音楽では疾走感のある曲、寂しさの詰まった曲、憂鬱さのある曲、クレナズムらしい幅広い表現で制作しました。ぜひ映画館で本編と一緒にクレナズムの音楽もお楽しみください」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)

あらすじ

文学オタクな高校一年生、所結衣(藤吉夏鈴)は憧れの作家<緑町このは>が在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学し、文芸部の入部テストを受けるが、入部テスト中に新聞部の偵察ドローンが頭にぶつかり、入部の機会を逃してしまう。

しかも肝心の<このは>が正体不明の存在だと知った結衣は、文芸部部長の西園寺茉莉(久間田琳加)から入部の条件として<このは>の正体を突き止めてほしいと頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することに。

新聞部の部長・杉原かさね(高石あかり)と副部長の恩田春菜(中井友望)らに振り回されながらも、新米記者“トロッ子”として活動するうちに新聞と記者の魅力に惹かれていく結衣。

しかし、<緑町このは>という存在に隠された学園の大きな闇が次第に見えてきて―――。文学(フィクション)か、新聞(スクープ)か。真実が明らかになる時、結衣が選ぶ道とは…。
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