佐野勇斗が3人目の“嘘つきな大学生”役「視点を変えて3回以上は観て」“裏表ビジュアル”も解禁<六人の嘘つきな大学生>
2024.03.18 07:00
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俳優の佐野勇斗が、11月22日公開の映画『六人の嘘つきな大学生』に出演することが発表された。
「六人の嘘つきな大学生」実写化
2021年に刊行されるやいなや「2022年本屋大賞」ノミネートをはじめ様々なランキングを席巻、現在までに累計40万部を突破している浅倉秋成による小説『六人の嘘つきな大学生』(角川文庫刊)。就職活動を舞台に六人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、そこで明らかになった六人の「嘘」と「罪」の真相が、クライマックスで次々と伏線回収される“青春ミステリ”要素を圧倒的なクオリティで掛け合わせ、人気を博している小説を、『キサラギ』(2007年)で第50回ブルーリボン賞作品賞、第31回日本アカデミー賞優秀作品賞・優秀監督賞、第12回新藤兼人賞銀賞などを受賞し、その後も『ストロベリーナイト』(2013年)、『ういらぶ』(2018年)など多数の話題作を生み出した佐藤祐市がメガホンを取り、脚本を劇団「東京マハロ」主宰、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』で第35回向田邦子賞受賞した矢島弘一が務め実写映画化する。
佐野勇斗、出演に意気込み 原作は「1日で読んでしまいました」
先日解禁された主人公・嶌衣織(しま・いおり)役の浜辺美波と、波多野祥吾(はたの・しょうご)役の赤楚衛二に続き、今回3人目の大学生キャストが解禁。慶応義塾大学総合政策学部の学生で、フェア(公平)を愛し、冷静かつ的確なリーダーシップを執る九賀蒼太(くが・そうた)を、2024年度後期NHK連続テレビ小説「おむすび」に初出演することが決定し、ボーカルダンスユニットM!LKのメンバーとしてアーティスト活動も行うなど、多彩な活躍を見せる俳優・佐野が演じる。元々ミステリー作品が好きだという佐野は「原作はめちゃくちゃ面白くて1日で読んでしまいました」と撮影が始まる前から作品の世界観に引き込まれたことを明かし、本作においても「ヒントが沢山隠されているので、視点を変えて3回以上は観てほしい」と熱いコメントを寄せた。
さらには浜辺・赤楚・佐野の笑顔と無表情の対比が印象的な“裏表ビジュアル”も初解禁! 就職活動には欠かせない証明写真風の写真が2点並んでおり、さわやかな笑顔が印象的なビジュアルと、笑顔を封印し、憂いに満ちた意味深な表情が印象的なビジュアルとなっている。(modelpress編集部)
佐野勇斗コメント
もともとミステリー的な作品がすごく好きなので、原作はめちゃくちゃ面白くて1日で読んでしまいました。これまで優等生の役はあまり演じたことがなかったため、今回の役は挑戦的でしたが、九賀のまっすぐさは自分とも共通する部分で、共感しながら演じられました。そのまっすぐさがどこに向かうのかは…。「六人の嘘つきな大学生」には犯人へのヒントが沢山隠されているので、1回目は犯人が誰なのかを考察しながら楽しんでいただきたいです。そして、2回目はその犯人がどんな芝居をしているかを、更に3回目は、もっと細部まで…という形で、3回以上観ていただけたら嬉しいです。プロデューサー:稲垣優氏コメント
この原作を映像で表現する上で、「九賀蒼太を誰が演じるのか?」は重要なポイントでしたが、これまでのTVドラマや映画の出演作で、二面性のあるキャラクターを演じる経験の多かった佐野勇斗さんには、安心して九賀役をお任せすることができました。しかし、撮影を通して我々製作陣を驚かせたのは、佐野さんの発案で演じられた、あるシーンでの九賀の「第三の顔」。それは、おそらく公開まで明かされることは無い映画ならではの大きな見どころになっておりますので、公開後のお楽しみとして、ぜひスクリーンで見届けていただきたいと思います。佐野さんだからこそ表現できる、唯一無二の魅力を放つ「九賀蒼太」に是非ご期待ください。
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