水上恒司、役作りで断食 受賞者に「LINEやってますか?」連絡先交換を熱望<第47回日本アカデミー賞>
2024.03.08 22:21
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俳優の水上恒司が8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第47回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。優秀主演男優賞を受賞した。
水上恒司、役作りで断食
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」で優秀主演男優賞を受賞した水上。本作は、TikTokで話題となった汐見夏衛によるベストセラーを実写化したもので、水上は特攻隊員・佐久間彰を演じた。役作りで苦労したことを聞かれた水上は「この作品にインする前の体はかなり大きかったっていうか、筋トレしてて」といい「ここから断食を…本当に短期間で、特攻隊の方々の思いというか、そういった部分をちゃんと身に纏えるかっていうところがやっぱり自信がないので、せめてもの体型ぐらいはやれる努力かなと」と役に向けた体作りを明かした。
また、特攻隊員の束の間の楽しみとして撮影されていた野球のシーンに言及。水上自身、野球経験者だが「そんなにコントロールが良くなくて、だから全然下手くそです。バッティングをするのがすごく楽しみだったんですけど、彰がピッチャーだったので、ちょっと嫌だなと思ってました(笑)」と語った。
また同シーンには、優秀助演男優賞を受賞した伊藤健太郎も参加しており、伊藤について「僕たち役者は事前にグラウンドに出て練習をしていたんですけど、伊藤さんだけ遅く入ってきたので、ちょっとやる気がないのかなと思いました(笑)」と告白。話を振られた伊藤は「豚汁作ってました」と明かし、「本当に野球がお上手で、グローブも当時のものを使わせていただいて、すごく薄い革のグローブだったんですけれども、なかなかの豪速球で手が痺れました」と水上のプレーを絶賛した。
そして、優秀主演男優賞を受賞した俳優陣と連絡先を交換したいと明かしていた水上は「ちょっと無理そうかな…」と弱気な様子。「阿部さんはもうできてるので大丈夫なんですけど」と阿部サダヲとは連絡先を交換したというが「お世辞抜きで僕が目指すべき方々とこうやって一緒に今同じ舞台に登壇できてっていうことだけでも今日は美味しくご飯食べれそうだなと思います」と名だたる俳優陣との登壇に喜びを見せた。
さらに、隣にいた役所広司に「LINEやってますか?」と声をかけ、役所が「やってます」といったやり取りも繰り広げられた。
ほかにも優秀主演男優賞には、「シャイロックの子供たち」から阿部、「ゴジラ-1.0」から神木隆之介、「エゴイスト」から鈴木亮平、「PERFECT DAYS」から役所が選ばれた。
第47回日本アカデミー賞
同賞は2023年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、5年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「ケイコ 目を澄まして」で第46回最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきのが務める。(modelpress編集部)
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