生田絵梨花、公開初日に“お忍び”で映画館へ 印象的だった観客の言葉とは「耳ダンボにして聞いていました」<ウィッシュ>
2023.12.20 20:56
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女優の生田絵梨花が20日、都内で開催された映画『ウィッシュ』(12月15日公開)公開記念舞台挨拶に出席。公開初日に映画館を訪れたことを明かした。
生田絵梨花「ティーンズ」吹き替え声優陣との対面に歓喜
アーシャの日本語吹き替えを務めた生田は「いよいよ幕が開いて、たくさんの方から感想をいただけたり、街から『ウィッシュ』の音楽が聞こえてきたりすると、あ、皆さんのもとに届いているんだなっていう実感がすごく強く持てて、とても嬉しく思っています」と挨拶。また「今日はティーンズの皆さんとは初めてお会いするので、短い時間ですが楽しい時間にできたらなと思っています」と、『白雪姫』に登場する七人のこびとからインスピレーションを受けたキャラクターたち「ティーンズ」役の吹き替え声優陣との対面を喜んだ。生田絵梨花、公開初日に映画館へ
改めて周囲からの反響を聞かれた生田は「お友達とかからも『観たよ』っていう感想を連絡もらったり」と身近の人からも反響があることを報告。「実は私、初日を自分で観に行ったんです」とも明かし、「それで観ている時に、一緒にその空間にいる子どもちゃんが、願い玉が出てきたシーンで『わあ、シャボン玉だあ』って言っていたり。シャボン玉じゃないんですけど(笑)。癒されて可愛いなって思いました」と劇場でのエピソードを語った。そして「上映中に、後ろの方の男性の方が声を出して笑っていらっしゃって。あ、これは男性もこうやって楽しんでくれるっていうのは本当に嬉しいなと思いましたし」と続けた生田は、「あと、上映が終わって帰る最中に、女の子2人組のお友達同士なのかな?『本当に楽しかったね』っていう風な感想を、直接盗み聞きさせてもらっちゃって」とにっこり。「いろんな世代の方が、1つの映画館だけでも楽しんでくれているんだっていうことを生で感じられて、すごくすごく嬉しかったです」と明るく話した。
そして、“まさか本人が近くにいると思わなかったのではないか”と問われると「めっちゃ耳ダンボにして聞いていました(笑)」と振り返っていた。
生田絵梨花「歌い方が難しい」と1番悩んだ曲とは
劇中曲の『真実を掲げ』に話が及ぶと、生田は「全体を通して、1番自分の中で歌い方が難しいなって悩んだ楽曲でした」とコメント。「すごく強さは必要な曲なんですけど、あんまり強く歌おうって思いすぎると独りよがりになってしまうし。歌うシーンっていうのは、王国の真実を知って、みんなに対して立ち上がろうって、グイっと引っ張っていくような、そんなシーンなので、歌に寄りすぎても、ちょっとその説得力が無くなっちゃうしっていうことで」と模索したことを伝えた。その上で「最終的にやったのが、ヘッドホンを半分は外して」と振り返り、「それ以外の収録は、全部両方の耳にヘッドホンをしていたんですけど、この曲だけヘッドホンを外して。あんまり自分の声を聴きすぎないように、本当に目の前の相手に伝えよう届けようっていう思いで歌っていました」とアプローチを明かしていた。
なお、同イベントでは監督のクリス・バックとファウン・ヴィーラスンソーンから寄せられたメッセージの代読が行われたほか、ファウン監督からの直筆イラストが生田にプレゼントされる一幕も。手描きの貴重なアーシャのイラストを手にした生田は「わあ!すごい!」「可愛いですね!こんな名前付きでイラストをもらって。これはもう、家宝にします。嬉しい!」と、予期せぬプレゼントに感激していた。
ディズニー100周年記念作「ウィッシュ」
ディズニー100周年記念として制作された本作は、『アナと雪の女王』のスタッフ陣が贈る新たなミュージカル作品。どんな願いも叶う魔法の王国の驚くべき真実を、たった1人知ってしまったヒロインのアーシャ(声:生田)が、願いの力を信じ続けて起こす奇跡を描く。この日は、檀れい(アマヤ王妃役)、大平あひる(ダリア役)、蒼井翔太(ガーボ役)、青野紗穂(ハル役)、落合福嗣(サイモン役)、宮里駿(ダリオ役)、竹達彩奈(バジーマ役)も出席していた。(modelpress編集部)
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