中条あやみ・西野七瀬・堀田真由・森川葵が“バチバチ”バトル「ある閉ざされた雪の山荘で」場面写真公開
2023.12.14 17:00
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WEST.の重岡大毅が主演を務める映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024年1月12日公開)より、女優陣の場面写真が解禁された。
中条あやみ・西野七瀬・堀田真由・森川葵のギャップ溢れる「場面写真」解禁
今回、劇団「水滸」の女優たちの和やかな笑顔と、一方で鋭い視線を向けるギャップ満載の場面写真が解禁。公演直前に役を奪われた経験を持つ悲運の女優・中西貴子(中条あやみ)、「女優は私の天職」と語り、前回公演でヒロイン役を射止めたお嬢様女優・元村由梨江(西野七瀬)、役のためならなんでもすると意気込む超勝気な女優・笠原温子(堀田真由)、劇団の中でも圧倒的な演技力を持つ天才女優・麻倉雅美(森川葵)と、同じ劇団に所属し、1つの舞台を作り上げるために切磋琢磨してきた彼女たちだが、その関係は冒頭から不穏な空気を漂わせている。今回解禁された場面写真でも、山荘の前で笑顔を見せている温子がいる一方で、温子の背に鋭い目線を向ける貴子の姿も。貴子を演じた中条は、先日開催されたジャパンプレミアで実際に温子とのバトルシーンについて「堀田真由ちゃんとのバトルは印象的」と温子を演じる堀田から罵声を浴びせられたというハードな場面を明らかにしている。一方で、堀田は自身が演じる温子について「だいぶ場をかき乱すような役柄」と語り、温子を中心に彼女たちのバトルが幕を開けることになりそうである。
また、前回公演ではヒロイン役を演じた由梨江も、温子にお嬢様女優らしからぬ視線を向けており、ただの最終オーディションで役を奪い合う関係だけではない因縁を感じさせる。さらに、天才女優と呼び声高い圧倒的な演技力を持つ雅美の視線の先にあるものとは。そんなバチバチの関係を演じた4人だが、由梨江を演じた西野は「物語の内容はバッチバチなのに、カットがかかるとみんな明るい。そんな撮影でした」とも語っており、同世代の女優が集まって作られた本作は、その普段とのギャップも見どころである。
重岡大毅主演「ある閉ざされた雪の山荘で」
本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した『ある閉ざされた雪の山荘で』を実写映画化。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。ところが映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われていたことに加え、東野自身も「想像もしていなかった」と語るように、今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていたことを明かしている。しかし試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントが誕生した。主人公・久我和幸を演じるのは重岡。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。メガホンを執ったのは飯塚健監督。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。(modelpress編集部)
物語
劇団に所属する役者7人に届いた、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で1人、また1人と消えていくメンバーたち。果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の連続殺人か?彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――
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