(左から)片岡愛之助、山本耕史、山田裕貴(C)原泰久/集英社(C)2023映画「キングダム」製作委員会

山田裕貴ら、山崎賢人主演「キングダム 運命の炎」趙国の最強武将キャスト解禁 新ビジュアルも公開

2023.04.07 12:00

俳優の山田裕貴らが俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演を務める映画『キングダム 運命の炎』(7月28日公開)に出演することが決定。併せて、解禁された3人の新ビジュアルも公開された。

  

山崎賢人主演「キングダム 運命の炎」

(上から)吉沢亮、山崎賢人、大沢たかお(C)原泰久/集英社(C)2023映画「キングダム」製作委員会
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(しん)と、中華統一を目指す若き王・えい政(えいせい)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)は、2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は67巻まで刊行され累計発行部数9500万部(2023年1月時点)を記録。

その壮大なスケールから映像化は不可能と長らく言われてきた中、2019年に公開した映画『キングダム』、2022年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』がそれぞれその年の邦画実写作品でNo.1を獲得する大ヒット。さらに、国内の数々の映画賞を受賞するなど、名実ともに日本映画界を代表する超大作として大きなインパクトを残してきた。

シリーズ3作目『キングダム 運命の炎』で描かれるのは、北方で大きな力を誇る隣国・趙(ちょう)が秦に突如攻め入ってきたことから始まり、侵略を迎え撃つべく信(山崎)と王騎(おうき/大沢たかお)が初めて同じ戦場に立つ「馬陽(ばよう)の戦い」と、誰もが成し遂げたことのない中華統一に挑む秦国の若き王・えい政(吉沢亮)の知られざる過去が登場する、原作でも屈指の“泣けるエピソード”として人気を博した「紫夏(しか)編」。これまでのシリーズ同様に原作者の原が脚本に参加して“キングダムの魂”ともいえる「何故、中華統一に挑むのか」というテーマに挑戦し、シリーズ最高峰の熱い感動が待ち受けていることを予感させる。

キャスト解禁のたびに大きな話題を呼ぶ映画『キングダム』だが、先日、紫夏を杏が演じることが発表されるやいなやSNSでは「キャスティングぴったりすぎる!」「紫夏が杏さんって最高!」「泣ける予感しかない」など、早くも絶賛の声があふれており、ますます期待が高まっている。

山田裕貴ら「キングダム 運命の炎」出演決定

そしてこの度、秦国へ侵攻してくる趙国の最強武将たちとして、山田、片岡愛之助、山本耕史の出演が一挙解禁となった。かつて起こった“長平の戦い”で戦いに敗れて投降した兵40万人を生き埋めにされたことにより、秦国へ凄まじい恨みを持っている趙国。その趙軍・総大将として周到な軍略を駆使し、秦軍を率いる総大将・王騎を執拗に追う軍師・趙荘(ちょうそう)を山本が、長距離戦に強く、巧みな軍略と優れた知略で秦軍を追いこんでいく副将・馮忌(ふうき)を片岡が、そして先の戦いで生き埋めにされながらも自らの力で生き抜き、秦国の民を全て根絶やしにしようとする副将・万極(まんごく)を山田が演じる。

今作で『キングダム』シリーズへ参戦することとなった山田は「怨み、怨念、その全てを背負ったような男、万極。怨み、辛み、悲しみ、怒り、苦しみという名の剣を、ギザギザにひん曲がったあの剣を振るいたいと思います」と意気込む。原作の大ファンだという片岡は「『キングダム』の実写映画化が決まった時から、いつかこの作品に参加できたらと夢見ておりました。ついに、その夢が叶います」と昂る想いをコメントし、山本は「まるで漫画から飛び出してきたようなキャスト陣の再現度には驚きました。兜で見えずらいですが、ぜひ趙荘の『おでこ』にも注目してもらいたいです」とそれぞれの熱い想いを語った。

さらに、今回新たに趙荘・馮忌・万極の新ビジュアルも解禁。信と仲間たちの前に立ちはだかる最強の敵将たちの迫力が伝わってくる一枚に仕上がっている。まだまだベールに包まれている本作だが、日本映画業界を牽引するキャスト・スタッフ陣が贈る『キングダム 運命の炎』に注目である。(modelpress編集部)

山田裕貴コメント

やった~キングダムだ~やりたかった〜。さぁどんな役だ?と楽しみにしていました。あの呪いの男ですか。怨み、怨念、その全てを背負ったような男、万極。選んでくださった方に対して僕ですか?と思うと同時に、凄いなと思いました。僕の中にもある闇、嫉妬深さ、怨み深さを見抜いてくれたわけですから。さぁ全ての闇を持って、秦国そしていつか信に、怨み、辛み、悲しみ、怒り、苦しみという名の剣を、ギザギザにひん曲がったあの剣を振るいたいと思います。

片岡愛之助コメント

『キングダム』の実写映画化が決まった時から、いつかこの作品に参加できたらと夢見ておりました。一作目を拝見し、そのスケールの大きさと作り手の熱量に、世の中の盛り上がりに興奮し、絶対に『キングダム』の世界に入りたいと思いを強くしました。ついに、その夢が叶います。趙将・馮忌として信の前に立ちはだかります。我々が強くあることが、信や王騎をより一層輝かせると信じて演じ切りました。ぜひ劇場でご覧ください!

山本耕史コメント

趙軍の大将、軍師として王騎を追い詰めていく趙荘を演じました。僕はキングダム初参加でしたが、まるで漫画から飛び出してきたようなキャスト陣の再現度には驚きました。趙荘も衣装合わせの段階から細かい部分までこだわって作られています。兜で見えずらいですが、ぜひ趙荘の「おでこ」にも注目してもらいたいです。

松橋真三プロデューサーコメント

キングダムではどんどんキャスティングのハードルが上がっていますが、秦国の宿敵・趙軍の武将とくれば、ビジュアルやルックスを似せていくだけでなく、一筋縄ではいかない一癖も二癖もある“濃過ぎる”最強の布陣を敷かねばなりません。秦国に恨みを抱く特攻隊長のような副将・万極に山田裕貴さん、巧みな軍略から知将と呼ばれる馮忌に片岡愛之助さん、王騎軍を追い込む総大将・趙荘に山本耕史さんと、こんな濃くてややこしそうな、いえ、最強の敵に囲まれたら、一体どうなる?と否が応でも楽しみが倍増すると思います。彼らの活躍にご期待ください!

ストーリー

七つの大国が戦いに明け暮れた中国春秋戦国時代。戦争孤児として育った信(しん/山崎賢人)は、共に夢を追いかけた亡き友と同じ姿をした秦の若き国王・えい政(えいせい/吉沢亮)と出会う。運命に導かれるように中華統一への道を目指すことになった信は、新たな仲間たちと出会い「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。そんな矢先、秦に突如として攻め入ってきた大国・趙に対抗するため、えい政は総大将に戦から遠ざかっていた伝説の大将軍・王騎(おうき/大沢たかお)を任命する。信は王騎から自分の隊に飛信隊という名を授かり、因縁の地・馬陽での戦いに身を投じる。なぜ、王騎は再び戦地に舞い戻ってきたのか?そして遂に明らかになるえい政の知られざる過去ーー。今、亡き友と交わした「天下の大将軍になる」という夢に向かって、信の運命が動き出す!
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