天海祐希主演、劇場版「緊急取調室」集大成で緊迫感漂う 特報映像初解禁

天海祐希主演「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」

2014年1月より4シーズンに渡りテレビ朝日系列で放送されたドラマ「緊急取調室」。可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班＝通称・キントリ」。天海演じる叩き上げの刑事・真壁有希子と、クセ者揃いのベテラン取調官たちが、取調室を舞台に一筋縄ではいかない犯人との“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の裏に隠された「真実」を暴く。

「取調室」という戦場で展開される、銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を、スリリングかつ爽快感あふれる物語展開で描き、全39話の平均世帯視聴率は13.1％（関東地区・ビデオリサーチ調べ）を記録。これまでに2回のドラマスペシャル、第4シーズンまで制作され、シリーズの歴史は2023年で、9年目に突入し、同劇場版にてシリーズ完結となる。

田中哲司・でんでん・小日向文世ら、名バイプレイヤーが脇を固める

さらに、お馴染みのレギュラーメンバーも続投。痛快な会話劇と抜群のコンビネーションが魅力のキントリチームには、キントリ班の管理官としてチームを率いる梶山勝利役に田中哲司、刑事人生の大半をマル暴で過ごし、海千山千の経験で被疑者に相対する菱本進役にでんでん、チームきっての頭脳派であり、徹底した洞察力で相手を追い込んでゆく小石川春夫役に小日向文世。そして、捜査一課の“もつなべコンビ”こと、渡辺鉄次役は速水もこみち、監物大二郎役は鈴木浩介が務める。

ドラマ第3シーズン以降、キントリに臨時で在籍していた玉垣松生役の塚地武雅。さらには、刑事部長から副総監へ出世を果たした磐城和久役の大倉孝二と、日本を代表する実力派の名バイプレイヤー達が、ドラマシリーズと同様に脇を固め、まさに鉄壁の布陣で、シリーズ史上最強の被疑者に挑む。

脚本は、“稀代のストーリーテラー”井上由美子氏。「GOOD LUCK！！」「白い巨塔」「14才の母」「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」「BG～身辺警護人～」など、幅広いジャンルで多くの代表作を持つ井上氏が、第1シーズンから完全オリジナルストーリーで手掛ける「緊急取調室」の劇場版を、壮大なスケールで描く。そして監督は、同局の常廣丈太。“キントリの産みの親”井上氏とともに、“キントリの育ての親”として、初の映画化であり、同時に最後のキントリとなる本作の監督を担当する。

「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」特報初解禁

今回初解禁された映像では、強い口調で問い詰める真壁のアップから始まる。巨大台風が国内に甚大な被害をもたらす最中、内閣総理大臣が暴漢に襲撃されるという衝撃的な事件が発生。警視庁緊急事案に認定され、真壁をはじめとするキントリメンバーが緊急招集された。

襲撃犯の取調べを進める中、重要参考人として浮かび上がってきたのは、内閣総理大臣。捜査線上にあがってきた総理の「空白の10分間」に何があったのか？そして、総理襲撃事件の真の目的とは？さらに勢いを増した巨大台風が迫り、日本列島が未曾有の危機に瀕する中、キントリはすべてをかけて難攻不落な最後のミッションに挑む。

シリーズ完結に相応しい劇場版ならではのスケールの大きな展開に加え、日本を揺るがす大規模災害、取調室で繰り広げられる極限の駆け引き、そして、キントリのチームワーク。迫力と緊迫感が伝わるこの映像から、本作でキントリの集大成が見られるという期待感が膨らむ。映像のラストには、シリーズお馴染みの「うぇ～い」のやり取りも収められている。

キントリが最後に挑む、シリーズ最大の敵である内閣総理大臣ら新キャストの今後の情報にも注目だ。（modelpress編集部）