(左上から時計回り)岸井ゆきの、窪田正孝、嵐莉菜、赤楚衛二、町田啓太(C)モデルプレス

岸井ゆきの&窪田正孝ら「第77回毎日映画コンクール」受賞作品・受賞者発表「チェリまほ」が映画ファン賞に輝く

2023.01.19 10:39

2月14日にめぐろパーシモンホールで開催される映画賞「第77回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が19日、発表された。

  

岸井ゆきの「第77回毎日映画コンクール」女優主演賞に輝く

岸井ゆきの(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINEMAS
日本映画大賞に輝いたのは、三宅唱監督の「ケイコ 目を澄ませて」。日本映画優秀賞は「夜明けまでバス停で」(高橋伴明監督)が受賞。男優主演賞は、沢田研二「土を喰らう十二カ月」、女優主演賞は、岸井ゆきの「ケイコ 目を澄ませて」が受賞する。

板谷由夏(C)2022「夜明けまでバス停で」製作委員会
男優助演賞は「ある男」の窪田正孝、女優助演賞は「さがす」の伊東蒼が受賞。また、スポニチグランプリ新人賞は「サバカン SABAKAN」の番家一路、「マイスモールランド」の嵐莉菜に贈られる。田中絹代賞は寺島しのぶが受賞となる。

岸井ゆきの(C)モデルプレス
監督賞は「「ケイコ 目を澄ませて」の三宅監督、脚本賞は「PLAN75」の早川千絵、撮影賞は「ケイコ 目を澄ませて」の月永雄太、美術賞は「死刑にいたる病」の今村力、新田隆之、音楽賞は「こちらあみ子」の青葉市子、録音賞は「ケイコ 目を澄ませて」の川井崇満が受賞。

窪田正孝(C)モデルプレス
アニメーション映画賞は「高野交差点」(伊藤瑞希監督)、大藤信郎賞は「犬王」(湯浅政明監督)、ドキュメンタリー映画賞は「スープとイデオロギー」(ヤン・ヨンヒ監督)がそれぞれ受賞する。

嵐莉菜(C)モデルプレス
外国映画ベストワン賞は「ベルファスト」(ケネス・ブラナー監督)が選ばれ、特別賞は、中島貞夫(映画監督)が受賞。「ケイコ 目を澄ませて」が日本映画大賞、女優主演賞、監督賞、撮影賞、録音賞を受賞して最多5冠を獲得した。

町田啓太、赤楚衛二(C)モデルプレス
映画ファンが選ぶTSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門は、「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(風間太樹監督)、外国映画部門は「トップガン マーベリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)が受賞する。

「毎日映画コンクール」

「毎日映画コンクール」は1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴だ。

各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約80人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ている。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定している。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていく。(modelpress編集部)

「第77回毎日映画コンクール」受賞結果

岸井ゆきの(C)モデルプレス
日本映画大賞:「ケイコ 目を澄まして」(三宅唱監督)
日本映画優秀賞:「夜明けまでバス停で」(高橋伴明監督)
外国映画ベストワン賞:「ベルファスト」(ケネス・ブラナー監督)
男優主演賞:沢田研二「土を喰らう十二カ月」
女優主演賞:岸井ゆきの「ケイコ 目を澄ませて」
男優助演賞:窪田正孝「ある男」
女優助演賞:伊東蒼「さがす」
スポニチグランプリ新人賞(男性):番家一路「サバカン SABAKAN」
スポニチグランプル新人賞(女性):嵐莉菜「マイスモールランド」
監督賞:三宅唱「ケイコ 目を澄ませて」
脚本賞:早川千絵「PLAN75」
撮影賞:月永雄太「ケイコ 目を澄ませて」
美術賞:今村力、新田隆之「死刑にいたる病」
音楽賞:青葉市子「こちらあみ子」
録音賞:川井崇満「ケイコ 目を澄ませて」
アニメーション映画賞:「高野交差点」(伊藤瑞希監督)
大藤信郎賞:「犬王」(湯浅政明監督)
ドキュメンタリー映画賞:「スープとイデオロギー」(ヤン・ヨンヒ監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「トップガン マーベリック」
田中絹代賞:寺島しのぶ
特別賞:中島貞夫(映画監督)

※2022年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。(アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)

窪田正孝(C)モデルプレス
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