福士蒼汰、殺陣の練習でハプニング「家で練習していたら…」<神州無頼街>
2023.01.14 18:28
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俳優の福士蒼汰が14日、都内で行われたゲキ×シネ『神州無頼街』舞台挨拶に声優の宮野真守とともに登壇。自宅でのハプニングを明かした。
福士蒼汰&宮野真守出演「神州無頼街」
『神州無頼街』は2022年春に劇団☆新感線42周年興行として上演。“幕末”や“侠客”という、これまで中島かずきが新感線では取り上げなかった題材を用いて描いた猥雑で妖しく摩訶不思議な世界を、いのうえひでのりが歌・踊り・殺陣とそのすべてをショーアップさせて創り上げた。そんな本作を映像エンターテイメント“ゲキ×シネ”として、ライブの興奮はそのままに、洗練されたクオリティで臨場感溢れる映像作品として上映する。自身の役の紹介を求められ、主人公の秋津永流を演じた福士が説明をしていると、秋津のバディ・草臥を演じた宮野は「よっ!」「何それ?」「あらっ!」などと茶々を入れて観客の笑いを誘い、福士が「…やめて、そういうの(笑)。カメラがいて緊張してるんだから」とツッコむと、宮野は「『クールにする』って言ってたもんね、さっき。『マスコミ入ってるからクールにするわ』って」と暴露し、福士は「いきなりバレた…」と膝から崩れ落ちた。
福士蒼汰、自宅での殺陣の練習でハプニング
本作の好きなシーンを尋ねられると宮野は「自分のシーンで言うと劇団員さんとのデュエットは本当に幸せでした」と目を輝かせ「朝、みんなで発声練習をしに行くんですけど、僕が大きな声を出すと『今日もいい声!』って褒めてくれるので、それに気分が上がって舞台に立てるみたいなところがあって楽しかったです」とにっこり。福士は「一瞬なんですけど、1幕の最後に賭博のシーンがあって、そこで僕が殺陣をやっていて、止まったときに草臥も殺陣を始めるんですけど、そのときの俺の“ふん!”って表情」と答えると、宮野は「あそこめっちゃいいんだよね。バディ感めちゃくちゃあるんだよね」と賛同。福士は「0.5秒か1秒くらいなので見逃さずに」とアピールした。
加えて、福士は殺陣(棒術)の練習を自宅でも行っていたことを明かし「家で練習していたらライトを割っちゃって…(笑)」と告白。「クイックルワイパーあるじゃないですか。ボップの先端部分を抜いてくるくる回していたら“バリン”ってなって(笑)」と苦笑すると、宮野は“モップ”にかけて「掃除するのが増えちゃったりしてね(笑)」と再び観客から拍手を浴びた。
福士蒼汰&宮野真守、仲睦まじいやりとり見せる
本作の試写を隣同士で観たという2人。福士は「誰もいない劇場で、2人きりで隣同士で見ました」とエピソードを告白し、仲睦まじいやりとりを見せた。これに、MCを務めた中井美穂が「年齢はでも10歳くらい…ね」と声をかけると、宮野は「言わないでください」と真顔で返して笑わせつつ「でもこんなに馬が合うなんて。微妙に畑が違うからこそ、なんでも気兼ねなく言い合えるというのがあって、それぞれの意見でいろんな解釈で話せたのが非常に距離を縮めたのかなと思います」と仲良くなった理由を分析。隣で黙って聞いていた福士は、意見を求められると「完全に同意(笑)」と賛同した。さらに、中井から「数多くの方々と共演していて、こんなに馬が合って楽で、福士さんが嬉しそうに、楽しそうにしている姿をこんなに見ることができるのは稀有なことだと思う」と声が飛ぶと、福士は「たぶん(そんな姿を見せることは)これからもないですね。だから次に舞台挨拶があるときに、もしマモちゃん(宮野)がいなかったら、あまりやる気が起きないかも」と吐露。これに宮野は「どういうこと(笑)?関係ないのに来いってこと?世話役で?」と目を丸くすると、福士は「そうそうそう!裏で」と答え、宮野は「しかも裏で?表に出してくれよ!」と声を荒らげて笑わせた。
その宮野に対して、なぜ心を許せるのかと問われた福士は「さっきも言っていましたけど、お互いに畑が違うからこそリスペクトできるところと、僕がボケることに対して全部ツッコんでくれる優しさ、包容力みたいなところですかね」と明かし「でも、それがたまに『大丈夫かな』って思うんです。ふざけすぎて『マモちゃん、僕のこと重いって思わないかな…』って」と吐露して会場を沸かせると、宮野は「重い(笑)!?僕のこと重いって思わないかな?…恋人の距離感」と困惑しつつ「普段見られない福士蒼汰が僕のおかげで見られてるでしょ」と胸を張り、ファンから拍手を浴びた。(modelpress編集部)
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