King & Prince高橋海人“Dr.コトー”後継者に指名される 吉岡秀隆&監督が演技絶賛「ブラボー」<Dr.コトー診療所>
2022.12.16 21:10
views
King & Princeの高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)が16日、都内で行われた映画「Dr.コトー診療所」初日舞台挨拶に吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、メガホンをとった中江功監督とともに出席。演技を絶賛された。
吉岡秀隆主演「Dr.コトー診療所」
山田貴敏氏の同名マンガを原作に、2003年に連続ドラマ化された「Dr.コトー診療所」。東京から志木那島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を描く。本作は16年ぶりの続編にして“集大成”となる映画。ドラマシリーズからのキャスト・スタッフが再集結する。“Dr.コトーを演じた主演の吉岡は「僕が五島健助として白衣を着るのはこれっきり。本当に最後です。最後のコト−先生をスクリーンで見ていただけて、吉岡は幸せです」と長年のファンに思いを伝えた。
高橋海人、ベテラン俳優陣との共演は「プレッシャーだった」
志木那島に研修でやってきた医師・織田判斗を演じた高橋は「撮影が終わってからも気が抜けなくて、きょう届けられる日を嬉しく思う。1人でも多くの方にこの作品が届けばいい」と挨拶。泉谷や小林らベテラン俳優陣との共演は「自分で言うのもなんですが、横にいるみなさんは“ラスボス”って言葉が1番似合う。デビューしてからお芝居の仕事を始めて、こんなに早く素敵なみなさんに会えるんだなって嬉しかったけど、長年続いた作品で出来上がったチームに入っていくのはプレッシャーだった」と重圧だったことを回想。「自分で自分の評価はできないけど、見てくれた方が少しでもよかったと言ってくれたら、続けるエネルギーになる。優しいお言葉をたくさん下さいって感じです」と観客に呼びかけた。
高橋海人に絶賛の声「海人はブラボー!」
舞台後半になると、司会の軽部真一アナウンサーが中江監督に「海人くんに言いたいことがあるんですよね」と話を振った。中江監督が「この映画は誰かが1人欠けても成立しなかった。前回の会見は公開前だったので変に印象を与えたくなくて言えなかったけど、海人は素晴らしかったです。海人はブラボー!」「最終的には織田判斗は高橋海人じゃないとできなかったと思っているくらい、すごくよかった」と演技を称賛した。突然の褒め言葉だったため、高橋は思わず「あざす…」とフランクな返事をして会場を笑わす。その後「これドッキリ?」と戸惑いつつ、「あんまり自分の気持ちを言葉に乗せて話すのが苦手なのですが…。ずっとアイドルをやってきてデビューした後にやっと映像作品に出て、芸能界にはまだこんなに素敵なところがあるんだって知れた。そこから(演技を)頑張っていきたいと思っていた。その言葉をいただけて、手が震える限り。こんな誕生日みたいなサプライズで…生きていてよかった。この作品に出られたことだけで幸せなのに…。ありがとうございます!」と感無量だった。
吉岡秀隆、高橋海人の演技で涙
高橋の演技には、主演の吉岡も「素晴らしかったですよ、本当に」と絶賛し、さらに「次は海人くんに任せて『Dr.判斗』をお客さんとして見たいなって、本当にそう思っている。今回の映画は判斗先生のシャウトで涙が出ましたから。本当に素晴らしかったし、あとはお任せします」と“後継者”に指名した。高橋は「(現場では)背中を見させていただいた。(後継者は)今は荷が重いという感覚ですが、継承ということで、いただいた襷を堂々と掲げて作品のトップとしていれる俳優さんになりたいと思っている。これからも頑張りたい」と気を引き締めた。
また、泉谷も「レギュラー陣も素晴らしいけど、海人と絵梨花、この若い2人にちゃんとバトンが渡っているのが素晴らしい。(続編を)やるかやらないか別にしても、若いやつらに引き継いでもらって、次の映画の在り方を決めていってほしい」と次世代へ思いを託していた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】