北村匠海、W杯日本代表の歴史的勝利に歓喜「もう凄すぎますね」<かがみの孤城>
2022.11.24 21:11
俳優の北村匠海が24日、都内で行われたアニメーション映画「かがみの孤城」(12月23日公開)のプレミアイベントに、當真あみ、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、梶裕貴、宮崎あおい、原恵一監督とともに出席。23日に行われた「FIFAワールドカップ・カタール大会」の日本代表の勝利に歓喜する様子を見せた。
北村匠海、W杯日本代表の歴史的勝利に歓喜
原作は累計発行部数160万部超の辻村深月氏による同名小説。学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・安西こころが、ある日「鏡の中の城」に招かれ、見ず知らずの中学生6人とともに“鍵”を探すミッションに挑むファンタジーミステリー。サッカーが得意な少年・リオンを演じた北村は、冒頭「日本勝ちましたね!もう凄すぎますね」と23日に行われたW杯の日本対ドイツの試合について触れ、「きっとリオンもこの世界の中で日本の勝利を喜んでいると思う」と語った。
25歳の北村は「中学生のリオンに声を当てることが1番のネックだった」と不安だったことを吐露。「でもマイクテストをやっていく内に監督が『そのままでいいよ』と言ってくれたので、ありのままで演じた。自分のままの瞬間も、この映画には入っている」と話した。
アフレコは約4時間だったが、演技や集中力を切れさせないために休憩を断ったという。北村は「声の仕事って、向かっていかなきゃいけない感情の振り幅がある。特にこの作品は止まってはいけないと思ったので。最後まで1度も座らずにマイクもそのまま、戦いながら演じました」と理由を説明。原監督が「ずっと立っていたよね、高倉健さんみたいに」とコメントすると、「あはは、光栄ですね!」と笑顔をみせた。
當真あみ、人生初の舞台挨拶に登場「緊張している」
今年ドラマデビューと果たした新人女優の當真は、この日人生初の舞台挨拶に登場し「緊張している」とドキドキの表情。本作への出演は、1000人以上が参加したオーディションからの抜擢で「最初は驚きました。でも原作も好きで、アニメも好き。好きな作品で声優として関われるのは本当にうれしい。お母さんに連絡したら『よかったね』と一緒に喜んでくれました」と語った。演じたこころは「自分と似ている」といい、「こころちゃんの性格は引っ込み思案。私もそういうところがある。思ったことをパッと伝えることができないのが似ている」と役との共通点を紹介。アフレコは「監督から『オーディションの時のままで』と言われたので、そこから変わらないように意識しました」と振り返った。
板垣李光人、初の声優は「すごく緊張感があった」
どこか浮世離れした雰囲気の少年・スバルを演じた板垣は「本格的な声優初めてだった。周りの方は声優経験豊富で、その中に初心者が入ったのですごく緊張感があった。監督からは『いつもの感じでいいよ』と言ってもらえたので肩の力を抜いて演じることができた」と回想。スバルは自身に似ているといい、「テンションの感じが近いのでそこはやりやすかった」と語った。主人公こころを優しく見守るフリースクールの先生を演じた宮崎は、原監督と3度目のタッグ。「迷いのない演出をされる監督。以前、ご一緒したときも的確に道を照らしてくれて、間違ったらすぐに指摘してくれた。背中を支えてくれる方なので、今回も監督の迷いのなさに支えられてお仕事しました」と監督に感謝した。(modelpress編集部)
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