原菜乃華&SixTONES松村北斗、生アフレコ披露 キャスティング秘話も明らかに<すずめの戸締まり>
2022.11.18 21:05
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女優の原菜乃華とSixTONESの松村北斗が18日、都内で行われた新海誠監督の最新アニメーション映画「すずめの戸締まり」の大ヒット舞台挨拶に、メガホンをとった新海監督とともに登場。原と松村が、生アフレコに挑戦した。
松村北斗、アフレコを振り返る
舞台上で実際のアフレコを再現することになった原と松村。松村は「一昨日の夜突然、台本が届いて。もう公開してるけど…」と苦笑しながらも、2人は堂々と力強い声を響かせた。生アフレコを終えると「こんなにもたくさんの方にみてもらえるとうまくできませんね」(松村)、「どんな(声の)高さだったかな」(原)と2人が微笑み合う一幕も。さらに松村は「苦しいこともたくさん思い出しました…。それでもやってこれたのはものすごく的確な言葉と人間を包み込むようなディレクションが全て」と生アフレコを通して、新海監督へ感謝の意を述べていた。
新海監督、2人のキャスティング秘話告白「2人が欲しかった」
また、新海監督は2人のキャスティングについて「初挑戦と色々なところで言われているが、『初めて』が欲しかったのではない」と告白。「技術、芝居が大事でも上手いだけじゃ面白い映画にならない。一緒に不安を乗り越えて、映画を完成まで導いて、公開後も一緒に届けてくれる人が欲しかった」と言い、これにぴったりと当てはまったのが2人だったと語った。この話を受けて、松村はオーディション時を振り返り「隠すこと無く不安でした(笑)」と吐露。「今、1番不安な瞬間の自分が聞いたら安心するだろうなという言葉が、監督がオーディションの時に僕らを見つけてくれたことを『子供をみつけるように』と言って下さって、振り返るとすごく温かくて、今更ながら安心します」としみじみ語った。
一方の原は「サプライズ合格発表で、(当時は)とにかく頭の中が真っ白でした」と回顧。「嬉しい気持ちもあったが、それ以上に不安や重圧が大きく立っていられないほどの時もあった」と言いつつ、アフレコ時は「一旦(気持ちを)扉に閉じ込めて、アフレコにとにかく集中しました」と話した。
さらに、原はアフレコ時の印象的だった新海監督の言葉について「すごく素敵なお芝居でした」と言ってくれたとコメント。これに松村は「必ず褒めてくれる」と共感を示していた。
新海誠監督最新アニメーション映画「すずめの戸締まり」
「君の名は。」「天気の子」に続く、新海監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめ(岩戸鈴芽)の解放と成長を描く冒険物語。本作は11日の公開から7日間で興行収入27.7億円、動員200万人を記録し、話題となっている。3人は前日17日より、神戸・大阪へキャンペーンに向かい、東京に戻って舞台挨拶という弾丸プロモーション中。神戸や大阪の人々から映画について生の声を聞いた3人が、日本全国から届いた本作の熱い感想を綴ったメッセージボードを背景に、東京の地から全国343館へ向け、生中継舞台挨拶に臨んだ。(modelpress編集部)
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