横浜流星「意識が遠のいていきそうに」撮影での苦労明かす<線は、僕を描く>
2022.10.24 22:25
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俳優の横浜流星が、福岡のT・ジョイ博多にて行われた映画『線は、僕を描く』公開記念舞台挨拶にメガホンをとった小泉徳宏監督、原作者の砥上裕將氏とともに登壇。撮影中の苦労を明かした。
青春芸術小説『線は、僕を描く』(砥上裕將著/講談社文庫)を実写映画化した本作は、とあるきっかけで水墨画と出会い学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介(横浜)と、霜介と出会いライバル心を抱くようになる篠田千瑛(清原)らが織りなすドラマを描く。
大阪に負けんばかりの歓迎ムードの中登場した横浜は、「福岡に来れて本当に嬉しいです。(福岡に来るのは)何年振りでしょう…?舞台挨拶や舞台をした際に来たのが最後なので、久々ですね」と福岡に来ることができた喜びを込め挨拶。
そして小泉監督も「こうして博多に来ることが出来て、すごい嬉しいです」と喜びをあらわにした。さらに砥上氏が、横浜と監督の2人への花束をもって登場した。
さらに、映画化の話が来た時の気持ちを聞かれた砥上氏は、「監督の目の前で言いづらいのですが、最初は『本当にやるの…?』という気持ちでした。いくつもの障壁を容易に想像できたので、これを実写化する人は大したもんだな…と思っていました」と、当時の率直な感想を述べた。
それに対し小泉監督は、「最初にお会いした時に水墨画の手ほどきをして頂いたのですが、劇中で横浜さんと清原さんが手を取って2人で筆を持つシーンがあるのですが、あのような事を砥上さんにやって頂き、それがきっかけで生まれたシーンです」と、砥上氏との思い出から劇中でも印象深いシーンの誕生秘話を明かした。
水墨画を習う際によく行う手ほどきとのことで、横浜自身も砥上氏から直接教わったそうだ。その際の横浜の手の印象について聞かれた砥上氏は、「しっかりした手で、指先まで力がしっかりと伝わっている良い手でした」と、原作者であり水墨画家でもある砥上氏ならではの目線で答えた。
砥上氏は「青春と水墨画というものが小説を書く前は、まったく結びつかないものでした。なので、青春を生きようとする人たち、皆さんに見て頂きたいです」と国を超えて多くの方へ観てほしいという思いを告白した。
最後に、今日の舞台挨拶を振り返った感想を聞かれた横浜は、「なかなか映画が公開して舞台挨拶があっても東京でしか出来なくて、その都度地方の方にも顔を見て僕らの声で、作品の魅力をしっかりと届けたいなと思っていたので、それが叶って嬉しく思います。この作品が沢山の人に届いて欲しいと思っております」と、各地の人たちの前で舞台挨拶を行うことが出来た喜びを噛みしめながら、答えた。
福岡のファンからも熱いメッセージが多く届き、感慨深そうな表情で、その言葉をかみしめていた横浜、小泉監督、砥上氏。全国を横断し、多くのファンの生の声を直に受け取り、暖かい空気の中、イベントは終了した。(modelpress編集部)
横浜流星&小泉徳宏監督、大阪から福岡へ
同日の大阪の舞台挨拶が終了すると、その足で福岡に向かった横浜と小泉監督。福岡出身の原作者である砥上氏と共に、博多での舞台挨拶に参加した。大阪に負けんばかりの歓迎ムードの中登場した横浜は、「福岡に来れて本当に嬉しいです。(福岡に来るのは)何年振りでしょう…?舞台挨拶や舞台をした際に来たのが最後なので、久々ですね」と福岡に来ることができた喜びを込め挨拶。
そして小泉監督も「こうして博多に来ることが出来て、すごい嬉しいです」と喜びをあらわにした。さらに砥上氏が、横浜と監督の2人への花束をもって登場した。
横浜流星、原作者・砥上裕將氏から絶賛
原作者として、完成した映画の感想を聞かれた砥上氏は、「本当に言葉にならないくらい素晴らしいなと思いました。『観ればわかる』という感じでした」と、原作での名台詞を引用してコメント。原作者からの絶賛コメントに横浜は、「生みの親からそう言っていただけるのは嬉しいです」と、小泉監督は「頭からヒリヒリする質問ですね」と安堵の表情を浮かべた。さらに、映画化の話が来た時の気持ちを聞かれた砥上氏は、「監督の目の前で言いづらいのですが、最初は『本当にやるの…?』という気持ちでした。いくつもの障壁を容易に想像できたので、これを実写化する人は大したもんだな…と思っていました」と、当時の率直な感想を述べた。
それに対し小泉監督は、「最初にお会いした時に水墨画の手ほどきをして頂いたのですが、劇中で横浜さんと清原さんが手を取って2人で筆を持つシーンがあるのですが、あのような事を砥上さんにやって頂き、それがきっかけで生まれたシーンです」と、砥上氏との思い出から劇中でも印象深いシーンの誕生秘話を明かした。
水墨画を習う際によく行う手ほどきとのことで、横浜自身も砥上氏から直接教わったそうだ。その際の横浜の手の印象について聞かれた砥上氏は、「しっかりした手で、指先まで力がしっかりと伝わっている良い手でした」と、原作者であり水墨画家でもある砥上氏ならではの目線で答えた。
横浜流星、撮影での苦労明かす
そして会場に集まった人からの質問コーナーへ。撮影中大変だったことを聞かれた横浜は、「やはり水墨画のシーンですね。霜介の部屋で一心不乱に水墨画を描いているシーンは、集中力を使いすぎて段々意識が遠のいていきそうになりました。それ位ひたすら書いてました。そこを監督の編集の力もあって、とても素敵なシーンになったので、感謝しています」と、すると小泉監督は「映画の最後の畳みかける所だと思うのですが、なかなか現場でこのようになると伝えるのが難しかったシーンだったのですが、そこを『大丈夫大丈夫』と言いながら撮り続けるのは大変でしたね」と、同じシーンでの俳優・監督それぞれの大変さについて答えた。横浜流星、パリでの上映望む
続いて、日本の伝統的な文化でもある水墨画を、迫力たっぷりに体感し感動したという女性からは、「他の国の方に観て頂くとしたら、どのような方に見て頂きたいですか?」という質問が。横浜は「水墨画の生まれの中国の方もそうですし、つい最近パリに行ったのですが、パリの映画館でこの作品を上映してくれたら嬉しいです。国を超えて沢山の方に広まることを願っています」と、小泉監督は「劇中でもフランスの大臣が登場しているのですが、実はフランスは水墨画に興味がある方が多い国なんです。もしフランスで上映されるような機会があれば嬉しいなと思います。そして、中国やアジア全域でも見て頂けたら嬉しいです」と、コメント。砥上氏は「青春と水墨画というものが小説を書く前は、まったく結びつかないものでした。なので、青春を生きようとする人たち、皆さんに見て頂きたいです」と国を超えて多くの方へ観てほしいという思いを告白した。
横浜流星、周囲への感謝語る
そして最後に、劇中で三浦友和演じる湖山先生の台詞にちなみ、生きる活力を聞かれた横浜は、「仕事をしてる上で、僕が生きることが出来ている、携わってくれている方々や応援してくれてる皆さんの力のお陰です。僕らの仕事は地味な作業なのですが、皆さんやチームのお陰で救われて、最後までやり切れているので、いつもありがとうございます」と、普段から周りで支えてくれる人々への感謝の気持ちを素直に伝えた。最後に、今日の舞台挨拶を振り返った感想を聞かれた横浜は、「なかなか映画が公開して舞台挨拶があっても東京でしか出来なくて、その都度地方の方にも顔を見て僕らの声で、作品の魅力をしっかりと届けたいなと思っていたので、それが叶って嬉しく思います。この作品が沢山の人に届いて欲しいと思っております」と、各地の人たちの前で舞台挨拶を行うことが出来た喜びを噛みしめながら、答えた。
福岡のファンからも熱いメッセージが多く届き、感慨深そうな表情で、その言葉をかみしめていた横浜、小泉監督、砥上氏。全国を横断し、多くのファンの生の声を直に受け取り、暖かい空気の中、イベントは終了した。(modelpress編集部)
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