横浜流星「線は、僕を描く」主演抜擢の背景をプロデューサーが明かす 新カットも公開
2022.10.19 14:00
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俳優の横浜流星が主演を務める映画『線は、僕を描く』(10月21日公開)より、新カット、スタッフ陣のコメントが公開された。
横浜流星主演「線は、僕を描く」
2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した青春芸術小説「線は、僕を描く」(砥上裕將著/講談社文庫)を実写映画化。『ちはやふる』を青春映画の金字塔に仕立て上げた小泉徳宏監督を筆頭にした製作チームが再結集、かるたの次は水墨画に挑戦する。横浜は、とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公、青山霜介役に臨む。大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒だけで表現された水墨画が霜介の前に色鮮やかに拡がる。深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。巨匠・篠田湖山に声をかけられ水墨画を学び始める霜介。水墨画は筆先から生み出す「線」のみで描かれる芸術。描くのは「命」。霜介は初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく。水墨画との出会いで、止まっていた時間が動き出す。
横浜流星「線は、僕を描く」主演抜擢の背景をプロデューサーが明かす
霜介役には早い段階から「横浜流星さんしかいない」と考えていたと話すのは、『ちはやふる』シリーズはもちろん、『キングダム』(19)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(22)、『斉木楠雄のΨ難』(17)、『50回目のファーストキス』(18)、『町田くんの世界』(19)、『AI崩壊』(20)、『新解釈・三國志』(20)など、サスペンス、青春、アクション、ラブストーリー、コメディと映画・ドラマで幅広い作品を手掛け、ヒット作を次々と生み出す北島直明プロデューサー。北島はかつて、横浜と仕事をした時の “決して器用ではないが、演技に対して真面目すぎるほど真面目なその姿勢”という印象が強烈に残っていたそうで、その後の活躍する姿をみて「ドラマや映画を見ていてもとにかくお芝居が素晴らしく、ものすごく“いい顔”になられているなと。役者としての覚悟のようなものを感じました」と称賛。「小泉監督は若手俳優のまだ眠っている才能を引き出すことにとても長けた監督なので、是非とも流星さんと監督で次のフェーズに行ってみたいと思ったんです」とヒットシリーズ『ちはやふる』を手掛けてきた製作陣と横浜の化学反応に期待を寄せていた。
本作で横浜と初めてのタッグを組むことになった小泉監督は、横浜の持つ「少年のような健全な精神」に一気に好感を持ったという。「僕が横浜さんのキャスティングを聞いた時は、すでにかなりの売れっ子俳優さんという印象でしたが、これだけ人気者なのにも関わらず心が澄んでいるというか、すれたところが全くありませんでした。」と話しており、今回演じた霜介役とリンクするかのような横浜自身の人柄を明かしている。
数々のヒット作を生み出してきたヒットメーカーやクリエイター陣から絶大の支持と信頼を集め、常にその期待に答え続けてきた横浜。本作では、時に繊細に、時に力強く、水墨画に魅了されていく青年・霜介を体現し、深い悲しみに包まれていた霜介の世界が変わる様を見事にスクリーンに刻み込んでいる。(modelpress編集部)
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