竹内涼真&横浜流星、“理不尽なことに直面した際に乗り越える方法”明かす<アキラとあきら>
2022.08.18 20:48
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俳優の竹内涼真と横浜流星が18日、都内で開催されたW主演を務める映画『アキラとあきら』(8月26日公開)公開直前イベント「超難問でもあきらめない!?『アキラとあきら』~会社員試写会~」に出席した。
竹内涼真&横浜流星W主演「アキラとあきら」
池井戸潤の同名小説を実写映画化した本作は、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ/竹内)と、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら/横浜)が、情熱と信念を武器に現代に立ち向かう姿を感動的に描く。竹内涼真&横浜流星、“理不尽なことに直面した際に乗り越える方法”とは
この日は社会人1年目から10年目の観客が会場に集った。10年という数字について聞かれた竹内は「来年で10年経つんですよね。この仕事をやって。確かにいろいろ振り返ると、やっぱり1年目と今でじゃ考え方も全然違うし。毎年変わりますし。変わっていくのがいいことも悪いこともあるのかもしれないですけど、精神的にも人としても、1年目と比べると大きくなったなって自分でも自覚しますし、求めるものもどんどん高くなっていくし」としみじみ。また「それに比例して、いろんなものが見えて、ストレスだったりいろんなものを感じてくる年になって。ここから10年、20年と続けていくにはどうしたらいいんだろうとかはよく考えますけどね」とコメント。そして「僕は好きな仕事をしているので、どんどん上に行きたいし、いいものを作りたいと思っていく過程で、やっぱり一人じゃできないので。自分のイメージとそれを共有する仲間がいて。その仲間たちとどういう風にいいセッションをしながら高め合っていけるかっていうところが一番楽しいところでもあるし難しい部分でもある」としたうえで、「そこの精度を上げていくために日々努力もしなきゃいけないし、難しいのでストレスもかかるし。でも、モノづくりっていうのはこういうことなんだなと痛感しながら毎日やっています」と話していた。
一方の横浜は「もうデビューして10年、11年くらい経つんですけど、うーん。変わらなきゃいけないところはもちろん変わっていくんですけど、逆にあのとき、1年目に入ったときの『あの気持ち』は忘れずに。変わらないっていうところは大事にしています」と返答。また「地に足をつけてぶれずに、目の前のことを一歩一歩、ちゃんとやって進んでいきたいなって」と考えを明かした。
観客からの質問で、理不尽なことに直面した際に乗り越える方法を聞かれた竹内は「ストレスを感じてしまったりとかきついことっていうのは、絶対どこにいても感じることで。ただ一番大事なのって自分だと思うんですよ。もちろんいろんな大変なことをやっていかなきゃいけない過程で、いろんな壁にぶち当たると思うんですけど、例えば一個乗り越えなきゃいけない壁は、それは上司のためでもないし、周りの人のためでもなくて、やっぱり自分のためなんですよね」と持論を展開。
「自分が幸せになるために、どういう風に自分の居場所を考えてやっていけば、本当になりたい自分になれるのかっていうことを僕は常に考えているし、その中で周りと、やっぱり一人じゃ仕事できないので。仕事をする仲間とどういういい関係を築いて、最後自分の成し遂げたかったことをできるのかっていうことを常に考えていると、きついことでも乗り越えられるかな」と続けた。
そして「きつかったりストレスを感じてしまうことって僕は当たり前だと思ってて。でもそのストレスをどう自分が幸せになるために利用していくか。ストレスも辛いことも利用しちゃえばいいと思うんですよね。僕は今そうしてて。それを感じないようにするっていうのはすごく難しいことだし、それができたら僕は天才だと思うし。でも普通に過ごしてたらやっぱり感じることだから。そういう壁っていうものを自分の活力にして利用することですかね」と助言。さらに「僕はやりたい仕事を好きでやっているので、そこで感じるストレスや壁っていうものは、やっぱりいいことだと思うんですよね。やっぱり悩むことって大事だと思うし。だからこそ、それを逆にパワーにして一生懸命利用する努力をしながら頑張ってます」とスタンスを語った。
横浜は「有難いことに好きな仕事をやらせてもらっているので、そこは本当に贅沢だなと思っているし、そこで悩んでいる暇はないなと思うし。あとはネガティブな意味じゃなくて、『どうせ死ぬ』って思っているので」ときっぱり。続けて「人生は一度きりしかないので。そう考えていると悩んでいる暇もないし、今目の前にあることを全力でやろう!って思えるし…だって明日亡くなる可能性だってあるかもしれないので、そうなった時に後悔して人生を終わりたくないので、後悔しないように生きてます」とも語った。この考えを聞いた竹内は「確かに。そう考えたら忙しいね。死ぬまで。やることたっくさんある。忙しいな(笑)」と反応し、横浜は「そうなんですよ」と白い歯を見せていた。
イベントでは、商品の肉をかけて超難問のクイズに挑戦する一幕もあり、2人は観客の力も借りながら商品の肉を獲得していた。(modelpress編集部)
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