竹内涼真、横浜流星(C)2022「アキラとあきら」製作委員会

竹内涼真&横浜流星がぶつかり合う「アキラとあきら」予告映像解禁 主題歌も決定

2022.06.17 05:00

俳優の竹内涼真横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の新たな予告映像が解禁され、主題歌も決定した。

  

竹内涼真&横浜流星W主演「アキラとあきら」

「半沢直樹」「陸王」など数々のベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう“異色”の感動巨編として注目を集めた「アキラとあきら」。

2017年に徳間書店から文庫が発売されるや否や、全国書店・ネット販売にて小説部門売上1位を記録。50万部を突破し、2017年を代表する1冊となった。同年、WOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得た。さらに、2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数約70万部を突破。その勢いはとどまる所を知らず、映画化が決定。主演が竹内・横浜であることが発表されると、SNS上では若手実力派2人の共演に期待の声や公開を待ち望む声が多く寄せられた。

竹内涼真&横浜流星「アキラとあきら」予告映像解禁


この度、感情豊かで人間味溢れるアキラとあきらの魅力が凝縮された90秒の予告映像が解禁。入社当初から銀行員として圧倒的な才能を見せる人情派な山崎瑛(アキラ/竹内)と冷静沈着な階堂彬(あきら/横浜)。性格・育った環境・銀行員としても信念も真逆な2人は、お互いをライバル視しながらも、切磋琢磨していく。

そんな中、山崎は大病を患った娘を抱える町工場「井口ファクトリー」の社長・井口雅信(宇野祥平)から、融資について助けを求められるも、上野支店支店長の不動公二(江口洋介)から「お前は牧師か何か?」と詰め寄られ苦悩する。人を救う為もがきながら大粒の涙を流す姿からは、愚直でどこまでも情が深い人柄を感じさせる。

一方で、山崎に対し、「人を温情で見ていたら必ず痛い目をみるぞ」と冷静に言い放つ階堂は、大勢の重役から期待の拍手を贈られ、着実にキャリアを積んでいるようにみえたが、家族への複雑な葛藤を抱えながらも平静を保とうとしていた。山崎から「本当は家族を守りたいんだろ?」と核心を突かれ、冷静な階堂が感情をむき出しにする一面も描かれている。

そして、階堂の父・一磨が倒れたことにより、階堂グループの巨額な負債が発覚し、物語は大きく動き出す。グループの再建、叔父たちの企み、弟との軋轢に苦しむ“あきら”に、「東海郵船とその社員を必ず守り抜く」とまっすぐな瞳でぶつかる“アキラ”。絶望的な状況を前に、ライバルであったはずの2人が手を取り、共に過酷な運命に立ち向かう姿は、観るもの全ての心を震わせる。

主題歌はback number「ベルベットの詩」に決定

back number(提供写真)
主題歌はback number『ベルベットの詩』に決定。ラブソングの名手として、世代・性別を問わず、広い層から支持を得ているback numberが、本作では熱い登場人物たちの生き様をイメージした珠玉の人生讃歌を書き下ろした。

ボーカルの清水依与吏は「書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います」とコメント。もがきながらも真摯に向き合い紡ぎだされた楽曲が、本作の魅力をさらに引き出していく。

さらに監督は「自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました」と絶賛。馮プロデューサーは「この作品を1人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんに主題歌を務めて頂きたいと思い、お願いしました」と、その表現力に絶大な信頼をおき、オファーに至った経緯をコメントした。

力強くも、爽やかさを兼ね備えた楽曲が、『アキラとあきら』をさらに色彩豊かな世界へとパワーアップさせる。(modelpress編集部)

back number・清水依与吏コメント

どの角度からも後押しできる力強さを持った作品なので、『音』の部分は早々に心が決まりましたが『言葉』の部分では盛大に苦戦しました。

書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います。

傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった『中身』のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。もしかしたら自分達にとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません。

三木孝浩監督コメント

自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました。

清水くんは自分のことしか歌えないと言うけれど無骨なまでに剥き出しに自分を晒して作る歌だからこそ他人事のように励まされるのではなく、聴く人それぞれが自らを奮い立たせるような応援歌になったのだと思います。

皆さんにもぜひ映画『アキラとあきら』と共にこの歌で熱くたぎってもらえたら嬉しいです。

馮年プロデューサー

池井戸さんらしい骨太な人間ドラマでありながら、池井戸さんには珍しく若い2人の青年を主人公にした青春感の強い物語、それが『アキラとあきら』です。

この作品を1人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、主題歌をお願いしました。

2人のアキラのように、生きること、働くことには、大なり小なり辛いことがあると思います。そんな苦しい時、心が折れそうな自分を肯定し、エールを送ってくれるような、熱くて、優しい楽曲を制作して頂きました。

スタッフ・キャストの力が結集した本編と、back numberさんとによる珠玉の主題歌。

この2つが合わさって「池井戸潤史上、最も泣ける作品」になったと、自信を持って言えます。映画と主題歌、両方お楽しみいただけたら幸いです。

ストーリー

父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬。

偶然同じ名前を持った2人は、運命に導かれるかのごとく、日本有数のメガバンクに同期入社する。だが、人を救うバンカー(銀行員)になりたいという熱き理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂は、銀行員としての信念が真っ向から対立する。ライバルとしてしのぎを削る2人だったが、山崎は立ちはだかる“現実”という壁を前に、自らの信念を押し通した結果、左遷される。

一方、順調に出世していた階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が再び立ちはだかる。階堂は“現実”から眼を背け続け、ついに階堂家のグループは倒産危機に陥る。

グループの全社員とその家族4800人の人生が掛かった危機的状況の中、山崎と階堂の人生が再び交差する―――

乗り越えられない“宿命”などない!絶望的な状況を前に、“アキラとあきら”の奇跡の逆転劇が始まる!!
【Not Sponsored 記事】

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