綾瀬はるか、長谷川博己(C)2022「はい、泳げません」製作委員会

綾瀬はるか、長谷川博己へ“水泳の極意”を体現する本編抜き映像&場面写真解禁<はい、泳げません>

2022.06.16 15:00

俳優の長谷川博己が主演、女優の綾瀬はるかが出演する映画『はい、泳げません』(公開中)より、本編抜き映像と追加場面写真が解禁された。

  

長谷川博己&綾瀬はるか、映画初共演「はい、泳げません」

「はい、泳げません」メインビジュアル(C)2022「はい、泳げません」製作委員会
2020年代を代表するヒット恋愛映画『花束みたいな恋をした』の製作プロダクション・リトルモアが届ける『はい、泳げません』は、泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』以降、初の主演作品となる長谷川が、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)を演じ、そんな主人公に水泳を教えるコーチ・薄原静香(うすはらしずか)を演じるのは、綾瀬。大河ドラマ主演俳優の夢の映画初共演である。

綾瀬はるか、長谷川博己へ“水泳の極意”体現

プールサイドで、綾瀬演じる水泳コーチの薄原静香(うすはらしずか)は、長谷川演じる泳げないカタブツな哲学者・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)に、自らが持っているヘルパー(水泳で浮力の足しにする補助用具)を、足を動かさずに手で取ることを促す。

同じく水泳教室に通う主婦たちに応援されながら、何のことかもよくわからないまま、力いっぱいに片手を伸ばす小鳥遊だが、なかなかヘルパーに手が届かない。すると静香コーチから、今伸ばしている手ではなく、逆の手で取ることをアドバイスされ、再び試すと今度はすんなりとヘルパーに手が届いたのだ。

「男性は筋肉があるので、力任せに手を伸ばしますが、身体をひねって、外腹斜筋を伸ばした方が、効率的なんです」と、身体の構造から理論的に説明する静香コーチに、小鳥遊のほか主婦たちも一同納得。

「力任せに泳ぐと、バランスが崩れます。そうすると、スムーズに泳げなくなり、小鳥遊さんのようにすぐ立っちゃいます」「ですから、水泳では、ひねって伸ばす!これが大事なんです」と、自ら大きく腕を挙げ、体現で指導する静香コーチであった。その後、「ひねって伸ばす、ひねって伸ばす」と口々に唱えながら、ひたすら腕をあげてフォームを確認する小鳥遊と主婦たち。静香から指導されたポイントを、何度も真剣な顔で練習する小鳥遊たちの姿が、微笑ましいシーンとなっている。

綾瀬はるか、4種目の泳ぎを披露

本編では、人魚のようにのびのびと美しい泳ぎを魅せるコーチ役の綾瀬だが、クロールだけではなく、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライと、合計4種目を、撮影後にプールに残りトレーニングしたと語る。しなやかで美しいフォームを完成させたのも、そんな努力の賜物。本作では、演技力だけでなく、体力、そして身体能力をいかんなく発揮している。(modelpress編集部)

ストーリー

「もし僕が溺れたらどうなりますか?」「大丈夫、私が助けます」傷ついた人生に光を灯す、切なくて苦しくてちょっとおかしい感動作。

大学で哲学を教える小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。屁理屈ばかりをこねて、人生のほとんどで水を避けてきた雄司はある日、ひょんなことから水泳教室に足を運ぶ。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めて来たのが水泳コーチ・薄原静香(うすはらしずか)だった。静香が教える賑やかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。

その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。

泳ぎを覚えていく中で雄司は、元妻の美弥子との過去や、シングルマザーの恋人・奈美恵との未来など、目をそらし続けて来た現実とも向き合うことになる。それは、ある決定的な理由で水をおそれることになった雄司の、苦しい再生への第一歩だったーー。

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