豊田裕大、初映画で主演 不良少年挑戦に思い「僕は別に強くない…」<レッドブリッジ>
2022.06.03 20:44
俳優の豊田裕大が3日、都内で開催された映画『レッドブリッジ』 特別先行上映イベントに出席した。
豊田裕大、初映画で主演への思い「難しい環境で育っている人たちをちゃんと描いた作品」
本作は、主人公の今西大輝(豊田)など無軌道な不良少年たちが織りなす青春を描く。この日は共演した大倉空人、兵頭功海、松尾潤、そして山嵜晋平監督も出席していた。主演の豊田は本作への出演について「びっくりしたっていうのが一番強かったですね。映画も初めてだったので、どうやって演じようっていうのが一番最初で」とコメント。役作りに関しては「めちゃくちゃ強い役だったので、僕は別に強くないしなあと思いながら。でも、強い人ってどういう仕草で、どういう目つきで人を殴ったりするんだろうとか、そういうところから始めて。大輝がああいう風に育っていった年表みたいなものを自分の中で作って。あとはやっぱり空人とか、キャストのみんなと話しながら、一緒に共有して作っていきました」と振り返った。
役との共通点を聞かれた豊田は「大輝がラップをするんですけど、僕もすごくヒップホップを聞くので、そこがまず共通点であって。あと大輝自身が根底に持っている愛されたいとか仲間を大切に思う強い気持ちっていうのは、僕もそこに対して共感したし憧れたし、そういうのを少なからず持っているので、そこは共通かなって思います」と返答。
最後に改めてマイクを握った豊田は「この『レッドブリッジ』っていう作品は、今ここにいる皆さんもそうだし、僕たちもそうだけど、全く違う人間っていうか。だけど、社会のどこかではああいうことが起きている。親から捨てられたり、この場では言いにくいような難しい環境で育っている人たちをちゃんと描いた作品なので、自分たちとは違う生き方を『こういう人たちもいるんだ』で流さず、自分の中に蓄積として貯めて、いろんな目線で物事を見れるようになってくれたら。なんか、上からみたいな発言になっちゃうんですけど(笑)。そういう目線で見てくれたらすごく嬉しいと思います」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
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