鈴木亮平 (C)2022 Disney/Pixar.

鈴木亮平、バズ・ライトイヤー役の日本版声優に決定 USオーディションで射止める「興奮しました」

2022.05.27 05:00

俳優の鈴木亮平が、ディズニー&ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』(7月1日公開)にてバズ・ライトイヤー役の日本版声優を務めることが決定。併せて、日本版本予告が解禁された。

  

鈴木亮平「バズ・ライトイヤー」日本版声優に決定

「バズ・ライトイヤー」 (C)2022 Disney/Pixar.
ピクサー・アニメーション・スタジオの第1作目にして、世界で初めての長編フルCGデジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』。世界中が涙した続編の『トイ・ストーリー3』、そして米批評家から「3つの続編の中で最も素晴らしい」など絶賛の嵐となった『トイ・ストーリー4』はともに日本でも興行収入100億円を超えるヒットを記録した。

そんな世界中の観客を感動の渦で包み込んできたディズニー&ピクサーの傑作『トイ・ストーリー』シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く最新作『バズ・ライトイヤー』が、ディズニー&ピクサー作品として約2年ぶりに映画館の大スクリーンに帰ってくる。

オリジナル版のバズ・ライトイヤーの声優を『マーベル』シリーズのキャプテン・アメリカ役でも人気のクリス・エヴァンスが担当することでも話題となっている本作だが、この度、バズ・ライトイヤー役の日本版声優に鈴木が決定した。

鈴木亮平、バズ・ライトイヤー役決定に喜び&プレッシャー

鈴木亮平 (C)2022 Disney/Pixar.
『トイ・ストーリー』シリーズでアンディ少年のお気に入りのおもちゃのバズ・ライトイヤーは、実は、アンディの人生を変えるほど夢中になった大好きな映画の主人公でもある。その映画こそが、本作で描かれる『バズ・ライトイヤー』。

そんな誰もが知る仲間思いのおもちゃのバズ・ライトイヤーのモデルとなった、アンディが大好きな映画の主人公バズ・ライトイヤーの日本版声優を担当するのは、第45回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞、アクションから、コメディ、シリアスなドラマまで幅広い作品に出演し、その高い演技力や役作りを通して、物語に圧倒的な説得力をもたらす俳優・鈴木。

US本社のオーディションを経て、見事日本版声優の座を射止めた鈴木は、決定の知らせを聞き、「興奮しました!あのバズ・ライトイヤーを僕がやらせていただいていいんだろうかという思いが一番強かったですね。嬉しかったですし、光栄ですが、ちゃんとやらなきゃいけないというプレッシャーも感じています」と喜びと同時に、プレッシャーも感じたようだ。

鈴木亮平、役づくりへのこだわり・バズの魅力明かす

鈴木亮平 (C)2022 Disney/Pixar.
鈴木といえば、役づくりに対するこだわりが話題となることも多いが、収録に臨むにあたり、「バズがどういう人間で、何を求めて生きていて、どういう環境で育ってきたのかを考えるところから始めました。おもちゃのバズのモデルとなった“人間のバズ”をどこまで演じられるか、いろんなバズの面を掘っていきました」と鈴木ならではの深いアプローチを明かした。

また、バズの魅力について聞かれると「完璧じゃないところかなと思います」と語り、「一見、完璧でかっこいいスペース・レンジャーに見える、本人もそうありたいともがいているけれども、実は失敗もたくさんして、人を育てるのが苦手。プライドと責任感は表裏一体だと思うんですが、そういう未熟なところと、かたやすごく愛情深くて優しくて、何か自分が間違えたと悟ったときにはすごく素直に自分を変えることが出来るという、未熟さと素直なところがバズの一番の魅力かなと思います」と人間味あふれるキャラクターだということを明かす。

さらに、「ふり幅を広くとって表現して、いろんな面を見せていけば、深い人間バズ・ライトイヤーとして浮き上がってくるかなと思っています」とアフレコへの意気込みを語った。

鈴木亮平、バズの名セリフは「いい意味で裏切たい」


劇中では、「無限の彼方へ、さぁ!」というバズ・ライトイヤーのアイコンとも言えるセリフも登場するが、「おもちゃのバズの言い方との違いを、いい意味で裏切りながら皆さんに楽しんでいただきたい」とアピールした。

作品については、「今生きている環境、周りにいる友人、家族、物もそうですが、今あるものに感謝して、“自分は恵まれているんだ、もしかしたら必要なものはもう既に周りにあるのかもしれない”と気づくというのがテーマの一つにもなっています。バズを通して、歳を重ねていくこと、時間が過ぎていくことのすばらしさをすごく感じました」と、今という時間、そして仲間の大切さを描いた、深い感動的なメッセージの込められた作品であるとコメント。

最後に鈴木は、「どんな方が見ても必ず共感できるキャラクターがいます。バズを応援したいという気持ちになってもらえますし、大きな感動とワクワク感を持ち帰っていただけると思います」と作品に対しての自信をみせた。(modelpress編集部)

日本語予告編のポイント

1.主人公は責任感が強く、他人に頼れない“優秀なスペース・レンジャー”バズ・ライトイヤー
2.危険なハイパー航行に挑み、戻るとそこは親友すらもう居ない“62年と7か月と5日後の世界”
3.孤独なバズと新たな仲間が挑む不可能なミッションはまるでアトラクション!臨場感あふれる映像体験
4.冒頭には、みんなが知る『トイ・ストーリー』の誰よりも“仲間思いなおもちゃ”バズ・ライトイヤーの姿も!

STORY

有能なスペース・レンジャーのバズは、自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。地球に帰還するため、バズは猫型の友だちロボットのソックスと共に不可能なミッションに挑む。その行く手には、ずっと孤独だったバズの人生を変えるイジーや個性豊かな仲間たちと、思いもよらぬ“敵”が待ち受けていた――。

『トイ・ストーリー』で誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの、知られざるルーツを描く感動のファンタジー・アドベンチャー。
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