北川景子、コロナ禍での制作映画公開への思い語る イベントでハプニングも<大河への道>
2022.05.20 21:00
views
女優の北川景子が20日、都内で行われた映画「大河への道」初日舞台挨拶に、主演の中井貴一、共演の松山ケンイチ、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、メガホンをとった中西健二監督とともに登壇。コロナ禍で制作された映画が公開されたことへの思いを明かした。
北川景子、コロナ禍での制作映画公開への思い
本作は、千葉県香取市で、地元を盛り上げるために郷土の偉人「伊能忠敬」を主役にした大河ドラマの開発が進む中、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実が発見されたことをきっかけに巻き起こるドラマを描く。千葉県香取市役所の観光課で働く小林永美、かつての伊能の妻エイの2役を演じている北川は「この作品はコロナ禍でみんなで力を合わせて作っていたんですけど、みんなで協力をして1つの映画を作り上げるということと、この作品の内容が私の中でリンクしまして、人が心を通わせて力を合わせれば、1つの大きなことを成し遂げることができるんだと、私自身、この作品から元気をもらいました」と笑顔で語り、「みなさんに見ていただけるのがすごく嬉しいです。本日はありがとうございます」と挨拶した。
また、以前、北川は『この映画はピラミッドと同じくらいの驚きの物語が隠されている』とコメントしたそうで、改めてどんなところに驚きを感じたのか尋ねられると「本物のピラミッドが見たことがないんですけど(笑)、ピラミッドとかパンテオンみたいな石を積み上げて作るものって、こんなの今の人間にできるのかなってよく思っていたんですけど、今回この脚本を読ませていただいて、何気なく見ていた地図が、1人の人間の『こういうものを作りたい』と言ったことによって、しかも何人もの人がその人についていって、諦めずにやらないとできないことだと思うので、日本地図ってピラミッドと同じくらいすごいことだったんじゃないのって思って言ったのかもしれないです」と説明。
本作を見ると、江戸時代に地図を作った凄さを感じるそうで「だって上から撮影とかもできないですし、本当に人間で測っていくというのは気が遠くなる作業だと思うんですけど、すごいなって思います」と目を輝かせた。
「大河への道」イベントでハプニング
さらに、撮影中のエピソードを聞かれた岸井が「私は車の(運転)免許を取りたてだったので、私がどの車に乗ったらかっこいいかみたいなことを、北川さんや松山さんや中井さんとずっと話していました」と回顧すると、北川は「『大きいのに乗ってほしい』とか、みんな好き放題言っていました。『車高が高いとかっこいい』とか、イメージと反対のものに乗ってほしいとか言っていました」と告白。続けて、北川が「(車を)買った?」と尋ねると、岸井は「まだ買ってないです(笑)」と笑った。トークセッション後には鏡開きの樽が用意され、ふたを割る前に写真撮影の時間が設けられたが、誰かの木槌がふたに当たってしまい、ふたが割れてしまうハプニングもあった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】