嵐莉菜、家族と舞台挨拶に登壇 奥平大兼も絶賛「すごく可愛い」<マイスモールランド>
2022.05.07 18:04
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モデル・女優の嵐莉菜、俳優の奥平大兼が7日、都内で開催された映画「マイスモールランド」公開記念舞台挨拶に出席。嵐は家族とともに登壇した。
嵐莉菜、家族とともに舞台挨拶
本作は、日本での在留資格を失ったことで日常を奪われてしまったクルド人の少女・サーリャ(嵐)が成長していく姿を描くヒューマンドラマ。この日は、本作のメガホンをとった川和田恵真監督、劇中でサーリャの家族を演じた嵐の本当の家族であるアラシ・カーフィザデーさん、リリ・カーフィザデーさん、リオン・カーフィザデーさんも登壇していた。映画初出演で初主演を務めた嵐は、赤のドレス姿で登場し、家族との舞台挨拶について「本当に普段だったら信じられない光景というか。すごくうちの家族にとって貴重な経験だなと思っています」とにっこり。
サーリャが心を開く少年・聡太を演じた奥平は、撮影現場で初めて嵐の家族と対面したとのことで「僕もご家族で出演されるっていうのは、クランクインする前から一応知ってはいたんですけど、監督から現場で初めて会ってほしいということで。現場で会うまで一回も会わなかったんです」と回想。「リオンくんがすごくかわいいっていうのを、すっごい聞かされていて。でも会えないじゃないですか。写真も見れないってなって。どんな子がいるんだ?と思って、現場にいたらこんなかわいい子がいて。これは確かに、あんだけ語られるくらいかわいいなと思って。そういう楽しみな部分とかありましたね」とも。
これに嵐は「すっごく弟のアピールをしていて。こんなところがかわいいんだよ!ってずっと言っていたので、ひどいことしたなって」と照れ笑い。奥平は「おかげですごく楽しみな気持ちになったので。良かったですよ」と白い歯を見せていた。
奥平大兼、2作目の映画出演で心境語る「映画で始まった身なので」
また、公開を迎えた心境を聞かれた嵐は「すごく長かったようで、今この場に立って、すごくあっという間だったなって感じていて。こんなにたくさんの方々がこの作品を観に来てくださっているっていうのは、すごく幸せなことだなって。すごく幸せな気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。奥平は「僕にとっては2作目の映画出演になるんですけど、初めて僕がこの映画を拝見させてもらったのが12月になるんですけど、その12月までは本当に長くて。早く映像を見たいなっていう気持ちでいっぱいだったんですけど、その映像を見てから、いろいろこの『マイスモールランド』での稼働があって。そこからは僕は個人的には早かったかなと思っていて。それでも、やっとこうやって皆さんに映画を見ていただける日が来たなっていうのは、すごくうれしく思いますね」と笑顔。
「MOTHER マザー」以来の映画出演に関しては「映画で始まった身なので。こうやって映画に、映画が公開して1年でこの映画の撮影があったんですけど、映画に戻ったような感覚で、新しい成長した一面が見せられたらいいなと思いますね」とも語った。この日は川和田監督をサポートしてきた是枝裕和監督から手紙が寄せられ、MCによる代読に、川和田監督は感涙していた。
嵐莉菜&奥平大兼、新成人迎えて思い
その後、18歳=新成人になったことに話が及ぶと、嵐は「私の中で成人っていうのは20歳っていうイメージが強かったので、まだしっくりはこないんですけど、責任感を持って生活しようと思います」と意気込み。同じく新成人となった奥平は「自分が今成人しているんだっていう実感はあまりないんですけど、つい最近の撮影で初めて日をまたいで撮影する機会がありまして。ちょっと前までだと時間制限があってできなかったんですけど、高校も卒業してっていうので、日をまたいで撮影して。すごい眠かったなっていうのは覚えていて。大人の人はみんなこれやってるんだなって思うとすごいなと思って、僕も頑張ろうと思いましたね」と話していた。(modelpress編集部)
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