竹内涼真、サプライズに興奮「これは激アツ」声優業に意欲も<鹿の王 ユナと約束の旅>
2022.02.04 20:54
views
俳優の竹内涼真が4日、都内で行われたアニメーション映画「鹿の王 ユナと約束の旅」の初日舞台あいさつに安藤雅司監督とともに出席。サプライズに喜ぶ場面があった。
竹内涼真、声優業に意欲
シリーズ累計260万部を突破した上橋菜穂子氏による小説を、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」に参加したアニメーター・安藤雅司氏が映像化。突如発生した謎の病に苦しむ大国を舞台に、孤独の戦士ヴァンと身寄りのない少女ユナ、謎の病を治そうと奔走する若き天才医師ホッサルたちの運命を描く。ホッサルの声を担当した竹内は、本作でアニメ声優に初挑戦。「どういう声が聞きたいのか自分なりに準備していった。アフレコ当日、ほかの声優さんが、監督が欲しい声をピンポイントで出してくるので見ていて衝撃だった。あれが悔しくて何十回もやらせていただいた。エゴになってはいけないけどホッサルとリンクしたくて。リンクして、ちゃんといろんな雑音を気にしないでセリフを会話としてやらせていただいた」と振り返った。
竹内のアフレコに立ち会った安藤監督は「竹内さんが『もう一度やらせてください』と言ったあとのテイクのほうがよかったんですよ」といい、原作者の上橋氏も手紙で「竹内さんの声はすごく聞き心地がいい」と称賛。その言葉に竹内は「今日は気持ちよく寝れます!」と安堵の笑顔。もともと「自分の声あまり好きじゃない」という竹内だが、今後声優業は「やってみたいですよ!もし機会があるなら。声優をやって自分の中の可能性が広がった。こんな素敵な世界があるのかって。また飛び込んでみたい」と意欲をみせた。
竹内涼真、サプライズに興奮
この日は竹内に内緒で、安藤監督がプレゼントを用意。手渡された色紙には、竹内の似顔絵とホッサルのイラストが描かれていた。プレゼントをひと目見た竹内は「すっご!」と目を輝かせ、「これは激アツ!めちゃくちゃ嬉しいです。今日はちょっと飲んじゃいます!」と感激。「自分の顔を描いてもらうとだいたい似ていないけど(笑)、これは僕ですね。こんなにキレイに描いてもらったのは初めて。安藤さん、すげーな!これは熱いなぁ」と少年のように喜んでいた。
竹内涼真「勇気だったりモチベーションになったら」
本作は「謎の病」に苦しむ人々が登場するが、リアル社会でも「新型コロナウイルス」との闘いが続いている。映画化の企画は2016年から始まっているため、竹内は「(コロナを)意識せず作品作りしていた」と話すも、「いまの状況とリンクしすぎていて無視できない」とコメント。「ホッサルは病に向き合って、原点に帰ることで壁を乗り越えた。“原点に帰る”という言葉はよく聞く言葉ですが、もしかしたらいまの状況にも通じるかもしれない。偶然にもリンクした部分が多いので、この作品が発信するメッセージがあるんじゃないか。それぞれの解釈で見ていただいて、勇気だったりモチベーションになったらいい」と話した。この日、登壇予定だった暗殺者サエを演じた女優の杏は、新型コロナウイルス濃厚接触者となり欠席に。杏は「とても元気なので駆けつけたい気持ちですが、本日は残念ながらかないませんでした。またお会いできることを心から楽しみにしております」と会場にメッセージを寄せた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】