木村拓哉(VTRメッセージ)(C)モデルプレス

木村拓哉「マスカレード・ナイト」で主演男優賞 役者として大切にしていること明かす<第46回報知映画賞>

2021.12.16 17:06

俳優の木村拓哉が16日、「第46回報知映画賞」で主演男優賞を受賞し、都内で行われた表彰式にVTR出演した。

  

木村拓哉、主演男優賞

映画「マスカレード・ナイト」で主演男優賞を受賞した木村は別仕事のため欠席となったが、VTRで登場。「主演男優賞をいただきました。本当に嬉しく思っております。こういう賞にあまり慣れていないので、どうしていいのか正直わからない部分ではあるんですけど、本当だったら一堂に会している場に行けたらよかったのですが、撮影中のためこういったかたちで失礼させていただきます。でも、本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。

「前作(「マスカレード・ホテル」)を楽しんでくださった方たちに少しでも面白く、刺激的に、セクシーに感じていただけたらいいなと思って作ったのと、自分もそうですが、コロナ禍で生活されていると思うので、皆さんが少しでも映画を観ている間だけでも、日頃の辛いこととかそういうネガティブなマインドを忘れていただけたらなと思いがありました」と思いを明かし、「原作は何日かに分かれたエピソードになっているんですけど、映画化にあたって、たった1日のお話に変化させて、限られた時間を、いかに1日24時間という時間を2時間に詰め込まなければいけなかったので、そこら辺は非常に意識しながら作られたんじゃないかなと思っています」と制作秘話を説明。

続けて「日本人気質の皆さんにはこの距離感、コミュニケーションというのはなかなか難しいんじゃないかなと思うんですけれども、今回、アルゼンチンタンゴにも触れてみたんです。この状況が落ち着いたら、ぜひ皆さんにも体験していただきたいなと言うコミュニケーションでした。僕もまたタイミングが合ったら、やってみようかなと思ってます」と紹介し、「どのような現場に自分が呼んでいただけるのかなっていう、そこに尽きると思います。現場が、作品が自分を必要としていただいた時に、良い状態でその現場に赴くことができるように自分はコンディションを整えておくことが自分の普段の仕事なのかなと思っているので、どんな役というよりかは、どんな現場に自分が招集されるか、求められるかということだと思うので、招集をお待ちしています」と役者として大切にしていることを明かした。

「第46回報知映画賞」

寺島しのぶ、鈴木亮平、永野芽郁(C)モデルプレス
同映画賞は、スポーツ新聞社が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。各賞は作品、主演男女優、助演男女優、新人、海外作品の7部門を選出。第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞も加わり、年によって特別賞が選定される。(modelpress編集部)

「第46回報知映画賞」各賞

作品賞・邦画部門:「護られなかった者たちへ」(監督:瀬々敬久)
作品賞・海外部門:「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(監督:キャリー・ジョージ・フクナガ)
アニメ作品賞:「漁港の肉子ちゃん」(監督:渡辺歩)
監督賞:前田哲「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません!」
主演男優賞:木村拓哉「マスカレード・ナイト」
主演女優賞:永野芽郁「地獄の花園」「そして、バトンは渡された」
助演男優賞:鈴木亮平「孤狼の血 LEVEL2」
助演女優賞:寺島しのぶ「ヤクザと家族 The Family」「キネマの神様」「空白」
新人賞:Fukase「キャラクター」、片山友希「茜色に焼かれる」、堀貴秀監督「JUNK HEAD」
特別賞:故・岡田裕介氏(元東映株式会社代表取締役グループ会長)

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