LiSA、活動再開後初の公の場で笑顔「帰ってきた感じ」主題歌への思い明かす
2021.10.30 15:15
アーティストのLiSAが30日、主題歌を務める『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の初日舞台挨拶に、声優を務める戸松遥、松岡禎丞、水瀬いのり、そして河野亜矢子監督とともに出席。LiSAは活動再開後初の公の場となった。
LiSA、活動再開後初の公の場で笑顔
VRMMORPG「ソードアート・オンライン」を舞台に、主人公・キリトが繰り広げる活躍を描いてきた『ソードアート・オンライン』シリーズ。原作者の川原礫がアスナ視点で描いた本作は、新たな「アインクラッド」編となっている。ブルーを基調としたドレスで登壇したLiSAは、主題歌を務めた本作が公開を迎えた思いを聞かれると「私は、9年前からこの作品に関わらせていただいていますが、9年前から関わっている皆さんには、話したいことが山のようにある」とコメント。「初めてご覧になる方にも、教えながら、隣で『これはね…あのシーンではね…』っていうのを説明しながら見たくなるような。みなさんのいろいろな思いを、みんな重ねてもらいながら見てもらえるのかなと思います。そして私が見ながら感じたワクワクを、早くみなさんと共有したいので、ぜひ世界中の皆さんに見ていただきたいなと思います」と笑顔を見せた。
主題歌「往け」については「私自身も、帰ってきた感じがすごくありまして、今回。お話を見てもそうですし、みなさんの演じられた姿というか、ここに入っている物語を見ても、すごく帰ってきた感じがしていて。私が、台本ですか?脚本から感じ取った感覚が『あ、間違ってなくてよかったな』っていうのをすごく感じました」と誇らしげに語った。
また、楽曲に込めた思いに話が及ぶと、LiSAは「アスナの成長を、すごく感じるお話でした。その中で、私が出会ったアスナは、さっき戸松さんがおっしゃったみたいに、最初から強かったんですけど、それを『あ、こういうことがあってアスナは強くなってきたんだな』っていう、アスナの弱さを見せてもらったような感覚でした」と回想。「なので、自分のそんな気持ちを重ねながら、アスナを応援するというか。アスナ自身の気持ちを駆り立てるような言葉が乗せられたらいいなと思いました」と思いを明かした。
その後、テレビアニメ第1期から楽曲を担当している立場として、本シリーズがどんな存在になっているのか質問されると「私にとって、長く、こんなにも同じ作品の中で、そして自分の活動の中で、一緒に歩んで来れることも、なかなかないなあと感じています。という意味で、私にとって『ソードアート・オンライン』は家族のような存在です」とにこやかに話していた。(modelpress編集部)
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