映画「かそけきサンカヨウ」の完成報告会に登壇した鈴鹿央士 (C)モデルプレス

鈴鹿央士、短時間で2度同じ病院へ行った理由 兄とのケンカで「今でも眉毛がハゲている」<かそけきサンカヨウ>

2021.09.27 20:37

俳優の鈴鹿央士が27日、都内で行われた映画「かそけきサンカヨウ」(10月15日公開)の完成報告会に、主演の志田彩良、共演の井浦新、中井友望、菊池亜希子、メガホンをとった今泉力哉監督とともに登壇した。

  
気作家・窪美澄の同名短編小説を映画化した本作。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・国木田陽(志田)の葛藤と成長が、同級生・陸(鈴鹿)との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。

鈴鹿央士、兄とのケンカ回顧

鈴鹿央士 (C)モデルプレス
本作にちなみ、自分史上1番古い記憶や幼少期の家族との思い出を聞かれると、鈴鹿は2つ上の兄との思い出を話し始め「実家のリビングに四角の机があるんですけど、小さいときによくお兄ちゃんとケンカをして僕は逃げる側で、転んじゃって机の角に顔をぶつけて、今でも眉毛がハゲているんですけど」と告白。

「あ、言わないほうがいいのかな…」と慌てつつ、「(言っても)大丈夫だと思うんですけど、そういう怪我があったり、お兄ちゃんも階段から転げ落ちちゃったりして、すごい怪我常習犯な子ども2人だったなと、今思いました(笑)」と語った。

顔を隠して笑う鈴鹿央士 (C)モデルプレス
またその後、夜に母と兄と病院に行ったという鈴鹿だが、帰りに車のドアで小指を挟み「またその病院に行ったことがありました」とお茶目に打ち明けていた。

志田彩良、母とのおもしろエピソード

志田彩良 (C)モデルプレス
一方、志田は幼少期に毎年家族でキャンプに行っていたといい「私がまだ3歳とか4歳で、キャンプの買い出しに母と2人で行った時に、カートの上が飲み物のダンボールでいっぱいで。母と一緒にお菓子売り場に行ったんですけど、そこで突然私がいなくなって、母は焦ってスーパー中を探して、サービスカウンターにも行って探したけどいなくて、神隠しにあったと思うくらい見つからなかったらしいんです」と回顧。

しかし、「突然カートの下から私が『ママ、にんじんあった?』って出てきたらしくて(笑)、その話を未だによくされます」と話し、「私は小さい頃に迷子常習犯だったという話をよく聞いて、未だに方向音痴で10回くらい行かないと覚えられないので、小さい頃から変わらないんだなってよく家族で話しています」と笑顔を見せた。

志田彩良 (C)モデルプレス
その際の記憶もはっきりと覚えているそうで「母がものすごいスピードで私を探していたので、私はカートから振り落とされないように必死でカートの下で捕まっていて、『お母さん、すごい必死ににんじんを探しているな』と思っていた記憶があります」と振り返った。

志田彩良「かそけきサンカヨウ」で目標叶う

井浦新、中井友望、志田彩良、鈴鹿央士、菊池亜希子、今泉力哉監督 (C)モデルプレス
また、自身が演じた陽はどんなキャラクターか尋ねられた志田は「脚本をいただく前に窪さんの小説を読ませていただいたんですけど、そのときに陽の強い部分や弱い部分を含めて、すべてが愛おしい女の子だなと感じて、もし私だったらその場から逃げたくなってしまうことでも、逃げずにちゃんと向き合って前に進んでいく姿は魅力的だなと思いました」と紹介。

今泉監督とは今作で3度目のタッグだそうで、初タッグとなった「パンとバスと2度目のハツコイ」の時には「いつか志田さんで主演を撮りたいと思っているので、そのときはよろしくお願いします」と言われていたとのこと。

志田彩良、鈴鹿央士 (C)モデルプレス
「そこから私の中でも、いつか今泉組で主演をするというのが1つの目標になっていました。まさかこんなにも早くそれを叶えていただけるとは思わなくて、私は本当に今泉さんの現場が大好きなのでとっても嬉しかったですし、事務所の25周年記念という大切な作品を大好きな今泉組で、しかも主演という大役をいただけてありがたい気持ちでいっぱいでした」と声を弾ませた。

志田彩良、鈴鹿央士 (C)モデルプレス
鈴鹿は陸について「陸くんは自分の家族のことだったり、陽とのことだったり、色んなところに進んでいく中で壁があって、その壁に当たった時に人に当たらないすごく優しい人だった」とし、「自分で解決しようとか誰かに背中を押されて自分で解決しにいくという姿がすごく優しいし、素敵な男の子だなと思いながら演じていました」と語った。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 鈴鹿央士、TBS「私が女優になる日_」最終バトルで相手役に決定

    モデルプレス

  2. 「ドラゴン桜」藤井役で話題・鈴鹿央士、デビューのきっかけは広瀬すず「バレンタインデーのチョコとサインをもらった」

    モデルプレス

  3. 鈴鹿央士&細田佳央太“バラエティー専科”で洗礼 キャラ崩壊?

    モデルプレス

  4. 鈴鹿央士「ドラゴン桜」は「自分にとってとても大切な財産」藤井のラストに反響集まる

    モデルプレス

  5. 「ドラゴン桜」高橋海人の涙に「奇跡起こって」の声 最終話目前で東大専科に波乱

    モデルプレス

  6. 「ドラゴン桜」藤井くん(鈴鹿央士)、悪役からの変化に反響「ツンデレが最高」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  2. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  3. 【モデルプレス流行語大賞2024】全22語を発表

    特集

  4. モデルプレスが選ぶ「今年の顔」15組を発表

    特集

  5. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  6. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  7. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  8. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  9. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  10. 12月カバーモデルは「今年の顔」選出のMrs. Green Apple

    特集

  11. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  12. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    永野芽郁&佐藤健、プリクラ2ショット公開「国宝級」「最強のクリスマスプレゼント」と反響殺到

    モデルプレス

  2. 02

    坂東龍汰&西野七瀬が密着「君の忘れ方」“幸せ絶頂”クリスマスショット解禁

    モデルプレス

  3. 03

    木村拓哉、主演映画「グランメゾン・パリ」初鑑賞後に鈴木京香をハグした理由 号泣していた共演者とは?「手を差し出したらぐしゃ泣きしてて」

    モデルプレス

  4. 04

    二宮和也「恐怖だった」“極秘”カミキ役の徹底した情報管理明かす 神木隆之介へ感謝も【推しの子】

    モデルプレス

  5. 05

    永野芽郁&佐藤健、ハロウィンパーティーにお揃いで登場「健さんが一緒にオレンジを着たいって言った」【はたらく細胞】

    モデルプレス