中川大志の成長に“母”感激「何かあったの?」<砕け散るところを見せてあげる>
2021.04.10 13:09
俳優の中川大志、女優の石井杏奈が10日、ダブル主演映画『砕け散るところを見せてあげる』の公開記念舞台挨拶に、共演者の矢田亜希子、堤真一、メガホンをとったSABU監督とともに出席した。
原作は竹宮ゆゆこ氏による小説。人よりも正義感が強い高校3年生・濱田清澄(中川)が、学年一の嫌われ者である高校1年生・蔵本玻璃(石井)がいじめを受けている現場をたまたま目撃し、正義感の強さから玻璃を助けたことがきっかけで、次第に心の距離が縮まっていく様を描く。
中川はファンが揃った会場を見渡し「久々に見る光景で胸がいっぱい」としみじみ。「撮影から今日ここに来るまで2年半かかりました。僕たちの仕事は見てもらって完成する。どんな作品もお客さんの顔を想像しながら演じています。こうして1つの作品を届けることが奇跡だと大げさじゃなく、そう感じている」と無事公開にこぎ着けた心境を打ち明けた。
正義感が強いキャラクターは中川の「ハマり役」との声もあがっている。中川は「清澄の言葉のチョイスとか掛け合いにセンスがある。その空気感がすごく好き。清澄も学校での居場所を見つけるまで色々あった男ですが、同調圧力に逆らってでも動ける男。こうみせたい、という意図をなるべくなしにしてピュアに向き合わないと成立しないと思っていた」と役作りを振り返った。
中川大志、延期乗り越えて公開「奇跡」
昨年5月に公開される予定だったが、新型コロナウィルスの影響で延期に。ようやく昨日、封切りの日を迎え、この日は感染予防策を講じた上で有観客の舞台挨拶を行った。中川はファンが揃った会場を見渡し「久々に見る光景で胸がいっぱい」としみじみ。「撮影から今日ここに来るまで2年半かかりました。僕たちの仕事は見てもらって完成する。どんな作品もお客さんの顔を想像しながら演じています。こうして1つの作品を届けることが奇跡だと大げさじゃなく、そう感じている」と無事公開にこぎ着けた心境を打ち明けた。
正義感が強いキャラクターは中川の「ハマり役」との声もあがっている。中川は「清澄の言葉のチョイスとか掛け合いにセンスがある。その空気感がすごく好き。清澄も学校での居場所を見つけるまで色々あった男ですが、同調圧力に逆らってでも動ける男。こうみせたい、という意図をなるべくなしにしてピュアに向き合わないと成立しないと思っていた」と役作りを振り返った。
中川大志の成長に感激
清澄の母親を演じた矢田は、撮影時から2年半を経た中川の成長っぷりに驚き。「久しぶりに会って当時の面影があるけど立派な男性になられて…。何かあったの?(笑)」といい、「母としてびっくり。こんなに成長するとは。しっかりされている方だけどより大人っぽくなって感慨深い。かっこよかったけど、もっとかっこよくなった」と目を細める。中川は照れながらも「2年半ですからね。嬉しいです」と感謝した。石井杏奈「今おしゃべりできて嬉しい」
石井は誰にも言えない秘密を抱えている女子高校生を演じるにあたり、「はじまる前に話し合ったけど撮影が始まってからは現場の空気によって自分が臨機応変に対応したいと思っていた。清澄さんとどう距離を詰められるのかは現場でやりながら作っていましたね」と回想。一癖ある父親を演じた堤とは現場でほとんど話さなかったようで「撮影で堤さん別人なので目の前にいると怖かった。なので今おしゃべりできて嬉しい」と石井が語ると、堤は「撮影のときは暗いイメージだったけど、どんどん美しくなって。かわいいわ」とにっこり。劇中とは真逆のやりとりに、中川は「こんな微笑ましい光景を現場で見たことなかったのでうれしい」とほっとしていた。(modelpress編集部)
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