ディーン・フジオカ&三代目JSB岩田剛典「シャーロック」2022年に映画化決定<バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版>
2021.03.17 10:55
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俳優のディーン・フジオカが主演を務め、EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典が出演するフジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』の劇場版『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』が2022年に公開されることが決定した。
ディーン・フジオカ&岩田剛典「シャーロック」とは
2019年10月期のフジテレビ月曜9時枠の連続ドラマとして放送され、初回視聴率12.8%を獲得。初回放送のFOD見逃し配信の視聴数は118万と、フジテレビ月9枠史上歴代1位を記録するなど、好評を博したミステリーエンタテインメント『シャーロック』。アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案として、現代の日本に舞台を置き換え、ディーン演じる犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田演じる元精神科医の若宮潤一が、東京の様々な街で起こる11の事件を解決しつつ、唯一無二のバディとしての絆と青春の記録を描いた痛快ストーリーである。
その作りこんだストーリーに、魅力的なキャラクター造形、テンポの良い演出とエンタテインメント性に富んだ同作はたちまち話題となった。物語終盤では、主人公・獅子雄と宿敵の犯罪者・守谷壬三との緊迫感ある対峙とその衝撃的なラストに注目が集まり、引き続いての放送となった特別編では、シリーズ最終話で死亡したと思われた獅子雄が3年ぶりに若宮のもとに帰って来て、物語の幕を閉じた。
シリーズ史上最高傑作長編「バスカヴィル家の犬」映画化決定
そして、その人気TVドラマ『シャーロック』の待望の映画化が決定。映画では、二人の再会後、再びバディとして事件の依頼を受け始めた最初の事件を描く。原案として、“シャーロキアン”と呼ばれるシャーロック・ホームズ研究家やホームズファンたちの中でも、『シャーロック・ホームズ』シリーズ史上最高傑作と呼び声の高い傑作長編『バスカヴィル家の犬』のストーリーをモチーフに起用。イングランド郊外の魔犬の伝説を基にした事件が描かれるホラー調の傑作ミステリーを、日本に舞台を翻案した映画『バスカヴィル家の犬』は日本では初の映像化になる。
若宮の元に、日本有数の資産家から、娘の誘拐未遂事件の犯人捜索の依頼があったが、その直後、資産家は莫大な遺産を遺して謎の変死を遂げる。資産家の死と、誘拐事件の真相を探りに、瀬戸内海のある島に降り立つ獅子雄と若宮。待ち受けていたのは、一癖も二癖もある華麗なる一族の面々と、怪しき関係者たち。周囲から遮断されたその島に言い伝わる伝説・人を襲う不気味な魔犬の仕業が囁かれ、連鎖するように次々に起こる事件。複雑に絡み合う人間関係と、交錯する現在と過去―。これは開けてはいけない“パンドラの箱”だったのか?
そして、若宮に絶体絶命の危機が迫る…その時、獅子雄の決断は―。やがて、二人が辿り着いた恐ろしき真相とは。東京から遥か彼方の曰く付きの島へ、TVドラマから映画へとまるで解き放たれた狂犬かの様に、獅子雄と若宮の二人が所狭しとスクリーン上を暴れまわる。今後、発表になる新しいキャストとの演技のアンサンブルにも注目だ。
監督は「シャーロック」ドラマも手掛けた西谷弘氏
監督には、『容疑者Xの献身』(2008年)、『真夏の方程式』(2013年)、『昼顔』(2017年)の西谷弘。『シャーロック』テレビドラマシリーズの演出も手掛けており、ドラマシリーズのスタイリッシュさに加え、映画ならではの見ごたえのある骨太な重厚感の作品が期待できる。日本映画の歴史に、新たな本格的な心理スリラー映画が誕生する。(modelpress編集部)ディーン・フジオカ(誉獅子雄 役)コメント
ドラマ『シャーロック』から約1年、物語が映画化されると聞き、大変嬉しく、光栄です。濃い熱量の物語がこれからも続いていくと思っていたので、ワクワクドキドキです。また原作『シャーロック・ホームズ』シリーズの中でも最大の難事件と言われる「バスカヴィル家の犬」がテーマということで、映画としても魅力あるものになるのは間違いないと確信しています。劇場で初めてこの作品を見る方々にも楽しんで頂ける、スリリング且つスケール感のある作品になっていると思います。謎解きはもちろん、人間の複雑な感情のやり取りや悲しい運命の物語があってとても深く心に刺さると思います。
ドラマから応援してくださっている方々には、獅子雄と若宮の二人の関係性の変化や獅子雄の新たな一面を見ていただけるかも!?公開まで楽しみに待っていてください。
<誉獅子雄(ほまれ・ししお)>
若い頃から不可解な事件や事象の謎を解いてきた天才である一方、一歩間違えば自身も犯罪者になりかねない犯罪衝動を抱えた危険な男。警察や個々のクライアントから舞い込む依頼の中から、興味のあるものだけを請け負う自由気ままなスタイルを貫いていて常に金欠。実家の誉家は名家だが没交渉となっている。名前は、Sherlock Holmesのイニシャルが由来。
岩田剛典(若宮潤一 役)コメント
テレビドラマから始まりいよいよ映画化されるということで、お話をいただいた時純粋に嬉しかったです。ドラマ『シャーロック』を求めてくださる方がいらっしゃったからこそ実現したと思うので、改めて感謝したいです。久しぶりに若宮のキャラクターを演じることが出来て、撮影は本当に楽しくてあっという間でした。映画での若宮は、泣いたり笑ったり照れたり走り回ったり叫んだりと色々あってテンコ盛り(笑)。ドラマでは見せられなかった若宮の側面が見られると思います。そして、まだ発表にはなりませんが僕自身も物凄くテンションが上がる豪華なキャストが集まり、謎解きを楽しんで頂ける豪華なエンタメ作品になっています!公開までまだ時間はありますが、楽しみにお待ちいただけたらと思います。
<若宮潤一(わかみや・じゅんいち)>
元々は都内の病院で精神科医として勤務していた青年。同僚の死亡事件で容疑者として獅子雄と運命的な出会いを果たし、容疑は晴れたものの国家試験のカンニングが明るみとなり失職し、獅子雄が部屋に転がり込んでくる形で仕事を手伝うことに。冷静で善良に見えるが、虚栄心も情熱も強い人間で傷つきやすい。名前は、John Watsonのイニシャルが由来
西谷弘(監督)コメント
原作者アーサー・コナン・ドイルが“バスカヴィル家の犬”を書く動機となったエピソード、ブラックドッグの伝説に心惹かれた。イギリスでは新しく墓を作る際に「最初に埋められた死人は天国に行けずに墓地の番人となる」という迷信がある。そこで、人間は最初の生贄として、魔物と嫌われていたブラックドッグを選んだのだ。裏を返せば、人間たちの身勝手さに黒犬たちは哀しき運命を背負わされたのだ。映画ならではのスケール感で、ヘビー&ホップな世界をお届けしたい。ディーンさん、岩田さんには、「昨日まで(TVドラマ)のことは忘れてくれ、新たなストーリーが始まる」とだけ、伝えました。
太田大(プロデューサー)コメント
このたび、連続ドラマとして放送した『シャーロック』を映画という形で再びお届けできることとなり光栄です。ドラマ版で制作してきた“語られざる事件”をもとにした独自の解釈版を飛び出し、映画というスケールを鑑みて、“シャーロック・ホームズ”シリーズの中でも金字塔と呼ばれる『バスカヴィル家の犬』を原案とした作品作りに挑みました。呪われた一族とこの世のものと思えない魔犬の存在が印象深い原作の世界観を継承しつつも、現代日本に置き換え、全てのシーンを疑わざるを得ないようなスリリングで背筋が凍る事件を配する一方で、数奇な運命を辿った美しきヒロインを軸に、人間関係が複雑に絡み合う、哀しくも見応えあるヒューマンドラマが展開されます。
また、ディーンさん演じる獅子雄と、岩田さん演じる若宮の軽妙なやりとりにも磨きがかかっています。特に今回は、若宮の成長記録という側面もあり、手厳しいながらも愛が思わず溢れてしまう獅子雄の姿も必見です。相思相愛だったバディが、新たなステージにて、さらにお互いにとって唯一無二の存在となる様が描かれますので、是非楽しみにしていただきたいと思います。
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