磯村勇斗、わずか1カ月で鍛え上げた肉体美披露 ファイトシーンでの引き締まった身体<ヤクザと家族 The Family>
2021.02.10 18:00
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俳優の磯村勇斗が出演し、俳優の綾野剛と舘ひろしが初共演した映画「ヤクザと家族 The Family」(1月29日公開)の場面写真が解禁。磯村の鍛え上げられた肉体美が披露された。
同作は、1999年、2005年、2019年と変わりゆく時代に、ヤクザという生き方を選んだ男と、彼を取り巻く人々を、抗争ではなく、家族の視点で描いた壮大なクロニクル(年代記)。
「組織=ファミリー」と「自らの家族」の間で揺れ動き、時代の波に流されながら激動の20年を生きた男・山本と彼を取り巻く人々を描いたヒューマンストーリーである。
廃倉庫でストリートファイトに興じる翼は、上半身裸で引き締まった体を見せ、背中には名前と同じ「翼」のタトゥーを羽ばたかせている。冷静に相手を見定めパンチやキックを繰り出しているものの、時には冷徹な表情で、心の奥底に秘める凶器をチラつかせる。周りの半グレや不良たちは翼と対戦相手を囲み、現代のリアルささながらスマホでその様子を生配信しており、異様な熱気に包まれる様が垣間見えるシーンである。
「登場シーンでしっかり身体を見せとけば、翼のキャラクターが観客にも見える」との監督からの言葉に、「撮影までのタイムリミットは1カ月。体重を増やして筋肉に変えて脂肪を落とすという作業だと2カ月くらいは必要だったので、増やすと同時に脂肪を減らしていくという、もうわけがわからないことをしていました(笑)。とにかく筋トレはひたすらやって、食事も脂質とかを摂らずに量を食べるんですけど、最終的に監督からOKを貰える体にはなったので、良かったです」と短期集中でどのように体を鍛え上げたかを語る。
さらに、このシーンで流れる楽曲は、人気沸騰中のヒップホップクルー・BAD HOPの「Kawasaki Drift」。重低音響く楽曲が、ファイトシーンを一層盛り上げている。
「台本を読んで『この役はどうしても自分がやりたい』と運命を感じた」と磯村はインタビュー毎に必ず語っており、翼役が決まった時は天にも舞い上がるほどの嬉しさだったとのこと。「ロケ地が自分の出身地・沼津ということもあったし、翼という役は柴咲組やケン兄(綾野)が残してきたものを未来につなげていくという大事な役柄だったので、大きな壁が立ちはだかった感覚を覚えたが、出演が決まった時は本当に嬉しかったです」と嬉しそうに語った。
そんな磯村に対して藤井監督は、「磯村くんが演じた木村翼という役を誰に託すかということは、この作品ですごく大事な要素でした。面談させていただいたとき、磯村くんが持つニュアンスのなかに、ちゃんと翼が居たんですよね。あと、ロケ地である沼津市の出身で、すごく縁があるなと」さらに、「彼は頭が良くて気が遣えるので、どんな監督が撮っても、変わらないベースがあるのかもしれません。しかし、今回はその部分を壊してみたいと思ったんです。わからないことを恐れないこととか、相手への気遣いとか、そういうことは一切気にしなくていいよと。のみ込みも早く、今後も一緒にやっていきたい素晴らしい役者だと思いました」と日本映画界を担う若き俳優へ賛辞を惜しまない。
監督が磯村に託した翼に対して本作を鑑賞した人々からは、「素晴らしかった」「鈍く光るナイフを心に隠してるような危うさが良かった」「最後の翼の表情とあの言葉に涙」「翼を生きてた」とSNS上で絶賛の嵐。
「藤井監督と綾野さんがタッグを組んだ『ヤクザと家族 The Family』に出会えてよかったです。タイトルにヤクザとつきますが、家族にテーマを置いた人間に寄り添った映画なので、男性だけではなく女性でも楽しめると思います。家族とは、愛とは、人々の絆とは、ということを再確認できるし見所となっています」と語る磯村の演技が光る同作に注目だ。また同作の公開記念オンライントークイベントは2月11日に配信サイトにて生配信される予定。(modelpress編集部)
2005年、短気な面もあるが一本気さのある山本は、ヤクザの世界で男をあげていく。激化する因縁の相手・侠葉会との争い、自分と同じような境遇で育った女性との出会い、大切な家族である仲間を失ってしまうなど、人生を大きく揺り動かす激動の瞬間に愚直なまでに向き合って生きる山本、そして彼は自分の“家族・ファミリー”を守るために、ある決断をすることに。
2019年、14年もの年月を犠牲にした山本が出所後目の当たりにしたのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなく、存続していくのもギリギリな状態に一変していた柴咲組の姿。時代の流れによる大きな変化に戸惑いながらも、愛する家族との生活を望み、新たな人生を歩もうとする山本に、状況を根底から揺るがす事件が起こる。
「組織=ファミリー」と「自らの家族」の間で揺れ動き、時代の波に流されながら激動の20年を生きた男・山本と彼を取り巻く人々を描いたヒューマンストーリーである。
磯村勇斗が半グレ集団のリーダーに
今回3部構成の最終章となる2019年を舞台に、山本(綾野)を慕い、羨望の眼差しで見つめ続け、成年へと成長を遂げた磯村演じる半グレ集団のリーダー格・木村翼が初めて登場するファイトシーンの場面写真を解禁。廃倉庫でストリートファイトに興じる翼は、上半身裸で引き締まった体を見せ、背中には名前と同じ「翼」のタトゥーを羽ばたかせている。冷静に相手を見定めパンチやキックを繰り出しているものの、時には冷徹な表情で、心の奥底に秘める凶器をチラつかせる。周りの半グレや不良たちは翼と対戦相手を囲み、現代のリアルささながらスマホでその様子を生配信しており、異様な熱気に包まれる様が垣間見えるシーンである。
磯村勇斗、短期間でパンプアップ成功
磯村は約1カ月をかけ、人生で初めて本格的に体づくりをして撮影に挑んだそう。「正直、『時間はないな』と思ったんですけど、送って頂いたイメージに近づける最大限の努力はしようという気持ちでやっていました」と短期間で目指す肉体へ鍛え上げなければならなかったプレッシャーを吐露。「登場シーンでしっかり身体を見せとけば、翼のキャラクターが観客にも見える」との監督からの言葉に、「撮影までのタイムリミットは1カ月。体重を増やして筋肉に変えて脂肪を落とすという作業だと2カ月くらいは必要だったので、増やすと同時に脂肪を減らしていくという、もうわけがわからないことをしていました(笑)。とにかく筋トレはひたすらやって、食事も脂質とかを摂らずに量を食べるんですけど、最終的に監督からOKを貰える体にはなったので、良かったです」と短期集中でどのように体を鍛え上げたかを語る。
さらに、このシーンで流れる楽曲は、人気沸騰中のヒップホップクルー・BAD HOPの「Kawasaki Drift」。重低音響く楽曲が、ファイトシーンを一層盛り上げている。
磯村勇斗「この役はどうしても自分がやりたい」
ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)では極悪非道なヤンキーを、「きのう何食べた?」(テレビ東京)では年上の恋人を翻弄するワガママな同性愛者の少年“ジルベール”を、「恋する母たち」(TBS系)では既婚者の上司に積極的なアプローチで迫る年下男子を演じるなど、幅広いキャラクターを魅力的に演る“カメレオン俳優”として注目を集め、2021年「青天を衝け」(NHK)や「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京)な待機作を数多く控える磯村。「台本を読んで『この役はどうしても自分がやりたい』と運命を感じた」と磯村はインタビュー毎に必ず語っており、翼役が決まった時は天にも舞い上がるほどの嬉しさだったとのこと。「ロケ地が自分の出身地・沼津ということもあったし、翼という役は柴咲組やケン兄(綾野)が残してきたものを未来につなげていくという大事な役柄だったので、大きな壁が立ちはだかった感覚を覚えたが、出演が決まった時は本当に嬉しかったです」と嬉しそうに語った。
そんな磯村に対して藤井監督は、「磯村くんが演じた木村翼という役を誰に託すかということは、この作品ですごく大事な要素でした。面談させていただいたとき、磯村くんが持つニュアンスのなかに、ちゃんと翼が居たんですよね。あと、ロケ地である沼津市の出身で、すごく縁があるなと」さらに、「彼は頭が良くて気が遣えるので、どんな監督が撮っても、変わらないベースがあるのかもしれません。しかし、今回はその部分を壊してみたいと思ったんです。わからないことを恐れないこととか、相手への気遣いとか、そういうことは一切気にしなくていいよと。のみ込みも早く、今後も一緒にやっていきたい素晴らしい役者だと思いました」と日本映画界を担う若き俳優へ賛辞を惜しまない。
監督が磯村に託した翼に対して本作を鑑賞した人々からは、「素晴らしかった」「鈍く光るナイフを心に隠してるような危うさが良かった」「最後の翼の表情とあの言葉に涙」「翼を生きてた」とSNS上で絶賛の嵐。
「藤井監督と綾野さんがタッグを組んだ『ヤクザと家族 The Family』に出会えてよかったです。タイトルにヤクザとつきますが、家族にテーマを置いた人間に寄り添った映画なので、男性だけではなく女性でも楽しめると思います。家族とは、愛とは、人々の絆とは、ということを再確認できるし見所となっています」と語る磯村の演技が光る同作に注目だ。また同作の公開記念オンライントークイベントは2月11日に配信サイトにて生配信される予定。(modelpress編集部)
「ヤクザと家族 The Family」ストーリー
ただ、愛した。矛盾と不条理のこの世界で、全てを懸けて―。1999年、父親を覚せい剤で失い、その日暮しの生活を送っている時に、柴咲組組長の危機を救った男・山本賢治(綾野)。自暴自棄になっていた自分に手を差し伸べてくれた柴崎博(舘)に心の救いを得て、2人は父子の契りを結ぶ。2005年、短気な面もあるが一本気さのある山本は、ヤクザの世界で男をあげていく。激化する因縁の相手・侠葉会との争い、自分と同じような境遇で育った女性との出会い、大切な家族である仲間を失ってしまうなど、人生を大きく揺り動かす激動の瞬間に愚直なまでに向き合って生きる山本、そして彼は自分の“家族・ファミリー”を守るために、ある決断をすることに。
2019年、14年もの年月を犠牲にした山本が出所後目の当たりにしたのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなく、存続していくのもギリギリな状態に一変していた柴咲組の姿。時代の流れによる大きな変化に戸惑いながらも、愛する家族との生活を望み、新たな人生を歩もうとする山本に、状況を根底から揺るがす事件が起こる。
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