吉沢亮(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

吉沢亮主演映画「AWAKE」公開日決定 “絶妙な表情”ポスタービジュアル解禁

2020.09.30 11:11

俳優の吉沢亮が主演を務める映画『AWAKE』の公開日が、12月25日に決定。あわせて、ポスタービジュアルが解禁された。

  

吉沢亮主演映画「AWAKE」

河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中からグランプリに選ばれた同作。

2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語となっている。

吉沢のほか、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことが出演する。

吉沢亮、絶妙な表情で魅了

今回解禁されたのは、大学のAI研究会で将棋ソフトの開発に勤しむ英一(吉沢)が切り取られたポスタービジュアル。吉沢の猫背で地味な見た目でありつつも、微かに笑みを浮かべたような絶妙な表情で魅せる。

また“それは、どん底から目覚めた僕が見つけた、最高の悦び”というコピーが、一度は夢をあきらめ、絶望の淵に立った男が再起する成長物語を予感させる。(modelpress編集部)

伊藤かりん(タレント/将棋親善大使)コメント

私はアイドル時代何を頑張ったらいいのか道に迷っていた時「将棋」に出会い、私のアイドル人生は充実したものになりました。この映画では暗闇に迷い込んだとしても、一筋の光を信じて頑張ることの大切さが改めて学べました。

犬童一心(映画監督)コメント

行ったことのないステージに立ちたくて、全てをそれにつぎ込んでいく。
そのことの価値を分かち合える人がいることの幸福。男と男が見つめ合うだけでグッとくるシーンが溢れている。しかもそれが吉沢亮だからずるい。ずるいけど、とっても嬉しいです。

歌広場淳コメント

何をやっても鈍臭い僕は「勝ち負けのない世界」に行きたいとよく考えていました。ただ、勝ち負けのない世界に行くためには勝ち続けなくちゃいけないことが辛かった。でも、こんな方法があったんですね。AWAKEと出会えて良かった。

小杉康夫(TBS「プロ野球戦力外通告」「バース・デイ」総合演出)コメント

プライドをへし折られ、絶望の淵に立たされた男たちを見てきた私は、彼らから勇気をもらった。そして、この映画の主人公は、彼らと同じように、私に勇気をくれた。

実家が全焼したサノ(インフルエンサー)コメント

目が覚めたら吉沢亮さんになっていますように、と願ったことがあります。だけど映画を見て、強い誰かになるのではなく、自分の強さを見つけることが大切だと学びました。でも、吉沢亮さんにはなりたいです。

志茂田景樹コメント

人間の血汐が勝つか。AIの冷徹が勝つか。

だが、これは前哨戦に過ぎない。AIが我々の全てを超えたとき、何が起きるのか。それを問われているのだ。

保木邦仁(コンピューター将棋Bonanza開発者)コメント

理系人間の挫折と成功を描く本作。ラストシーンは万感胸に迫るような展開。まさか、将棋人工知能がここまで魅せるなんて!情報技術をもう少し身近に感じてもらいたい。本作は様々な人々に覚醒を促す。
 

松本博文(将棋ライター)コメント

棋士とコンピュータが真剣勝負を演じた時代、私たち将棋愛好者がリアルタイムで目の当たりにした「AWAKEの悲劇」。その歴史的背景をふまえながら熱い人間ドラマが描かれた傑作です。

茂木健一郎(脳科学者)コメント

将棋と人工知能のどちらの「オタク心」も満足させる、絶妙な脚本にうなった。徹底的にリサーチして見応えのある映画に結実させた山田篤宏監督の深い芸術愛にリスペクト。脳が目覚める傑作です。

森直人(映画評論家)コメント

この物語の核にあるのは「肯定性」だ。ふたりの天才。宿命のライバル。勝ち負けの向こう側。幾度も語られてきた神話的な青春譚の盤上で、定跡にとらわれない新しい手を指そうとしている。

山下敦弘(映画監督)コメント

良い脚本に良い演出、良い撮影に良い役者。『AWAKE』を観ていて面白い映画を作るには、ただただ真摯に丁寧に作っていけばいいんだ、という当たり前のことに気付かされました。ほとんど会話を交わさない二人の男の物語で、こんなにもドラマチックな映画になるなんて…。目が覚めました!明日から頑張ります。

山本さほ(漫画家)コメント

夢を叶えた一人の後ろに、夢に破れたたくさんの人がいる。心の中にある何かを奮い立たせる映画でした。夢に破れ、負け癖がついてしまっていた十代の頃の私に、この映画をみせてあげたい。
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