浜辺美波の“理想の夏デート”に北村匠海ツッコミ「年々妄想の力が強まっている気が」
2020.08.14 15:11
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映画『思い、思われ、ふり、ふられ』初日舞台挨拶が14日、都内で開催され、主演を務める女優の浜辺美波、俳優でダンスロックバンド・DISH//の北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、メガホンをとった三木孝浩監督が登壇した。
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
本作は、世代を超えて読み継がれるバイブルであり、それぞれ映像化されて大きなムーブメントを巻き起こした伝説的人気少女コミック「ストロボ・エッジ」「アオハライド」の両作品の流れを受け継いだ“咲坂伊緒 青春三部作”の最終章で、4人の高校生男女の切なくすれ違う恋模様を瑞々しく描いた傑作青春ラブストーリー。そして、最大の魅力は、4人全員が違った個性を持つ主人公であり、秘密や葛藤を抱えた彼らが恋愛や友情を通して、自分自身・他者と向き合いながら成長していく、上質なヒューマンドラマとなっている。浜辺美波の“理想の夏デート”に北村匠海ツッコミ
劇中で夏祭りのシーンが描かれていることにちなみ、自身の“夏の理想のデート”を質問されると、浜辺は「この映画に出てくるような夏祭りも1番憧れなんですけど、特に花火大会とかで、地元のお祭りだと知り合いがいるじゃないですか。会うと恥ずかしいので、浴衣を着てお面を買って被って、バレないように手を繋いて歩くみたいな。少女漫画チックですか?」と想像し、北村から「年々、妄想の力が強まっている気がしますね」と突っ込まれると、浜辺は「憧れということで盛り上がってしまいました」とニッコリ。どんなお面を買いたいか追求されると「なんとかジャーとか、子ども向けのものが多い中で、私はきつねを選んで、あっちはたぬきとか。そういうのちょうどいいんじゃないですか。きつねとたぬき。もののけチックな不思議な雰囲気を出しつつね」と妄想を爆発させると、北村は「めっちゃ楽しそう」と笑った。
同じ質問に、北村は「夏の思い出って振り返ると、カブトムシを採りに行った思い出しかなくて、おじいちゃんに朝4時に起こされて、おじいちゃんが木を蹴るんですよ。そうしたらバババババッってカブトムシとかクワガタが落ちてくる木が九州のほうにありまして、それを一緒に楽しみたいです」と答え、もし相手が虫嫌いだったら「清算するかのように夏祭りに連れて行ってお面を被りたいと思います」と語った。
現場の雰囲気は「いい意味で一体感があった」
また撮影現場の雰囲気を聞かれると、浜辺は「いい意味で一体感があったと思います。みんな空気感が似ていて、例えば『今日はやることがあるけど早く帰ろう』ってなると、ちゃんとみんなそこに向かって頑張るんですよ(笑)。例えばご飯に行くとか、何かをするってなったときも、みんなスイッチが入ってそこに向かって全力を尽くすんですよね」と回顧すると、北村も「みんな同じマイペースな血液型(B型)だったので、そのマイペースさがカチッとハマると、温かいんですけど勢いが増す感覚はありましたね」と賛同した。浜辺美波「この作品はこんな時期だからこそ」
最後に、メッセージを求められると、浜辺は「いろんなことがあって、無事に公開できることが何よりホッとしていて幸せなことだなと感じています。この作品はこんな時期だからこそ、学生さん、そしていろんな方に届けたい作品になっているかなと思います。いろんなことをみんなで一緒にするというのが難しい時期ではあると思うのですが、この映画を見て、4人の想いだったり青春に共感して、それを共有して、見ていただいた方の絆が深まる作品になったらいいなと思います」とコメント。北村は「リアルな青春というものが今、この時期で味わいづらい、特に高校3年生、中学3年生、小学6年生の皆さんだったり、もっと大事にできた時間があったのにって後悔しないような夏を、ぜひともこの映画で感じてほしいですし、思ったり、思われたり、それって届かなくて苦しかったり、届いて嬉しかったりというのはもちろんなんですけど、振り返って尊い時間ってあって、僕もこの映画で“もっと青春をやっておけばよかった”って感じましたし、そんな時間を学生の皆さんには大切にしてほしいのと、大人な僕たちはそんな懐かしい日々を思い出せる映画でもありますので、今後ともこの映画を盛り上げて、みんなのこの夏の心にとどまる映画になるといいなと思います」としみじみと語った。(modelpress編集部)
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