清原果耶、映画初主演「宇宙でいちばんあかるい屋根」を実写化
2020.01.30 06:00
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女優の清原果耶が映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』(2020年秋公開)で、映画初主演を務めることがわかった。
今作は、小説すばるで新人賞を受賞するなど、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともその人気同名小説を、『新聞記者』で注目を集めた実力派監督・藤井道人によって映画化。平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳のつばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗った!?あやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、最後に明かされる星ばあの正体…。ひと夏の大切な何かを探す、2人のキュートで、愛おしい、感動のファンタジードラマとなっている。
「今の清原果耶を切り取ることは誰もができることではない、とてもラッキーな機会を戴けた」と語る藤井監督が、彼女の魅力を最大限に引き出し、かつてない作品世界を完成させた。また、謎の老婆・星ばあ、つばめが恋する大学生、つばめの両親、実の母親と、清原を取り巻くキャスト陣にも豪華な面々が集結する。
本日1月30日が誕生日の清原。「現場の雰囲気に突き動かされ続けた色濃い撮影でした」と撮影を振り返り、「撮影中に私自身がつばめちゃんから貰った希望や勇気が、映画を観て下さる皆様にも伝わると良いなと思います」と今作への想いを語った。
屋上でひとり、風を感じながら星を眺める時間は、少しの間彼女を自由にさせた。ある夜、いつものように屋上に上がったつばめは、見慣れないキックボードを見つける。なんとなく漕いでみると、突然誰かの声が聞こえてきた。「人のものに勝手に触って―」驚いたつばめの前にカラフルな布をまとった派手な装いの老婆が現れる。不気味に感じその場を立ち去ろうとするつばめだったが、空を見上げると、老婆がキックボードに乗って空を飛んでいる姿を見て思わず立ち止まってしまった。「年をとったらなんでもできるようになんだよ―」不思議な雰囲気を漂わせる星ばあに、つばめはふと恋の悩みを打ち明けてしまう。口の悪い星ばあに閉口しつつも、つばめは次第に心を開き始め、恋の話や、家族の話をするようになる。
打ち解けていく2人だったが、ある日、亨が交通事故に遭ったとのしらせを耳にし…。恋に家族に、様々な悩みを抱えた14歳のつばめと謎めいた星ばあの、ひと夏の青春が今、走り出す―。
(modelpress編集部)
清原果耶、女子中学生・大石つばめ役
清原は主人公の女子中学生・大石つばめ役。実父と、血の繋がりのない母との間に子供が産まれることで感じる疎外感、実母への想い…。そんな思いを胸の内に抱えながら、幼馴染に抱く恋心や、星ばあとの出会いから成長していくひと夏の少女の姿を、等身大かつ圧巻の演技力で表現する。「今の清原果耶を切り取ることは誰もができることではない、とてもラッキーな機会を戴けた」と語る藤井監督が、彼女の魅力を最大限に引き出し、かつてない作品世界を完成させた。また、謎の老婆・星ばあ、つばめが恋する大学生、つばめの両親、実の母親と、清原を取り巻くキャスト陣にも豪華な面々が集結する。
本日1月30日が誕生日の清原。「現場の雰囲気に突き動かされ続けた色濃い撮影でした」と撮影を振り返り、「撮影中に私自身がつばめちゃんから貰った希望や勇気が、映画を観て下さる皆様にも伝わると良いなと思います」と今作への想いを語った。
あらすじ
隣に住む大学生の亨に密かに恋心を抱くごく普通の14歳、つばめ(清原果耶)。父と母と三人で幸せな生活を送っているように見える彼女だったが、父と、血の繋がっていない母親との間に子どもができると知り、彼女はどこか疎外感を感じていた。誰にも話せない恋心や家族への思いを抱え、もどかしい日々を過ごす毎日。そんな彼女にとって、通っている書道教室の屋上は唯一の憩いの場だった。屋上でひとり、風を感じながら星を眺める時間は、少しの間彼女を自由にさせた。ある夜、いつものように屋上に上がったつばめは、見慣れないキックボードを見つける。なんとなく漕いでみると、突然誰かの声が聞こえてきた。「人のものに勝手に触って―」驚いたつばめの前にカラフルな布をまとった派手な装いの老婆が現れる。不気味に感じその場を立ち去ろうとするつばめだったが、空を見上げると、老婆がキックボードに乗って空を飛んでいる姿を見て思わず立ち止まってしまった。「年をとったらなんでもできるようになんだよ―」不思議な雰囲気を漂わせる星ばあに、つばめはふと恋の悩みを打ち明けてしまう。口の悪い星ばあに閉口しつつも、つばめは次第に心を開き始め、恋の話や、家族の話をするようになる。
打ち解けていく2人だったが、ある日、亨が交通事故に遭ったとのしらせを耳にし…。恋に家族に、様々な悩みを抱えた14歳のつばめと謎めいた星ばあの、ひと夏の青春が今、走り出す―。
清原果耶コメント全文
現場の雰囲気に突き動かされ続けた色濃い撮影でした。まだ完成したものを観ていないので、どうなっているのだろうとふつふつ考える日々ですが撮影中に私自身がつばめちゃんから貰った希望や勇気が、映画を観て下さる皆様にも伝わると良いなと思います。是非お楽しみにしていて下さい。藤井道人監督コメント
『デイアンドナイト』で素晴らしい演技を見せてくれた清原果耶さんと再び映画を撮れたこと、そして、清原さんの初主演映画を監督出来たことをとても光栄に思っています。本作は、大人になったすべての人たちへ捧げる物語です。心温まる、素敵な映画が出来ました。是非、お楽しみに!原作:野中ともそコメント
最初に映画化のお話をいただいた時から長い長い時を経て、敬愛する藤井監督のもと、遂に撮影が始動したと聞いた時は胸が高鳴りました。同時にこの突拍子もない物語が本当に映像となりえるのか、わずかな不安がよぎったのも覚えています。けれどごく短いラッシュを見せていただいた瞬間に不安は綺麗に拭われました。まっすぐまなざしに揺れる感情が透けるような清原さんの佇まいに、ああ、つばめがいる!と。そして星ばあも亨くんも両親も皆、画面からはみ出るくらいに彼らの人生を生きている…! 驚きと感謝をもって、今は一観客として公開を心待ちにしているところです。四月に装いをあらたに再文庫化される原作もお手にとっていただければ幸せです。前田浩子プロデューサーコメント
タイトルに惹かれて手にした原作のページをめくった途端少女時代にタイムスリップしました。星空の下に連なる屋根、失くしたものを求める想いのイメージが躍り出し、時間をかけて藤井監督と企画を温めて参りました。そして、清原果耶さんがその圧倒的な存在感で主人公つばめを生きてくれて、本作は誕生しました。どこか懐かしい、それでいてこれまでに見たことのない景色をお届けします。ご期待ください!(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】