高橋一生&蒼井優、共演者から結婚を勧められていた<ロマンスドール>
2020.01.24 20:12
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俳優の高橋一生と女優の蒼井優が24日、都内で行われた映画『ロマンスドール』初日舞台挨拶に、共演の渡辺えり、きたろう、メガホンをとったタナダユキ監督とともに登壇した。
同作は、1人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた同タイトルの小説を、原作者であるタナダユキ自身が脚本・監督を手掛けて映画化した大人のラブストーリー。高橋は、美大卒業後にフリーター生活をしていたところ、ひょんなことからラブドール制作工場で働き始め、次第にその魅力にのめり込んでいく主人公・北村哲雄を演じ、蒼井は哲雄の妻・園子を演じる。
最初に脚本を読んだ感想を求められた高橋は「まずドールの作り方から何から学んでいかないといけないと思っていたので、それは今までに経験したことがないことになるだろうと思いました。あとは蒼井さんとご一緒できることがとても楽しみになった本でした」と語り、そんな蒼井と共演した中で印象したシーンを聞かれると「結婚式が終わった日に『よろしくお願いします』っていうシーンがあったんですけど、役者冥利に尽きると言いますか、疑似体験できてとっても幸せな気分に、1月の薄ら寒い中、僕は思いました」とニッコリ。これに蒼井は「ああいうシーンってありがたいですよね。本当に温かい気持ちになるので、私も楽しかったです」と笑顔を見せた。
また、蒼井と共演しての感想について高橋は「蒼井さんは自然と返してくださって、渡したボールが返ってくるというキャッチボールじゃなくて、何個かの玉をずっと投げ合っているみたいな感じができるのは幸せな体験でした」としみじみと回顧。蒼井は「一生さんが完璧な計算をしてくださっているので、私は一生さんから発せられるものを受け取って、お返ししてという感じだけだったので、何も難しいことはなかったです」と語った。
続けて高橋は「やたら裏で2人で蒼井さんを勧めてくるんですよ。『いいんじゃいの?』って」と打ち明けると、蒼井も「私も打ち上げのときに、きたろうさんに言われましたもん。『一生くん1人だよ』って」と告白し、高橋は「『今、ここで言ったほうがいいんじゃない』って。うるさいなあと思って。ほっといてくれよって思って…」と口を尖らせて笑いを誘った。
蒼井は「10年間騙された話があって」と切り出し、「ここにいるタナダさんが、私が20歳くらいの時にすごく落ちこんでいたときがあって、舞台で全然上手にできなくて落ち込んでいたら、タナダさんが見に来てくださったときに、落ち込んでいるって聞いていたらしくて、私、すごく地井武男さんが好きなんですね。で、ちい散歩の本があるんですけど、それに地井さんのサインをもらってきたって言って、すっごい嬉しくて、ずっと大事にしていたんです」とエピソードを紹介し、「そうしたら10年経ってタナダさんに『あのとき本当に嬉しかったんだ。本大事にしているんです』って言ったら、『え、信じてるの?』って言われて、タナダさんが書いたサインで(笑)、確かにひらがなの“ち”のここにハートがあって、“お”の点もハートになっていて、私は“地井さんって本当にキュートな方なんだなってすごい信じていていたので、その頃の私に『それは偽物だぞ』って教えてあげたいです(笑)」回答。これにタナダ監督は「人って弱っているとなんでも信じちゃうんだね。めちゃくちゃ反省しました。きれいな心の人を騙してしまったんだって」と頭を抱えた。
さらに、共演してミステリアスだなと思った人を指差す企画も行われ、高橋を指差した蒼井は「赤ちゃんみたいなときと、仙人みたいなときのギャップがすごいので、本当の一生さんというか、素の一生さんはどれなんだろうって、まったく掴めない方です」と理由を説明し、どんなところで赤ちゃん見たいと感じるのか追求されると「ご飯とかをムシャムシャと永遠にというか、大人ってゆっくり食べるじゃないですか(笑)。さっきも裏で宣伝さんが用意してくださったポップコーンを、この舞台挨拶の説明を聞きながらずっと、すごい勢いで食べていて、私の友だちの赤ちゃんもこんな感じだなって見ていました(笑)」と吐露。これに高橋は「ポップコーンは流れの説明を聞きながら食べてごめんなさいって感じですね。キャラメル味が大好きで、目の前にポップコーンがあると食べちゃうんですよね…。本当にごめんなさい」と下を向いた。(modelpress編集部)
最初に脚本を読んだ感想を求められた高橋は「まずドールの作り方から何から学んでいかないといけないと思っていたので、それは今までに経験したことがないことになるだろうと思いました。あとは蒼井さんとご一緒できることがとても楽しみになった本でした」と語り、そんな蒼井と共演した中で印象したシーンを聞かれると「結婚式が終わった日に『よろしくお願いします』っていうシーンがあったんですけど、役者冥利に尽きると言いますか、疑似体験できてとっても幸せな気分に、1月の薄ら寒い中、僕は思いました」とニッコリ。これに蒼井は「ああいうシーンってありがたいですよね。本当に温かい気持ちになるので、私も楽しかったです」と笑顔を見せた。
また、蒼井と共演しての感想について高橋は「蒼井さんは自然と返してくださって、渡したボールが返ってくるというキャッチボールじゃなくて、何個かの玉をずっと投げ合っているみたいな感じができるのは幸せな体験でした」としみじみと回顧。蒼井は「一生さんが完璧な計算をしてくださっているので、私は一生さんから発せられるものを受け取って、お返ししてという感じだけだったので、何も難しいことはなかったです」と語った。
高橋一生&蒼井優、結婚を勧められていた
さらに、現場の様子について話し始めた渡辺は「高橋さんが『結婚したくてしょうがない』って現場で言っていて、『蒼井優ちゃん独身だからいいんじゃない?アタックすれば』って私が言ったら、『意識するからやだなあ』って言っていたら、(蒼井が山里亮太と)結婚しちゃったから残念でしたねって話ですよね」とコメントして会場を沸かせると、きたろうは「その話はするなって言ったろ!」とツッコミ。この夫婦漫才のようなやりとりに巻き込まれた高橋は「僕だけ槍玉に挙げられてすごい大損じゃないですか。そんなに『結婚したい』って言ってないですよ」と苦笑したが、渡辺は「言ったよ!言った、言った!」と主張。続けて高橋は「やたら裏で2人で蒼井さんを勧めてくるんですよ。『いいんじゃいの?』って」と打ち明けると、蒼井も「私も打ち上げのときに、きたろうさんに言われましたもん。『一生くん1人だよ』って」と告白し、高橋は「『今、ここで言ったほうがいいんじゃない』って。うるさいなあと思って。ほっといてくれよって思って…」と口を尖らせて笑いを誘った。
10年前の自分に今だから言えることとは
夫婦の10年間を描いた同作にちなみ、10年前の自分に今だから言えることはあるか質問されると、高橋は「まだ自転車に乗ってるって言います」といい、「10年前の僕は自転車に乗らないだろうと思っていました。バイクに乗ったり、車に乗ったり、大人な男性になっていると思ったんですけど、全然、自転車大好きですね。この間も青山通りをずっと走ってましたね」とコメント。蒼井は「10年間騙された話があって」と切り出し、「ここにいるタナダさんが、私が20歳くらいの時にすごく落ちこんでいたときがあって、舞台で全然上手にできなくて落ち込んでいたら、タナダさんが見に来てくださったときに、落ち込んでいるって聞いていたらしくて、私、すごく地井武男さんが好きなんですね。で、ちい散歩の本があるんですけど、それに地井さんのサインをもらってきたって言って、すっごい嬉しくて、ずっと大事にしていたんです」とエピソードを紹介し、「そうしたら10年経ってタナダさんに『あのとき本当に嬉しかったんだ。本大事にしているんです』って言ったら、『え、信じてるの?』って言われて、タナダさんが書いたサインで(笑)、確かにひらがなの“ち”のここにハートがあって、“お”の点もハートになっていて、私は“地井さんって本当にキュートな方なんだなってすごい信じていていたので、その頃の私に『それは偽物だぞ』って教えてあげたいです(笑)」回答。これにタナダ監督は「人って弱っているとなんでも信じちゃうんだね。めちゃくちゃ反省しました。きれいな心の人を騙してしまったんだって」と頭を抱えた。
さらに、共演してミステリアスだなと思った人を指差す企画も行われ、高橋を指差した蒼井は「赤ちゃんみたいなときと、仙人みたいなときのギャップがすごいので、本当の一生さんというか、素の一生さんはどれなんだろうって、まったく掴めない方です」と理由を説明し、どんなところで赤ちゃん見たいと感じるのか追求されると「ご飯とかをムシャムシャと永遠にというか、大人ってゆっくり食べるじゃないですか(笑)。さっきも裏で宣伝さんが用意してくださったポップコーンを、この舞台挨拶の説明を聞きながらずっと、すごい勢いで食べていて、私の友だちの赤ちゃんもこんな感じだなって見ていました(笑)」と吐露。これに高橋は「ポップコーンは流れの説明を聞きながら食べてごめんなさいって感じですね。キャラメル味が大好きで、目の前にポップコーンがあると食べちゃうんですよね…。本当にごめんなさい」と下を向いた。(modelpress編集部)
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